当HM記事、沖縄の空はうちなーんちゅのもの。沖縄は二度と騙されてはならない〜嘉手納・普天間・那覇3飛行場飛行場の管制空域から見る沖縄の基地問題〜で、普天間飛行場の辺野古移設は、沖縄の基地負担軽減が目的ではなく、極めて使い勝手の悪い同飛行場を、使い勝っての良い場所へ移転させることが目的だと指摘した。
日本本土の米軍基地の位置関係を調べてみると、横田基地(東京都立川市)と厚木基地(神奈川県厚木市)の距離は約35kmであるのに対して、嘉手納・辺野古の距離も約35km(いずれもグーグルマップで計測)。これは半径9kmの交通管制圏を確保し、十分な演習領域を備えるためには30km程度の距離は必要だということだろう。
本土においては、2都県にまたがる米軍基地負担(米軍にとっては利便性)が、沖縄だと沖縄県内だけで完結する。これを沖縄の基地機能強化と言わずして何と表現するのか。
これでも沖縄の基地負担軽減だと言い張る安倍政権は、ペテン師であり、詐欺師としかいいようがない。
うちなーんちゅは二度と騙されてはならない。