嘉手納基地の爆音被害を特定するために、三連協が県に要請していた定点カメラによる測定が4月1日から開始されるという。2020年2月12日付琉球新報によれば以下の内容という。
【目的】米軍嘉手納基地を離着陸する機体の飛行経路や、騒音を発する機種を把握、住民の具体的な負担軽減に取り組む。 県や関係市町は蓄積したデータを客観的証拠と位置付け、米軍や政府に騒音などの負担軽減を求める際の基礎資料として活用。 【設置場所】沖縄市に5台、嘉手納町に3台、北谷町に2台 【記録開始】4月1日 【記録方法】カメラは騒音発生時に自動撮影が作動する仕組み。騒音測定器で観測した数値と、カメラの映像を照らし合わせ、米軍機の飛行経路と騒音を発生させた機体を、より詳細に分析できるようになる |
測定データは、単に国などへの要請に使用するだけでなく、県や市町村HMで公開し、被害実態を公にしなければならない。県民からデータの公開を県や市町村に求めていく必要がある。