沖縄と日本国憲法〜その溝はさらに拡がっている。11月知事選では「辺野古埋立承認撤回」候補の勝利を!!!〜
2011年05月03日 沖縄と日本国憲法
2012年05月04日 沖縄と日本国憲法〜沖縄憲法番外地〜
上記記事は当HMの憲法記念日に際して掲載したものである。
いずれの内容も沖縄が差別されている実態を告発している内容だ。
1月19日の名護市長選挙。政府自民党が総力を挙げた選挙戦だったが、辺野古埋立反対を公約に掲げる稲嶺進名護市長が再選された。票差5000票。政府自民党の大敗である。名護市議会も辺野古基地建設反対の議員が多数であるが、政府与党は辺野古基地建設を強硬しようとしている。
11月の知事選では辺野古埋立承認撤回が争点となる。
危機感を抱く政府自民党は、名護市長選以降の県内首長選挙すべてに介入している。
4月27日の沖縄市長選挙も同様だ。私が確認しただけでも、7日間の選挙期間中に、石破幹事長、舛添東京都知事、太田国交大臣、小泉進次郎衆議院議員、額賀衆議院議員、三原じゅん子参議院議員等が沖縄入りした。結果は政府与党の押す桑江氏が勝利。票差は約2000票。しかし、桑江氏は普天間飛行場移設問題については「ノーコメント」。争点隠しの意図は明白だ。
憲法の基本原則、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義は、沖縄には未だ適用されていない。それどころか、集団的自衛権を憲法解釈により認めさせようとする安倍政権の策動は、沖縄をして、米軍と自衛隊の集団的自衛権発信基地とする意図が示されている。
沖縄と日本国憲法の乖離は拡大しているのが現状だ。
その乖離を解消するための、沖縄の闘い、11月知事選で「辺野古埋立承認撤回」候補を勝利させるために、全国の多くの方のご支援をいただきたい。