米軍ヘリからの円筒形物の落下、さらには窓の落下。もはや日米両政府に子どもたちの生命を守ることを期待することはできない。沖縄は自力救済の途を模索しなければならない。
県民がその立ち位置で、自らがなし得ることをことを始めなければならない。
政府に頼っていては、沖縄の基地問題は解決しない!!!
(2018年2月1日付琉球新報より) 「普天間飛行場の飛行停止を」署名10万筆超 落下物被害の緑ヶ丘保育園父母会に賛同 【宜野湾】米軍機からの部品落下を受け、緑ヶ丘保育園(沖縄県宜野湾市野嵩)の父母会が募った園上空の米軍機飛行禁止などを求める署名が1月31日までに10万456筆に上った。父母会は同日で締め切り、集計した。署名期間は52日間。2月13、14の両日に上京し、関係省庁に手渡す。署名は落下の原因究明や原因究明までの米軍機の飛行停止も要求している。署名開始当初は1万筆が目標だった。 集計作業は午後2時ごろから夜まで続いた。保護者約20人が仕事の合間を縫って参加。10万筆に達したことが分かった瞬間、集まっていた保護者たちは歓声を上げた。作業中も米軍機が保育園上空を飛行していた。宮城智子父母会長(48)は「署名を始めた当初、こんなに集まるとは思わなかった。署名用紙や手紙が毎日届き、全国で頑張って集めてくれている方々の思いに胸が熱くなった」と感謝した。 東京行動では防衛省や外務省、内閣府に署名を提出するほか、衆院で国会議員らを招いた院内集会や日本外国特派員協会で記者会見を開きたい考え。保護者たちは個人で国会議員らに連絡し、院内集会への出席を求めている。 署名活動を提案した父母会書記の与那城千恵美さん(44)は「皆さんの思いを持って東京へ行く。子どもたちを守ってと伝えたい」と意気込んだ。 |
(2018年02月13日NHKNEWSWEBより) 米軍機部品発見で保育園署名提出 去年12月、アメリカ軍機の部品が見つかった沖縄県宜野湾市の保育園の保護者らが、13日、防衛省や外務省などの担当者と面会し、保育園上空での軍用機の飛行禁止などを求めるおよそ10万人の署名を手渡しました。 沖縄県宜野湾市の「緑ヶ丘保育園」では、去年12月、「US」などと書かれた重さ200グラムあまりのアメリカ軍機の筒状の部品が屋根で見つかました。 これを受けて、園長と父母会の代表6人が13日、東京で、防衛省や外務省などの担当者と面会し、原因究明や再発防止、それに保育園上空でのアメリカ軍機の飛行禁止などを求めて集めた12万人あまりの署名のうち、およそ10万人分を手渡しました。 その上で、保護者たちは、「今もアメリカ軍機が保育園上空を毎日飛んでいて、不安が消えない。真剣に取り組んで欲しい」などと訴えました。 見つかった部品について、アメリカ軍は、落下した可能性は低いとしていて、防衛省の担当者は、「アメリカ側の調査結果を待ちたい」と応じるにとどまりました。 面会のあと、父母会の宮城智子会長は、「私たちの願いは、子どもたちの上空を軍用機が飛ばないで欲しいということだけだが、それがかなわないのがもどかしい」と話してました。 |