「日本の国益が『沖縄差別』という現実」の衝撃
戦後70年日米安保の掃き溜めの役回りを強いられてきた沖縄。戦後の歴史を観れば、一目瞭然だが、フェイスブックに掲載された次の言葉には衝撃を受けた。
「日本の国益が『沖縄差別』という現実」
安倍首相による、辺野古新基地建設の強硬は、そのことを示しているが、これまでの安倍首相の沖縄に対する仕打ちを観れば、それはより明確となる。2013年4月28日に開催された日本が自らの主権回復のために沖縄を米国へ売り渡した忌まわしき日を主権回復の日として祝った式典の開催である。「日本の国益が『沖縄差別』という現実」を明確に世界に示した日である。
換言すれば、「沖縄の利益は『日本の不利益』」となる。東京から離れた田舎の局地に犠牲・負担を強いる日本政治のあり方こそ変えなければならない。
昨年1月の名護市長選挙、9月の名護市議会議員選挙、11月知事選・県議会補欠選挙、12月の衆議院総選挙まで、沖縄の反対辺野古新基地の民意は明確に示された。
今、日本が住民選挙を政治の基本とする民主主義国家であるか、否かが今問われている。選挙が政治を変える民主主義の基本が問われている。
日本が民主主義国家であることを示すためにも必要なのは、沖縄への日本全国からの支援である。市民、国民、報道等すべての力を結集して沖縄を支援して欲しい。
当HM記事2013:4:28 4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会に参加しました