2020年07月23日

防衛省当事者能力なし!在沖縄米軍コロナ感染情報公開もすべてが米軍任せ!

 7月21日の河野防相記者会見、冒頭で「在日米軍が・・・施設・区域毎の感染者数等を公表する・・・在日米軍の司令部・・で総括し、・・・それぞれの地域でもSNSその他で発表」するとしたが、その内実はすべてが米軍任せ。在沖米軍基地では集団感染(7月23日現在163名感染)が発生しているにもかかわらずだ。防相の発言は以下のとおりだ。

 米軍基地所在自治体への情報発信について、記者から「防衛省が米軍から情報を受け取って発信するというようなことは・・・」の問いに「・・・我々が情報をもらって何かするよりは、米軍がそのままタイムリーに出してくれたほうが、タイムラグもありませんから。そこは米軍がしっかりやってくれると思っております。」としてこれも米軍任せ。

 また、沖縄の基地従業員のPCR検査について記者からの「これは米軍の方で実施するという理解でよろしいですか」の問いに「どっちがやるのか、しっかりやっていきたいと思って、今、調整をしております。沖縄県と沖縄防衛局で協力してやっていけたらと思います」と回答、コロナ発生源である米軍の責任の所在はまたあいまいに。

 在沖米軍クラスターの感染源については「すみません。そこの情報はまだわかりません。」と発言。まったく当事者意識の無い無責任発言に終始する姿勢は許されない。沖縄は正に米軍の植民地のようだ。

 さらに、基地司令部のホームページの中の基地別感染者数公表リストが中々見つかり難い場所に配置され、中々辿り着けない場所にある」との指摘に「なるべく見やすいところに出してもらった方が良いと思います」とまったく他人事のような返事だ。防衛省で米軍が約束を守っているのか確認・検証すべきだ。

 仮にクラスターが沖縄以外の在日米軍基地で発生したときも同じような対応になるのだろうか。霞が関からはるか遠くの南の果ての沖縄だからこそこのような他人事になるのだろうか。

 ここでも「沖縄差別」の対応か。

 沖縄は沖縄の声を挙げ続けなければならない。と同時に自らを救済する策を取らなければならない。

 

防衛大臣記者会見(令和2年7月21日)より抜粋クリックで同HMへ
河野防衛大臣閣議後会見
1 発表事項 まず、在日米軍のコロナ感染症拡大防止対策であります。米国出国前に、停留と併せてPCR検査が重要だという認識はアメリカ側とも共有できておりますが、アメリカを出国する側となると、かなりの人数になりますので、米側とはまだ、そちらについては、一定の時間が必要だということのようでありますが、一方、日本に入ってきて停留し、PCR検査というのは、これはもう実行する方向で調整がされております。陽性でないということが、その上で確定した者については、移動制限が解除されるということになるというふうに思っております。それから在日米軍が、在日米軍の方から施設・区域毎の感染者数等を公表する、そういう方向で調整がまとまりました。在日米軍の司令部の方で総括し、また、それぞれの地域でもSNSその他で発表する、そういう方向で動くということになります。沖縄の日本人の基地従業員につきまして、基地内のお店、あるいはドライバーのような基地の中で不特定多数と接触をする可能性の高い従業員を優先して、また、それ以外の方でも不安に思う方については、PCRの検査を受けられるように調整をしております。また、それ以外の方についてもPCR検査の機会というのも設けていくように調整をしているところでございます。不安のないように、地元の皆さん、あるいは基地の従業員の皆さん、不安に思われることのないようにしっかり対応していきたいと思います。・・・
2 質疑応答
Q:在日米軍の感染についてなのですけれども、今いくつか調整中のもの、区域ごとの感染者数の公表とかですね、従業員の方の検査とかありますけれども、そういったもの、調整中ということでしたら、逆にいつ頃からできるようになる見通しとお考えなのか。それと、今回の米軍のこういった対応について、大臣としてはどう評価されているか、お願いします。
A:司令部での総括表は公開をされておりますが、私としてはもう少しタイムリーに、アップデートしていただきたいというふうに思っております。初めてですから、しかも週末跨いでますので、いきなりフルスピードで、というわけにはいかないのかもしれませんけども、非常に頑張って、地元の皆さんの不安を払拭するということで、在日米軍も色々頑張ってくれているというふうに思います。PCRについては、一部の基地でスタートしておりますので、これはもう順次広がっていくものというふうに受け止めております。米軍にとっても、即応性を維持していく上で、この感染症の拡大防止は非常に重要ですので、しっかりやってくれると思っております。
・・・

Q:冒頭ありました米軍のコロナの対策の関係なのですけれども、若干ちょっと細かくなってしまうのですけれど、いくつかお伺いしたいのですけれども、まず施設・区域ごとの公表ということなのですが、これは米軍がSNS、どういった形で発表するのかということと、代わってやっぱり防衛省が情報を発信したほうが、若干分かり易いかなというところもあるんですけれども、防衛省が米軍から情報を受け取って発信するというようなことは、お考えはありますでしょうか。
A:既に、基地ごとの感染者の数を、司令部の方で総括するような形で公開をしてくれております。地域ごとの発信は、それを補完するものになるだろうというふうに思っております、我々が情報をもらって何かするよりは、米軍がそのままタイムリーに出してくれたほうが、タイムラグもありませんから。そこは米軍がしっかりやってくれると思っております。

