先週1月18日(金)の「きんくる」。 私自身、嘉手納町に住み、生まれた時から爆音被害をもろ受けてきたが、番組映像には衝撃を受けた。
寝かしつけられた赤ちゃんが、爆音で起こされて、泣き叫ぶ。その姿には心が締め付けられ、涙が出そうになったが、それ以上に怒りがこみ上げてきた。
昨年9月30日の沖縄県知事選挙。その立候補予定者討論会(2018年9月11日)で、佐喜眞氏は「真夜中の爆音で赤ちゃんが寝られない状況を改善したい」と発言した。まったくその通り。しかし、それを名護市辺野古の赤ちゃんに強いるのは筋違いだが、音被害除去は、沖縄県の最大の課題だ。その「真夜中の爆音で赤ちゃんが寝られない状況」が捉えられた映像だ。
2017年2月23日に言い渡された第三次嘉手納基地爆音差止訴訟の第1審判決(那覇地方裁判所沖縄支部)は、爆音被害について次にように指摘する。
「・・・周辺住民という一部少数者に各種の軽視することのできない被害を及ぼし・・・国民全体が利益を受ける一方で,原告らを含む一部少数者に特別の犠牲が強いられているといわざるを得す, こには,看過することのできない不公平が存する。・・・アメリカ合衆国又は被告による被害防止対策に特段の変化は見られないことからすれば,周辺住民に生じている違法な被害が漫然と放置されている」
基地撤去しか解決の途はない。米軍は沖縄から出て行け!!!
NHKには是非とも、再放送、さらに全国放送をお願いしたい。


