宮古島市で開催されていた九州市長会。沖縄から提案されていた「沖縄県への新型輸送機オスプレイ配備の撤回を求める決議」は沖縄の以外の一部市長からの反対を受けて、一部修正のうえ採択された。修正内容は以下のとおり(本日付沖縄タイムスより転載)。
修正前 | 修正後 | |
表題 | 「沖縄県への新型輸送機オスプレイ配備の撤回を求める決議」 | 「沖縄県への過重な基地負担の軽減を求める決議」 |
本文末尾 | 「よって、政府においては、更なる負担を強いられる沖縄県民のオスプレイ配備反対という不退転の決意を真摯に受け止め、直ちに沖縄県への新型輸送機オスプレイ配備を撤回するよう強く求める」 | 「よって、九州市長会は、沖縄県民のこうした声を真摯に受け止め、政府に対し、これ以上、沖縄県に負担を押し付けることがないよう強く求める」 |
以下は、九州市長会における発言要旨である(11月8日付琉球新報より転載)。
本田修一志布志市長 九州市長会でこのことを決議するのはいかがなものか。九州(地域)にはオスプレイの配備を認めないということになるのではないか。どこに持って行くのかという疑義も生じる。 本田市長 過重な負担は理解している。しかし、九州市長会で決議すれば、沖縄以外のほかの県に持って来ていいよということを意味することになる。少し慎重に対応すべきだ。 |