昨年2017年12月13日に米軍CH53ヘリから、機体一部(窓)が普天間第2小学校グランドに落下した。この事故を受けて、小学校では学校上空をヘリが飛行する場合には児童を避難させる措置を取っている。2月13日から3月23日までの避難回数216回既に公表されたが、その後も同小学校上空を米軍ヘリが飛行している。
5月21日付琉球新報は『新学期の始業式があった4月9日以降も既に146回(5月15日時点)に上る』とする。5月『17日午後2時40分ごろ。「逃げてください。逃げてください」。運動場に配置された監視員が拡声器でそう呼び掛けると、体育の授業で縄跳びをしていた児童約20人が走って校舎に避難した。中にはぶぜんとした表情の子も。その直後、校舎の上空付近を飛行する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのごう音が運動場に響き、授業は2分近く中断された。』
授業中にもかかわらず、空襲警報による避難を繰り返さなければならない普天間第2小学校の児童たち。ここでは憲法の保障する子どもたちの学習権さえも脅かされる日常が存在する。
【参照本HMページ】
(2月13日から3月23日)普天間第2小学校の米軍ヘリからの避難回数。総計216回。正に、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!