翁長知事との面談を拒否し、辺野古新基地建設反対の沖縄の民意を無視する、中谷防相の姿勢を許すな!
11月16日の沖縄県知事選挙で当選した翁長知事の表敬訪問を、ことごとく拒否する政府首脳。中谷防相もその一人だ。
県知事選挙に引き続き、12月24日には沖縄県議会で「県民の民意を尊重し、辺野古新基地建設断念を求める決議・意見書」が可決された。にもかかわらず、辺野古新基地建設反対の民意を無視する態度は許されない。
26日の記者会見でも相変わらず「辺野古が唯一の解決策」と主張する新防相の態度は沖縄の民意を無視するものであり、日本の民主主義をも否定する暴挙だ。
絶対に許されない。
以下は防衛省HMからの抜粋だ。
平成26年12月26日防衛大臣記者会見(クリックで同HMへ) Q:沖縄の翁長知事が上京しています。あえて会わないことで、仲井眞知事の時代との差異を際立たせて、翁長知事を牽制しようという動きだという見方もあります。大臣は「移設に対する理解を地元に求めていきたい」というお話をされていますが、積極的に会おうというようなお気持ちはないのか。今回、もし会えないとすれば近く会うということを、どういうふうにお考えでしょうか。 A:表敬の話がありましたが、私も就任して2日目でありまして、日程上非常に立て込んでおります。沖縄県と調整した結果、本日は事務次官とお会いをいただくことにいたしておりますので、今後、政府として対応をしっかりしていきたいと思います。 Q:沖縄県議会は、公明党を含む賛成多数で移設の断念を求める決議を改めて一昨日やりましたが、このような中で、どのように移設に対して理解を求めていきたいと思っていますか。 A:この件につきましては、県議会でその意見書が可決されたということは承知をいたしております。この普天間の移転についてはずっと経緯があって、沖縄県、米国とも話合いをしてきたわけでございますが、やはりなんと言っても普天間基地の危険性の除去をいかに早く実現するかということが一番大事なわけでありますし、もう一点は、わが国の安全保障を考えますと、在日米軍の抑止力の維持という考えを併せますと、辺野古への移転が、唯一の解決策であるというのが私の考えでありますし、政府としての一貫した考えでもございます。そういうことで、あらゆる機会を通じて、この必要性を沖縄県に対してお願いをさせていただきたいと思っています。 |