2月23日午後3時35分頃、米軍機MH−60ヘリ1機が普天間第2小学校上空をした。小野寺防相は、2月24日の記者会見で「(米側に対して)今般、上空飛行を行ったのは、外来機であるとは承知しておりますが、防衛省としては、外来機を含め、このようなことが繰り返されないよう、再発防止の徹底を申し入れたところであります。」と発言した。
これを受けて、米軍は、(外来機に対して)普天間第2小学校上空の飛行を避けるようにノータム(航空情報)を出した。(詳細は本HM記事また、米軍ヘリが普天間第2小学校上空で違反飛行。2018年2月23日午後3時35分頃、普天間基地所属MH−60ヘリ1機が上空を違反飛行。断じて許されない!宜野湾市当局は直ちに激しい抗議をすべし!!!を参照)
以上の出来事の後、小野寺防相は2月27日の記者会見で、「防衛省としては、外来機も含め、このようなことが繰り返されないよう、再発防止の徹底を申し入れましたし、私が昨日、シュローティ在日米軍副司令官が来た時にも同じことを述べました。」として、日本政府の働きかけにより、米軍の普天間第2小学校上空飛行禁止の措置がなされたことを強調した。同時に、調査報告を受けることも述べた。
普天間第2小学校上空飛行禁止の措置が徹底されるよう、監視の目を緩めてはならない!!!
平成30年2月27日防衛大臣記者会見概要より抜粋(クリックで同HMへ) Q:先週23日、普天間第二小学校上空で米軍ヘリが飛行した事案についてお伺いいたします。学校上空は昨年12月に外来機も含めて「最大限可能な限り避ける」ということになっておりますが、今回、米軍内で周知が徹底されていなかったと思われるのですが、外来機も含めて合意を遵守させるためには、米軍にどのように働きかけますか。 A:沖縄防衛局が普天間第二小学校に配置している監視員の目視、及び同小学校に設置しているカメラの映像により、2月23日午後3時35分頃、米軍機MH−60、1機が同小学校の上空を飛行したことを確認いたしました。これを受け、防衛省から米側に事実関係を確認したところ、米側は直ちに上空飛行を認め、遺憾の意を表明したところであります。また、米側は再発を防止するため、直ちに今般の上空飛行に係る状況を明らかにするための調査を開始したと承知しております。今般、上空飛行を行ったのは、外来機であると承知しておりますが、防衛省としては、外来機も含め、このようなことが繰り返されないよう、再発防止の徹底を申し入れましたし、私が昨日、シュローティ在日米軍副司令官が来た時にも同じことを述べました。また、重要なことは普天間第二小学校の上空を飛行しないことであり、米側も同様の認識を有しているところでありますが、今回は、外来機の事案であったところ、防衛省としても、改めて外来機も含めて周知徹底がなされるよう求めてまいりますし、私どもも監視員やカメラにおいて、しっかり監視を続けていきたいと思っております。 |