12月7日午前の緑ヶ丘保育園(宜野湾市野田)に、訓練中のCH53大型ヘリがプラスチック製円筒を落下させた事故。
上記事故について『在沖米海兵隊は8日、「飛行中に落下した可能性は低い」と、否定的な見解を示した。』(12月9日付琉球新報)。報道されている状況からしても緑ヶ丘保育園上空を通過したCH53大型ヘリからの落下の可能性が極めて高いと思われるが、米軍はこれを否定した。
そうすると、事故は米軍の公務中の事故ではなくなる。宜野湾市の保育園の屋根に「ドン」という音が響き、落下してきたものであり、どこからか投げ込まれたのか、あるいは上空から落下したものに間違いない。保育園は子どもたちが安心・安全に過ごせることが大前提の場所であり、このような行為は断じて許されない。
沖縄県警は、威信をかけて、事件解明にあたってもらいたい。
落下時刻頃に緑ヶ丘公園の上空を通過したCH53大型ヘリのパイロットはもちろん、乗員全員への事情聴取は不可欠だ。CH53大型ヘリからの落下が疑わしい場合は、同機の捜索差押、そして検証が必要だ。
沖縄県警は、威信をかけて、事件の真相解明にあたってもらいたい。