7月9日午後の嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練強行について、河野防相発言「例外的に当たるとして判断して認めております」と発言した根拠については「伊江島の天候不順で、何度も延期になっておりますので」としている。
基地周辺住民がこの訓練に反対しているのは、住宅地に隣接した場所での訓練であり、住民の生命身体財産を脅かすものだからだ。
軍事優先の名のもとに住民の安全が脅かされるのは許さない。人権侵害そのもの、沖縄差別そのものだ。
沖縄は、沖縄の声を挙げ続けなければならない。
Q:米軍のパラシュート訓練について伺います。昨日、嘉手納基地でパラシュート訓練が実施されました。日米の合意で原則、伊江島で実施することになっているかと思いますが、今回の訓練が例外的な場合に当たるのかどうか、大臣の御認識をお願いします。 A:例外的に当たると思います。
Q:例外的に当たるとした根拠はどういうところにあるのでしょうか。 A:米軍の即応性の維持、これは我々としてもきちんと担保しなければなりません。伊江島の天候不順で、何度も延期になっておりますので、例外的に当たるとして判断して認めております。
Q:関連で、例外的に当たるかという判断ですが、地元自治体には、この訓練の後にしか知らされない中で、反発の声もあるんですが、例えば、事前に例外的に当たるかどうかの判断を示すとかですね、情報共有のあり方について、大臣はどのようにお考えでしょうか。 A:そこは検討の余地があるかもしれません。 |