2018年2月28日午後5時半ごろ、宜野湾市立普天間小学校上空でオスプレイが飛行した。
昨年12月28日、宜野湾市内9団体が学校上空飛行禁止などを要請したが、米軍がこれを完全に無視している実態が明らかになった。
【要請内容は以下のとおり】 (1)市内の全学校上空の米軍機飛行禁止 (2)普天間飛行場負担軽減推進会議の早期開催 (3)普天間飛行場の全面返還の一日も早い実現 |
この事態に、沖縄防衛局は「承知していない」(2018年3月1日付琉球新報より)としている。
沖縄全土で米軍機による騒音防止協定違反飛行の実態を明らかにしなければならない。今回と同様、スマホで撮影し、ネットにUPするのだ。
沖縄での米軍機飛行実態が、人権侵害であることを世間に知らしめる必要がある。
騒音防止協定(嘉手納・普天間平成8年).pdf 3 措置 a 進入及び出発経路を含む飛行場の場周経路は、できる限り学校、病院を含む人口稠密地域上空を避けるように設定する。 |
(2018年3月2日付琉球新報より転載) 普天間小上空、オスプレイ飛行 関係者が撮影 防衛局「米に確認せず」 沖縄県宜野湾市普天間の市立普天間小学校上空を2月28日午後5時から5時半にかけて、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛行した。学校関係者が目撃し、動画を撮影した。沖縄防衛局は1日、本紙の取材に「承知していない」と回答した。保護者や宜野湾市民から反発の声が上がった。 動画には機体の底の部分が映っている。日本政府が上空と定義する「学校敷地の垂直上空」に当たる可能性が高い。撮影者によると午後5時から5時半の間に4回、米軍機が通過。そのうち3回は上空を飛んだという。普天間第二小に米軍ヘリの窓が落下した昨年12月の事故後も同小上空の飛行が確認されている。 在沖米海兵隊は1日までに、普天間小上空の飛行に関する本紙取材に回答していない。沖縄防衛局は「SNSなど、当局で確認できない情報を基に米側に確認することは考えていない」と答えた。 県教育委員会の平敷昭人教育長は「第二小の落下事故を踏まえ、学校上空を飛ばないように要請した。(学校上空を)飛んだということは、それが守られていないということだ。国には学校の安全確保をしっかりお願いしたい」と話した。宜野湾市教育委員会は「事実確認をしているところだ」とコメントした。 |