2018年1月24日、小野寺防相は「米軍機が、施設区域外の民有地等に着陸する事案が、今月に入って3件も立て続けに起こっている状況は極めて遺憾であります。先ほど、防衛省から米側に対し、普天間飛行場所属のAH1Z全機について、緊急総点検を実施するとともに、その間同型機の飛行を停止するよう要請いたしました。」と発表した。
ところが、その要請は米軍に完全に無視された。これについての記者会見の内容だ。
記者が、米軍が飛行停止に応じな現状について追及すると、小野寺防相は「実際に飛んでいる状況を見ればそうだと思います」と日本政府の要請を米軍が無視していること認めた。
この現状について、安倍首相は何と応えるのか。「沖縄に寄り添う」というが、何をするというのか。安倍首相を追及する必要がある。
防衛大臣記者会見概要(平成30年1月26日)より抜粋クリックで同HMへ Q:AH−1Zの飛行停止要求に関して、米側から何らかの回答はありましたでしょうか。 A:米側の対応については、24日の申入れ直後から事務的に逐次説明を受けておりますが、引き続き技術的な観点からもよく確認をするように指示をしております。いずれにしても、米軍機の飛行に際しては、安全の確保が大前提であり、米軍機による予防着陸や緊急着陸が相次いでいる中、徹底した再発防止のための対策を講ずるよう米側には強く求めてまいりたいと思います。 Q:日本側の飛行停止の要求を無視した形になると思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 A:米側がどういう対応をしているかということについて、逐次米側とやり取りをしております。ただ、私どもとしては、やはり技術的にどうなのかということを再度確認するようなやり取りをしているところであります。 Q:米側は飛行停止に応じるつもりは現時点ではないということでしょうか。 A:実際に飛んでいる状況を見ればそうだと思いますが、ただ、いずれにしても、米側とやり取りをしております。その内容については、技術的なものでありますので、技術的に確認をするようにと指示をしております。 |