Q:沖縄の基地従業員のPCR検査について、これは米軍の方で実施するという理解でよろしいですか。
A:どっちがやるのか、しっかりやっていきたいと思って、今、調整をしております。沖縄県と沖縄防衛局で協力してやっていけたらと思います。

Q:日本に入ってきてから、停留してからのPCR検査は実施する方向で調整しているということなんですけれども、このPCR検査については、今月中であるとかですね、来月であるとかですね、どの辺から始まるか教えていただければと思います。
A:嘉手納基地などでは、もうスタートしていると、先週から嘉手納は始まっているそうです。順次、それを広げていくことになろうかと思います。そんなに遠からず。

Q:関連してですね、日本人従業員のPCR検査なんですけれども、これは沖縄に限ったことなのか、それとも全国の米軍基地に勤める日本人従業員も今後検討していくということなのか、どちらでしょうか。
A:とりあえず、沖縄で感染数が増えております。普天間、ハンセンを合わせると100人を超えています。横須賀、厚木、座間、三沢、そういったところは一桁台ですから、そこは様子を見ながら必要に応じてやっていこうかなと思います。まずは、沖縄でしっかりやっていきたいと思います。

Q:先週の大臣会見で、在韓米軍が韓国でのコロナの感染状況について、ホームページ等で発表しているということで、それに関して大臣が、在日米軍と在韓米軍でどのような違いがあるか、ちょっと確認したいということをおっしゃっていたと思いますが、そこら辺は確認されて、どういう違いがあって、今後どう改善していくというふうに認識されていますか。
A:多分、今、在日米軍の方が状況公開をしっかりやるようになったと思います。

Q:それは今回、発表するということで、逆転するというか。
A:どっちがいいかとか、悪かというのはあれですが、少なくとも司令部と総括表を出し、それぞれの地域で様々な情報を出してくれるということですから、特に問題ないだろうと思います。

Q:今回、在日米軍が、姿勢というか、対応を変えていくというのは、外務省、防衛省の要請に基づいて、変えていくのか、それとも自発的に変えていくのか、どちらでしょうか。
A:常に地元の御支援が安定した駐留にとって必要だということは、在日米軍も我々も、常に日頃言っていることですから、その一貫というふうに考えていただいていいと思います。

Q:関連です。基地従業員のPCR検査の費用負担については何か決まっていることですか。どちらが持つですとか。そういったことっていうのは。
A:ごめんなさい。後で事務方から説明させます。

Q:今回、相次いでいる基地内での感染なんですが、感染源については色々調査進んでいる段階だと思うのですが、7月に入って特に沖縄で急増した要因ですとか背景について、大臣はどういうふうに捉えていますでしょうか。
A:陽性で無症状の方というのが、感染を広げているのかなと思います。そういう意味でPCR検査というのも大事だと思います。今まではPCR100パーセント陽性の人をおさえるわけではないということから、14日間の停留にどちらかというと重きを米軍置いておりましたけれども、無症状で14日間通り過ぎちゃう人がいるんだろうなということで、PCR検査しっかりやるというのは大事だと思います。

Q:特に沖縄で増えているというのは、例えば部隊の移動が結構多く行われているですとか、あるいは基地外の可能性もあるわけですけれども、感染源が、その辺りについては、特に沖縄でということについてはいかがですか。
A:すみません。そこの情報はまだわかりません。

Q:先ほど大臣冒頭で、出国側のPCRについては一定の時間がちょっとかかりそうだということだったのですが、これは全員PCR検査を米本国でやるのは難しいという理解でよろしいでしょうか。A:米国を出国する軍人、米軍人はかなりの数に上るので、そこの調整が、時間がかかっているということです。日本向けだけというわけにはおそらくいかないでしょうから、かなりの数が送り出されている中でどうするかという調整は、ワシントンでやっているんだろうと思います。

Q:今回、在日米軍の方が基地別の感染者数を公表するということなんですけど、当初、米国防総省の指針で感染しないということになっていて、防衛省も同じような説明されていたと思うのですが、これ何か対応変化された理由というのは何か把握されていますでしょうか。
A:地域の御理解が重要だということです。
・・・

Q:在日米軍の新型コロナの関係でお尋ねします。昨日ですね、私も司令部のホームページの中で基地別の感染者数の公表リストを見つけたのですけれども、中々見つかり難い場所に、中々辿り着けない場所にあるように思うのですが、その辺り大臣はどのように御覧になられていますか。
A:なるべく見やすいところに出してもらった方が良いと思います。

Q:米軍の方からは、1週間に2回更新するという方針を確認しているのですが、先ほどはもっとタイムリーにアップデートしてほしいとお話があったかと思いますが、これは具体的にはどんな頻度を想定されているのでしょうか。
A:そこは米軍と調整していきたいと思います。中々5分ごととか、毎時とかは無理だと思いますが、それは適正なスピードで更新してもらいたい思います。

Q:1日置きぐらいのイメージですか。
A:それは調整をしたいと思っております。
posted by 福地行政書士事務所 at 15:22| 新型コロナウイルス感染関係