2022年07月22日

嘉手納町議会 2022年7月19日 パパループ地区内への防錆整備格納庫移設計画の即時撤回を求める意見書・決議を採択

 

  パパループ地区内への防錆整備格納庫移設計画の即時撤回を求める意見書 

 嘉手納基地においては、繰り返される戦闘機等の離発着及び飛行訓練に伴う騒音被害に加え、住民居住地に近接する通称「パパループ 」地区付近からエンジン調整音等の地上騒音が昼夜を問わず鳴り響き、町中に排気ガスの悪臭を漂わせ平穏な日常生活に大きな悪影響を及ぼしている。
 本町議会はパパループ使用の即刻禁止を求め、再三に渡り意見書・決議を全会一致で可決し、日米両政府及び関係機関に強く求め続けているが、米軍の予算不足により整備格納庫が未着工であることを理由に当初の期限より1年以上経過した現在においても駐機場として使用されており、米軍は第353特殊作戦航空団の整備格納庫が完成するまでの間、パパループを継続して使用することを明らかにしている。
 このようななか、令和4年5月25日に第18航空団司令官から嘉手納町長等に対し、「防錆整備格納庫をパパループ内、住宅地側の区画に規模を拡大し整備する予定である。当該施設は航空機に防錆加工等を施すための施設であり、現在は北側滑走路付近に設置されている。移設後はE3早期警戒管制機等の大型機にも対応した高さ約30メートルの施設整備を計画している 」との説明があった。
 当該施設は危険性や環境悪化の恐れがある工場に類する施設と推察される。移設予定地、施設の大きさ、使用する防錆剤及び粉塵や洗浄水の処理方法など具体的な情報はないものの、周辺環境へ多大な影響を与えかねない大規模施設を住民居住地域に近接させる計画が持ち上がること自体、長年、騒音・悪臭等の基地被害に我慢に我慢を重ねてきた周辺住民に対し配慮の欠片も見られず激しい憤りを禁じ得ない。
 基地から派生する諸課題が山積するなか、パパループ内の一角に新たに大規模な施設が整備されることは、町民へもたらされる基地被害の増大が容易に予想されるものであり、同地区の恒常的使用に繋がりかねず、いかなる理由があれ本移設計画は断じて容認できない。
 よって、嘉手納町議会は町民の生命、安全及び平穏な生活を守る立場から、パパループ地区内への防錆整備格納庫の移設計画を即時撤回するよう、強く米軍側に申し入れることを要請する。 

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                    令和4年7月19日
                    沖縄県嘉手納町議会
(あて先)
内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣 内閣官房長官(沖縄基地負担軽減担当) 
沖縄及び北方対策担当大臣 外務省特命全権大使(沖縄担当) 
沖縄防衛局長 沖縄県知事

 

  パパループ地区内への防錆整備格納庫移設計画の即時撤回を求める決議

 嘉手納基地においては、繰り返される戦闘機等の離発着及び飛行訓練に伴う騒音被害に加え、住民居住地に近接する通称「パパループ 」地区付近からエンジン調整音等の地上騒音が昼夜を問わず鳴り響き、町中に排気ガスの悪臭を漂わせ平穏な日常生活に大きな悪影響を及ぼしている。
 本町議会はパパループ使用の即刻禁止を求め、再三に渡り意見書・決議を全会一致で可決し、日米両政府及び関係機関に強く求め続けているが、米軍の予算不足により整備格納庫が未着工であることを理由に当初の期限より1年以上経過した現在においても駐機場として使用されており、米軍は第353特殊作戦航空団の整備格納庫が完成するまでの間、パパループを継続して使用することを明らかにしている。
 このようななか、令和4年5月25日に第18航空団司令官から嘉手納町長等に対し、「防錆整備格納庫をパパループ内、住宅地側の区画に規模を拡大し整備する予定である。当該施設は航空機に防錆加工等を施すための施設であり、現在は北側滑走路付近に設置されている。移設後はE3早期警戒管制機等の大型機にも対応した高さ約30メートルの施設整備を計画している 」との説明があった。
 当該施設は危険性や環境悪化の恐れがある工場に類する施設と推察される。移設予定地、施設の大きさ、使用する防錆剤及び粉塵や洗浄水の処理方法など具体的な情報はないものの、周辺環境へ多大な影響を与えかねない大規模施設を住民居住地域に近接させる計画が持ち上がること自体、長年、騒音・悪臭等の基地被害に我慢に我慢を重ねてきた周辺住民に対し配慮の欠片も見られず激しい憤りを禁じ得ない。
 基地から派生する諸課題が山積するなか、パパループ内の一角に新たに大規模な施設が整備されることは、町民へもたらされる基地被害の増大が容易に予想されるものであり、同地区の恒常的使用に繋がりかねず、いかなる理由があれ本移設計画は断じて容認できない。
 よって、嘉手納町議会は町民の生命、安全及び平穏な生活を守る立場から、パパループ地区内への防錆整備格納庫の移設計画を即時撤回することを強く求める。 

 以上、決議する。
                    令和4年7月19日
                    沖縄県嘉手納町議会
(あて先)
駐日米国大使 在日米軍司令官 在沖米四軍沖縄地域調整官 
在沖米国総領事 嘉手納基地第18航空団司令官 沖縄県議会議長
posted by 福地行政書士事務所 at 13:11| フクチ義広後援会