仲井真知事の「辺野古にどうぞ」発言。責任は、辞職ぐらいでは収まらない〜12月27日仲井真知事記者会見(再続き)〜
昨日(12.27)の仲井真知事の記者会見。再続き。
記者会見の中で、仲井真知事がTBSキャスター金平氏とやりあう場面があった。12月27日付産経ニュースHM版に、その詳細が掲載されているが、その中で次のようなくだりがある。以下は当該部分の転載である。
金平氏「埋め立てを承認するという立場と県外移設を進めるという立場が、この声明の中では併存しているんじゃないかということを申し上げている」 仲井真氏「当然でございますよ。だって、まず(日米)両政府が、辺野古に埋め立てしたいということはどうぞと。これ、どうぞっていうより、それは法律上の手続きとして承認致しますと、こういうことですよ。 |
「まず(日米)両政府が、辺野古に埋め立てしたいということはどうぞと。」とはっきり発言している。言い直しているものの、金平氏の質問にいらつく仲井真知事が、おもわず本音を発した瞬間だ。
辺野古にどうぞ。これが知事の本音だ。3年前の選挙の時から、辺野古に決めていたことはどうも間違いなく、辺野古承認の機会を、2013年12月27日まで伺っていたに違いない。
そこには、国の提出した環境影響評価書に対し、埋立はもちろん、埋立事業についても吟味に吟味を重ねて「環境保全は不可能」と判断したはずの行政首長の姿はない。
選挙から3年ここまで県民をだまし続けた、仲井真知事の責任は、辞職ぐらいでは収まらない。
【本HM参考記事】
2012:02:21 仲井真知事の意見は「環境保全は不可能!!!」国の環境影響評価書を全否定
2012:03:28 仲井真知事、環境影響評価書の埋立事業分も完全否定!!!