去る2月25日(金)に、第3次嘉手納基地爆音差止訴訟の弁護団が県庁で記者会見を行い、同訴訟の概要を発表した。概要は以下のとおり(報道より抜粋)
原告団数 22,058名 相手方 国 請求内容 (1)午後7時〜午前7時までの米軍機の飛行禁止、同時間帯の騒音を40デシベル以下に制限 (2)午前7時〜午後7時までの騒音を65デシベル以下に制限 (3)過去、将来分の損害賠償 ①過去分約444億円の請求 ②将来分の月一人あたり5万7500円請求 |
2月上旬に発表された際には2万2063人(当HM記事はこちら嘉手納基地爆音訴訟原告数2万2063人に!!)とされたが、最終集計では5人少ない22,058名となる見込みのようだ。裁判は3月28日(月)に那覇地方裁判所沖縄支部に提訴される予定。
2次訴訟の原告数5,540名。今回の第3次訴訟の原告数はその4倍の2万2063人。これだけの原告数に膨れ上がったのは、激化する爆音への付近住民の危機感の現れと言える。特に嘉手納町では爆音の激化だけでなく、エンジン調整の際の排気ガス被害、深夜を問わず繰り返される即応訓練等への非難の声がある。ちなみに、嘉手納町住民の原告数は全町民の約35%に上っている。正に、危機感の現れといえる。
新聞報道 沖縄タイムス