佐喜眞宜野湾市長の「普天間飛行場の県外移設、オスプレイ配備阻止」の公約はどうなったのか?〜同市長に関する本HM記事をまとめた〜
普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真市長は、県議会議員時代は辺野古移設推進を唱えていたが、先の同市長選挙では辺野古移設反対を主張をして当選し、早急な普天間飛行場の危険性除去を訴え、移設先については日本政府の責任であると主張した。
2012年9月9日の“オスプレイ配備に反対する県民大会”において、佐喜真宜野湾市長はあいさつの中で「宜野湾の空にも、嘉手納の空にも、沖縄の空にもオスプレイ飛ばさない」と述べ参加者の喝采を浴びた。
しかし、昨今の主張は違う。普天間飛行場はオスプレイ配備飛行場であり、その移設は同機の配備を意味してる。「沖縄の空にオスプレイを飛ばさない」という佐喜真市長の決意は、一体どこへ?
「沖縄の空にオスプレイを飛ばさない」というのなら、当然に、高江ヘリパッド建設、辺野古新基地建設は反対のはず。
一体どういうことか?
来年1月24日の宜野湾市長選挙を前に、佐喜眞市長に関する本HM記事をまとめた。
2012.2.13 新宜野湾市長の佐喜真氏、辺野古移設案につき「仲井真知事と連携して、政府に対して県外(移設)を求めていく」と明言
2012.2.14 新宜野湾市長の佐喜真氏、辺野古移設案につき「仲井真知事と連携して、政府に対して県外(移設)を求めていく」と明言〜動画〜
2012.6.17 6.17オスプレイ反対・普天間固定化阻止宜野湾市民大会に参加しました。
主催者代表あいさつに立った佐喜眞宜野湾市長は、冒頭、参集した市民県民に感謝を述べた後、あいつぐオスプレイ墜落事故に言及し、危険性があらためて示されたこと、そしてオスプレイに関する質問書への回答についても信憑性が問われると指摘し、オスプレイ配備に関する日米両政府の姿勢を厳しく糾弾した。佐喜眞市長は、配備計画の中止とともに、普天間の固定化阻止、一日も早い返還を実現するために、あらゆる方策を講じると決意を述べた。
2012.6.18 佐喜眞市長は法廷闘争を決断すべき(6.17オスプ反対等宜野湾市民大会への政府の反応から)
2012.6.19 宜野湾市民大会実行委員会等、オスプレイ配備中止を要求
2012.7.1 オスプレイ配備阻止!佐喜眞宜野湾市長、森本防相に要求
2012.9.9 オスプレイ配備阻止 “9.9オスプレイ配備に反対する県民大会”へ参加しました〜仲井真知事のメッセージに“止めろ、止めろ”のヤジ〜
・・・少し空いたスペースで写真を撮りながら前へ進む。やっと空いた場所を見つけて壇上のあいさつに耳を傾けた。佐喜真宜野湾市長の「宜野湾の空にも、嘉手納の空にも、沖縄の空にもオスプレイ飛ばさない」という勇ましい声が響く。