オスプレイに関する県への、沖縄防衛局から回答に対する疑問②〜墜落事故防止策等ついて「具体的な情報提供なし」の回答を許すな〜
オスプレイは同機開発段階から墜落事故を繰り返して来た。昨年だけでも2度の墜落事故、2度の緊急着陸があった。昨年4月のモロッコでの墜落事故から1年以上も経過した。
このような事故を繰り返す欠陥機オスプレイについて、県が求めた墜落事故防止策に対する、沖縄防衛局の回答は以下のとおりだ。詳細は沖縄防衛局HM(クリックで同HMへ)で確認できます。
墜落事故の再発防止策については、現時点では米側から具体的な情報提供はなされていないところであり、米側から情報が得られれば、速やかにご説明したいと考えております。 |
まったく、冗談じゃない。昨年だけでも2度の墜落事故、2度の緊急着陸があり、モロッコの事故から1年以上も経過しているにもかかわらず「具体的な情報提供なし」と回答している。国家公務員の通常の業務であれば、このような状況は許されないはずだ。
沖縄県民のみならず日本中のオスプレイ飛行ルート下の住民の生命・身体・財産を危険な状況にさらし続けている現状の中で、「具体的な情報提供なし」と回答する神経そのものを疑う。そして、それを認容する国の姿勢は糾弾されなければならない。
【事故等の状況(当HM記事等)】
①過去の事故映像
悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道③〜事故映像をアップ〜
②2012年4月12日 モロッコでの訓練中の墜落事故(隊員4名が死傷)
③2012年6月13日 アメリカ・フロリダ州訓練飛行中のオスプレイCV22が墜落事故
④2012年7月9日 機体トラブルで、ノースカロライナ州の民間の国際空港に緊急着陸
⑤2012年9月6日 MV22オスプレイ、ノースカロライナ州の市街地に緊急着陸