昨日13日、森本防相はBS日テレ番組「ニッポンの大疑問」の収録の中で、オスプレイの普天間基地配備について、「アメリカ軍の戦力が空白状態になる事態は、どうしても避けたい」として、配備はやむを得ないとの認識を示しながらも、仮に日本国内で事故が発生した場合は、「日米同盟に今まで想像できなかったような亀裂が入る。その亀裂が入ることはある程度、覚悟しておかないといけない」と述べた、という。
森本防相は、先月29日の記者会見で、オスプレイ配備、一国民として安全について確信を持つことは無理だ(森本防相6月29日記者会見概要より)(クリックで当HM記事へ)と述べた。
この二つの防相発言から言えることは、オスプレイ配備が日本の安全保障に資するものではないということになる。
墜落の危険は関係自治体住民の生命・財産を危険にさらすことになり、事故発生は日本の安全保障の基軸と言われている日米同盟に「今まで想像できなかったような亀裂が入る」ことになるというのである。
オスプレイ配備は即時、中止する以外に術(すべ)はない。
(以下は、上記HM記事からの引用)
森本防衛相は13日、BS日テレの番組「ニッポンの大疑問」の収録で、アメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」の沖縄・普天間基地への配備について、「アメリカ軍の戦力が空白状態になる事態は、どうしても避けたい」と述べ、やむを得ないとの認識を示した。 森本防衛相「CH46はこれ以上使うのは無理でしょう。(アメリカ軍は)新しく開発した飛行機(オスプレイ)に代える全体計画を持っている。それを進めないと、全体としてアメリカの戦力が空白状態になる。それはどうしても避けたい」 森本防衛相は、現在、普天間基地に配備されている輸送ヘリ「CH46」が老朽化していることから、オスプレイへの交換はやむを得ないとの認識を示した。 その上で、オスプレイが日本国内で事故を起こした場合は、「日米同盟に今まで想像できなかったような亀裂が入る。その亀裂が入ることはある程度、覚悟しておかないといけない」と述べた。 |