今日6月13日、防衛省は、県に対し、オスプレイ配備に向け、在沖海兵隊が実施した環境審査(レビュー)書と、防衛省が作成のパンフレットを提出した。
普天間飛行場へのオスプレイ配備について、防衛省は、岩国基地への一時機駐を表明している。森本防相は必要があれば自ら説得に動くとの意向を示している。
岩国への一時機駐については、今年3月に計画が持ち上がり、地元の反対を受け、撤回した。(当HM記事参照3.9付オスプレイの岩国等への一時配備計画/3.23日本政府はオスプレイの本土一時駐機を断念。正に沖縄差別だ!!!)
沖縄のオスプレイ反対の意思は明確だ。
嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)は、昨日12日までに、オスプレイ配備について抗議行動することを決めた。また、昨日12日、浦添市議会は、オスプレイ配備と那覇軍港使用に反対する決議と意見書の両案を全会一致で可決した。
このような現状の中で、今月7日、民主党沖縄県連は森本防相のオスプレイ配備計画に関する発言を問題視し辞任を求める緊急声明を発表した。これに対して、野田首相は「直接真意を聞かず辞任を要求するやり方は飛躍している。そういう行動は慎むべきだと思う」と不快感を示した。」(本日付沖縄タイムスより クリックで同記事へ)という。
同緊急声明での瑞慶覧衆議院議員のランニング姿の抗議は、沖縄の怒りを表現していることを首相は理解しようとしない。政府の姿勢に不快感を示しているのはこちら、沖縄の方だ。(詳細は本HM記事民主党沖縄県連 森本防相に辞任要求声明〜瑞慶覧衆議院議員の抗議のランニング姿〜を参照)
沖縄は、沖縄の民意を、怒りを込めて、さらに主張し続ける。