3月1日に実施された県立高校の卒業式が、今年も米軍機の爆音によりぶち壊された。
今日付沖縄タイムス掲載の記事である。
県議会・・2月定例会は4日、代表質問2日目・・。又吉進知事公室長・・。本島中部の県立高校卒業式で米軍機騒音が鳴り響いたことについて、又吉氏は「地域社会にとって特別な意義のある日は訓練を最小限にするという日米合意に沿った対応がなされるべきだ」と述べ、県として申し入れる考えを示した。新垣清涼氏(県民ネット)への答弁。 |
子どもたちはもちろん、親にとっても、教師にとっても、晴れの門出を祝う卒業式が、今年もまた米軍機の爆音によりぶち壊された。
騒音防止協定条項3 措置 jには、「 ・・慰霊の日のような周辺地域社会にとって特別に意義のある日については、訓練飛行を最小限にする・・・。」と規定されているが、子どもたちの入学式・卒業式にこの条項が適用されることは無い。
昨年の状況である。以下は当HM記事である。
2012:3:21 嘉手納町内の屋良・嘉手納両小学校の卒業式の最中にも爆音が
2012:4:06 嘉手納町内2小1中の入学式当日(4.10)にも、米軍は飛行計画を実施するのか
2012:4:11 爆音が入学式を襲った昨日(11日)の嘉手納基地の様子から見えてくるもの
毎年、学校の卒業式・入学式の米軍機の爆音によってぶち壊されてきた。今年も同じ状況になるのか。
昨年もHMで記載したが、子どもたちの教育環境を保全するのは大人の責任だ。大人が立ち上がり、声を挙げなければ永遠にこのままだ。
何も手を尽くさない大人の責任は重大だ。