今年2月の県議会で、米軍機の墜落を想定しての避難訓練を実施しているのは、宜野湾市の普天間小・普天間第二小、と嘉手納町の屋良小・嘉手納小・嘉手納中であることが明らかになったが、その実情についての報道等があった。
日本のどこにも米軍機墜落を想定しての避難訓練を実施しているところはない。
沖縄の子どもたちの生命・身体を守るためには、大人が自力救済の途を模索しなければならない。
沖縄は沖縄の声を挙げ続けなければならない。
もの言わぬ民は殺されてしまう、危機感を感じるのは私だけではないだろう。
2018.5.28 | 嘉手納町立屋良小学校 | 嘉手納飛行場滑走路への飛行機墜落を想定。体育館への1次避難の後、2次避難先の「ふれあいパーク」へ移動(詳細は同校HMへ) |
2018.6.6 | 嘉手納町立嘉手納中学校 | 学校敷地裏の比謝川付近へのヘリ墜落を想定。ロータリー広場まで避難。避難訓練中にも米軍ヘリが上空を飛行。(詳細は6月7日付琉球新報を参照) |
2018.6.8 | 宜野湾市立普天間第2小学校 | 運動場への米軍機墜落を想定。郊外へ避難(詳細は6月9日付沖縄タイムスを参照) |
(2018年2月24日付琉球新報より) 「米軍機が墜落」 沖縄の5小中学校が行う悲しい避難訓練 米軍機墜落事故などを想定した避難訓練をしている小中学校が県内で5校あることがわかった。23日の県議会代表質問で、平敷昭人県教育長が渡久地修氏(共産)に答えた。 訓練を行っている小中学校は宜野湾市の普天間小、普天間第二小と嘉手納町の屋良小、嘉手納小、嘉手納中。 平敷教育長は「児童生徒の安心・安全の確保は最も重要なこと。米軍機墜落事故はあってはならない」と述べた。また「米軍航空基地を有する他の都県へ問い合わせたところ、避難訓練は実施していない、把握していないとの回答を得た」と答弁した。 |