小野寺防相は1月30日の記者会見で、不時着したAH−1Z米軍ヘリを自衛隊の知見により検証すると発表した。ところが、検証作業の中身は何も決まっていない。ヘリ現物を確認することも無く、整備記録を見ることも無く、意見を言うことも無く、問題があればさらに飛行停止を求めるという意思も能力もなく、ただ、米軍の説明を聞いて、唯々諾々と納得し、小野寺防相の飛行停止を無視した米軍を追認するだけの儀式だ。
ところが、その検証作業さえも拒否された。
日本政府には、ウチナーンチュの身体生命財産を守る意思はあるのか。能力はあるのか。極めて疑問だ!!!
(2018年2月1日付毎日新聞より転載) 米軍ヘリ不時着 自衛官の検証作業延期 防衛省は1日、沖縄県で相次いだ米軍ヘリコプターの不時着を巡り、同日実施予定だった自衛官による米軍ヘリ点検整備の確認、検証作業を延期したと発表した。米側が「さらなる準備が必要となり、延期したい」と申し出た。日程を再調整している。 小野寺五典防衛相は1月31日の参院予算委員会で、ヘリ整備の知見がある自衛官を米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に派遣すると明らかにしていた。(共同) |
防衛省HMより AH−1Zの予防着陸に係る米側が実施した点検・整備の確認について 平成30年2月1日 本日実施予定であった標記については、本日、米側から、更なる準備が必要となり、延期したい旨の連絡がありました。 |