「沖縄21世紀ビジョンの早期実現を求める県民の会」の意見広告は間違いだらけ
10月19日(日)県内2紙に掲載された「沖縄21世紀ビジョンの早期実現を求める県民の会」の意見広告は間違いだらけ。
①辺野古埋立の環境影響評価書への県の判断は「・・示された環境保全措置等では、事業実施区域周辺域の生活環境及び自然環境の保全を図ることは不可能と考える。」。意見広告記載の「1km先まで民家なし」「飛行ルートの下に住宅地なし」「騒音区域0戸」の記載は間違っている。
②普天間基地の5年以内停止を政府が決定した、というが政府の誰も決定したと言っていない。言っているのは「沖縄の基地負担軽減のため、できることはすべてやる(できないことはしない)」。
米国は勝手に発表し迷惑だと公言している。仲井真氏の嘘が明確になった〜「普天間飛行場の5年以内停止」米高官が「空想のような見通しだ」と否定〜http://www.office-fukuchi.jp/article/15127296.html
③KC130が岩国に移駐したというが、訓練は普天間でやっている。オスプレイの訓練移転も中止になった。普天間飛行場の佐賀空港への移転もとん挫。
この間の仲井真氏の功績は零だ。
④名護市辺野古に新基地を建設して、基地負担を嘉手納以北に押し付け、嘉手納以南は幸せを掴もうという計画。
しかし、新基地に配備されるオスプレイ、F35戦闘機等の訓練空域は沖縄全体。嘉手納以南が快適で裕福な生活を送れると合点するのは浅はかだ。
日本が沖縄を安保の掃き溜めにしてきたのと同様に、沖縄の嘉手納以南の発展のために以北に基地被害を押し付けようとしている。正しいことですか。間違っているとしか思えないのだが。
⑤仲井真政権の8年間で300haの基地を返還との実績を掲げる。1年に37.5haの実績。これって立派なの?小さすぎない。少なすぎるでしょう。
普天間飛行場の県外移設公約を破棄したのは仲井真氏自身。8年かかっても480haの普天間飛行場の返還を実現できなかったのだから、責任を取って知事選に出ないのが筋でしょ!!!
⑥いい加減な意見広告に騙されてはいけません。沖縄市長選挙や豊見城市長選挙のように騙されてはならない。賢明な沖縄県民は絶対に騙されてはならない!!!