江渡防相、5年以内の起点を否定!〜運用停止の作業など始まってもいないということ。まやかし「普天間飛行場の五年以内の運用停止」〜
江渡防相は、9日の記者会見で、仲井真知事が求める米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止問題について、「5年以内」の開始時期は「決まっていない」と発言した。つまり、運用停止に向けた作業どころか何も始まっていないということだ。またもや、「普天間飛行場の五年以内の運用停止」のまやかしが明らかになった。
以下は防衛省HM大臣会見概要からの引用だ。
Q:・・・、5年以内の運用停止という「5年」というのは、どこを起点というふうに大臣はお考えですか A:工事の着手が順調にですけれども、できればと思っておりますけれども、現時点では決まっておりません。 Q:5年以内というのは、いつからいつまでの状態のことを5年以内というふうに指しているのかというのは、具体的に政府内では、何かイメージというか、将来的なスケジュールというようなものは共有はされていないと。 A:ある程度の基本的な部分の共有はありますけれども、現時点でお答えできるところでありますと、決まっておりません。 Q:今の話で関連してなのですが、2月に行われた「普天間飛行場負担軽減推進会議」から始まっているのですけれども、その後沖縄県側は「今年2月が5年以内の起点だ」というような理解をしているのですけれども、政府側としてまだ正式に回答していないということは、政府側としては2月の起点というのは、今のところ言えないということなのでしょうか。それとも、まだ両者で合意できていないという理解でよろしいのでしょうか。 A:沖縄県側がそのような考え方をお持ちであるということは分かりますけれども、今の段階ではまだ決まっておりません。 Q:確認ですけれども、5年以内の起点は決まっていないということでよろしいですか。 A:はい。 |
ここでもまた、仲井真知事は、県民を騙していたことが明らかになった。