【事実関係(報道より)】
12月7日午前10時20分ころ、宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園のトタン屋根にプラスチック製の筒が落下した。
(12月7日付沖縄タイムスより) 円筒は高さ15センチほどで直径10センチほど。8人ほどの1歳児が遊んでいた部屋で屋上から「ドン」という音が響き職員が確認した。落下した物体は熱を帯び、焼けたような臭いがしたという。けが人はいない。 (12月8日付琉球新報電子版より (同)事故について、県の大浜浩志環境部長は県が同市野嵩に設置している静止画と騒音の測定局に関し、「2度の衝撃音と米軍の大型輸送ヘリコプターCH53と見られる画像が確認された」と明らかにした。 8日の県議会一般質問で西銘啓史郎氏(沖縄・自民)の質問に答えた。 県環境保全課は1988年から米軍普天間飛行場周辺の4カ所で静止画と騒音の定点測定を実施している。大浜部長は7日午前10時16分19秒の映像でCH53と見られる物体が確認できたほか、その直後に測定局から40メートル離れた地点で2回の衝撃音を拾ったことを明かした上で、環境部は「(米軍機の)落下物の可能性があると認識している」と述べた。 (12月8日NHK沖縄) 7日アメリカ軍機からのものとみられる落下物が見つかった宜野湾市の保育園では、8日朝いつも通り子どもを保育園に送り届ける保護者の姿が見られました。保護者からは「怒りしかない」といった声が聞かれました。・・保育園では8日朝7時半ごろから、子どもを送り届ける保護者の姿が見られました。5歳の娘を送りに来た32歳の父親は「娘に当たったらと思うと怒りしかありません。こういうことは二度と起きてほしくないです」と話していました。3歳の娘を送りに来た44歳の母親は「いつも子どもたちの上空をヘリコプターやオスプレイが頻繁に飛んでいて、危険は感じていました。まだどきどきしていて、改めて基地の怖さを感じています。子どもたちの上空を飛ばないよう強く訴えて欲しい」と話していました。6歳の孫を送りに来た76歳の男性は「とても心配でした。ヘリコプターが上空を飛ぶたび、毎回毎回、子どもたちは怖がっています」と話していました。また、緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長は「まずは事実確認をきちんとして欲しいし、少なくともその間は飛行しないで欲しい」と話していました。 |