嘉手納基地周辺住民の基地負担軽減を掲げる日米両政府の施策は、負担軽減どころか、基地機能強化をもたらし、基地周辺住民の基地負担は重くなるばかりだ。
訓練移転費用を日本が負担してF15等の訓練が移転されても、外来機が飛来する。離着陸の割合は外来機が3割を占めている(下表のとおり)。
海軍駐機場の整備費用は日本政府が負担している。私たちの税金を使って、米軍の使い勝手のいい環境が、米軍のために整備されただけ。
正に、日米両政府の沖縄騙し。断固抗議する!!! 米軍は沖縄から出て行け!!!
日米両政府のいう基地負担軽減策年内 | 基地機能強化 |
2017.1月:海軍駐機場移転が月内に完了を米海軍のマシューソン司令官が當山宏町長へ伝達。移転実施 | 5月31日:韓国烏山基地(U2偵察機)部隊を嘉手地旧海軍駐機場に強行配備。その他外来機が駐機場として使用。 |
2月15日〜3月3日:F15×12機、FA18×8機等、人員700名程度の訓練をグアムに移転(防衛省HMより) | |
4月20日〜5月8日:F15×14機程度等、人員270名程度の訓練をグアムに移転 | 4月24日:パラシュート降下訓練実施 5月4日:コロラド州空軍F16×16機、人員250名を一時配備 5月10日:夜間パラシュート降下訓練実施 |
7月7日~14日:〔米軍〕 三沢基地に移転 | 9月21日午前7時:パラシュート降下訓練 詳細はこちらをクリック)周辺住民無視のパラシュート降下訓練を強行。断じて許されない!!!2017年9月21日午前7時 嘉手納米軍基地(第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団嘉手納支部監視行動) 10月23日:F-35A×12機程度、兵員約300人。11月初旬から6カ月間訓練を実施すると通知。 |
嘉手納飛行場への外来機飛来数の割合(沖縄防衛局による嘉手納飛行場における航空機の運用実態調査(目視調査)の結果より) | |||
平成24年度 | 平成25年度 | 平成26年度 | 平成27年度 |
26.8% | 26.2% | 25.0% | 30.3% |