普天間飛行場移設先の辺野古案が不可能となったことを受けて取りざたされている嘉手納統合案について、嘉手納町議会は6月12日安保の見える丘(道の駅かでな近く)で、嘉手納町民集会を開催することを決めた。同案はこれまで二度に渡って提起されては潰れていったものである。
3月の嘉手納町議会における當山町長の施政方針の中でも、国の責務について次のよに指摘している。
「嘉手納米軍基地が日米安保条約に基づき提供されているものである以上・・町民の(基地)負担の除去、軽減を図ることは・・国の当然の責務であ(る)。」 |
嘉手納統合案は、この責務を否定し、嘉手納町民ひいては地域住民に、更なる負担を強いるものであり決して許されるものではない。
4月28日に提訴された第3次嘉手納基地爆音差止訴訟には町民の約35%が参加している。このような中での嘉手納統合案の提起は住民意思を無視した暴挙としかいいようがない。
全町民をあげて、今一度、嘉手納統合案阻止に向けて立ち上がる!!!
【報 道】
嘉手納統合提案 嘉手納町議会、防衛局に声明撤回を要請(琉球新報)