昨年2月に判決のあった第三次嘉手納基地爆音差止訴訟。夜間飛行差し止めは棄却された。現在は原被告双方が控訴し、福岡高裁那覇支部で控訴審が進んでいる。
那覇地裁沖縄支部での審理で証言した松井教授は「「夜間騒音によって1年間に心筋梗塞や脳卒中で約4人が亡くなっている」との推計を報告した。(琉球新報記事)」以下は同記事からの抜粋だ。
連日酷くなる一方の嘉手納米軍基地の爆音。
控訴審判決は来年にも予定されているが、第三者行為論を乗り越え、夜間飛行差し止めの判決が出されるのか、注目だ。
【中部】第3次嘉手納爆音訴訟の口頭弁論(藤倉徹也裁判長)が18日、那覇地裁沖縄支部であった。環境衛生学が専門の松井利仁北海道大学教授が証言に立ち、嘉手納基地周辺の夜間騒音の影響を基地周辺の人口で換算して「夜間騒音によって1年間に心筋梗塞や脳卒中で約4人が亡くなっている」との推計を報告した。 |