嘉手納町内河川・湧水等のPFOS等汚染状況は凄まじい。日本の環境基準が50ng/Lと定められるとの報道がなされる中、25地点調査のうち21地点で基準を70ng/Lを超え、最高は2100ng/L。
日本政府は何らの策を取ろうともせず、実態隠しに懸命だ。
このような沖縄差別を絶対に許してはならない。

令和2年2月21日 沖縄県環境部環境保全課令和元年度有機フッ素化合物調査結果について(追加調査) 【調査結果について】 1 比謝川周辺 ○環境部ではこれまでに比謝川周辺湧水等のPFOS等調査を実施し、5地点でPFOSとPFOAの合計が米国環保護庁が設定した飲料水に関する生涯健康勧告値※(70ng/L)(以下勧告値」)を超えていることを確認した。(340〜2100ng/L) ○今回、嘉手納町等の要請を踏まえ、令和元年10月から11月にかけて、町内の井戸など25地点の追加調査を行った。その結果、PFOSとPFOAの合計が勧告値を超える地点が21地点確認された。(170〜2100ng/L) ○嘉手納町屋良では、これまで湧水の屋良シリーガー、屋良 ウブガー、屋良ヒージャーガーでPFOSとPFOAの合計が830〜2100ng/Lで確認されているが、今回、湧水の屋良メーガーで 1300ng/L、井戸7地点でも230〜1200ng/Lと勧告値を超える値が確認された。(9地点中8地点) ○嘉手納町屋良1丁目では、今回初めて2地点の井戸を調査 したが、PFOSとPFOAの合計がそれぞれ地点で700ng/L、590ng /Lと勧告値を超える値が確認された。(2地点中2地点) ○嘉手納町嘉手納では、これまで湧水のヌールガーでPFOSと PFOAの合計が340〜490ng/Lの値で検出されているが、周辺の井戸8地点で170〜2100ng/Lと勧告値を超える値が確認された。(8地点中8地点) ○嘉手納町水釜では、これまで1地点の井戸でPFOSとPFOAの合計が1800〜2000ng/Lと確認されているが、今回、湧水で1800ng/L、井戸2地点でも560〜2000ng/Lと勧告値を超える値が確認された。(6地点中3地点) ○PFHxSは0.6〜720ng/Lの濃度範囲で検出された。また、6:2FTSは<0.1〜790ng/Lの濃度範囲で検出された。 |