2月16日、米空軍F22Aラプター戦闘機等外来機の嘉手納基地への度重なる飛来、暫定配備、爆音激化に抗議し、即時撤退を求める抗議要請行動(沖縄防衛局)に参加しました〜原告団嘉手納支部抗議行動〜
2月16日、第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団嘉手納支部は、米空軍F22Aラプター戦闘機等外来機の嘉手納基地への度重なる飛来、暫定配備、爆音激化に抗議し、即時撤退を求める抗議要請行動(沖縄防衛局)に参加しました。
昨年2015年2月6日にも「米州空軍F16戦闘機の嘉手納基地への暫定配備に抗議し、即時撤去を要求する抗議要請行動」を実施したが、それに比して極めて不誠実な対応に終始した。
昨年の抗議要請には、森企画部長が出席し、会議室での抗議要請となったが、今回は石澤室長補佐が出席し、1階の待合室(段ボール箱が積み上げられた部屋)での抗議要請となった。冒頭、田仲副支部長から嘉手納支部原告団、町民4900名余の代表に対応としては極めて不誠実である旨指摘した。町長、議会に次いで町民代表の抗議要請についてこのような軽視するような対応では許されない。
その後、抗議要請を行った。
責任ある回答ができる立場の職員ではなかったが、回答から次のことが言えると思う。
①米軍は周辺住民の被害状況について知っているが、運用改善には取り組んでいない。
②米軍による爆音被害が激化していることは、日本政府は認識している。
③米軍は騒音防止協定を遵守していると言っているから、日本国は、米軍は騒音防止協定遵守していると認識している。
交渉の最後に、次回交渉ではこれまでの抗議要請の効果があったのか否かについて確認することを申し添えた。次回交渉日は未定だが、さらなる追及が必要だ。
沖縄防衛局からの回答要旨は以下のとおり
・町民からの爆音等の苦情については米軍に伝えている。 ・町民への被害が最小限になるように騒音規制措置の遵守を米軍に要請している。 ・米軍機の訓練移転時には、訓練をしないように要請している。 ・私も嘉手納に住んでおり、みなさんの気持ちは分かる。米軍には要請しているが、米軍の運用で騒音規制措置が破られている。米軍は協定を守っていると言っている。 ・これまでのみなさんの要請の効果については、米軍の運用もあり言及できない、が、米軍は守っていると言っている。 (「防衛省は、米軍は騒音防止協定を守っていると認識しているのか」との問いに対して) ・日本政府は、米軍は守っていると認識していると思います。 |