以下の一覧表は、嘉手納町から入手したデータをもとにして作成しました。屋良、嘉手納、兼久地区の団らんの時間(19〜22)と深夜就寝時間(22〜06)の爆音状況です。
測定された爆音は、単発騒音(エンジン調整音・充電音等の地上騒音は除く)で、70dB以上の音で3秒以上継続し、かつ暗騒音レベルから10dB以上の爆音です。つまり70dB 未満の爆音は除かれていますので、睡眠妨害、生活侵害等を適切に反映しているとは言えない数値ですが、これを前提として嘉手納町の爆音被害の状況を下表に見てみます。
まず、家族の団らんの時間(19〜22)の破壊状況は深刻です。この時間帯は仕事を終えて帰宅し、家族との食事、会話、あるいは趣味の時間として過ごす時間帯です。子どもたちの学習する時間ともなります。
ところがこの3時間の間に、一日平均屋良地区では7回、嘉手納地区では5回、兼久地区では2回弱の70の爆音が撒き散らされている。3時間の間に7回となると30分に1回、ほとんど爆音が鳴っている状態だ。正に人権侵害です。
これが、深夜就寝時間(22〜06)となるさらに深刻です。屋良・嘉手納地区では1日平均2,3回70dBの爆音が撒き散らされる。それが4回ともなれば、とてもじゃないが寝られるわけがない。睡眠妨害、正に人権侵害だ!
冒頭で指摘したように、70dB以上でなければ測定されない。したがって69dB では下表の数には入らないのである。
嘉手納町の爆音被害がいかに深刻かがわかる。
次にその状況を再現してみよう。
昨晩深夜の爆音だ。あなたは我慢できますか!怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒!
