小野寺防相は、30日の記者会見で不時着したAH−1Z米軍ヘリを自衛隊の知見により検証すると発表した。ところが、検証作業の中身は何も決まっていない。
結局は、ヘリ現物を確認することも無く、整備記録を見ることも無く、意見を言うことも無く、問題があればさらに飛行停止を求めるという意思も能力もなく、ただ、米軍の説明を聞いて、唯々諾々と納得し、小野寺防相の飛行停止を無視した米軍を追認するだけの儀式ということになる。おまけに、何時派遣するのかも未定だ。
特に、検証などと騒ぎ立てる必要はない。
やはり、名護市長選挙をにらんだ、日本政府の猿芝居にすぎないのだ。
名護市長選挙、絶対に負けるわけにはいかない。
記者会見でのやり取り。
Q:現地の・・どこに派遣?
A:現地ですから、沖縄の海兵隊。
Q:海兵隊の司令部?
A:そこは米側と調整をしております。
えぇぇぇ・・・。普天間飛行場に派遣しないと検証はできなはずだが。ヘリも見れない。
Q:具体的にはどのようなやり取りを?
A:今回、特にAH−1Zを米側では停止をし確認をして、整備をして飛ばしているということでありますが、私どもとして、それが妥当なのかどうかということについて、米側から報告を受ける、そして、自衛隊もやはり同系列のヘリを運用しておりますので、その整備等の知見がある専門家を送りたいと思っております。
Q:実際に、そのヘリを専門家が確認するということは?
A:それは、米側との調整ということになります。
えぇぇぇ・・・。米軍ヘリを見ないで、何を検証するのか。
Q:整備の記録なども見せてもらえる?
A:具体的なところはまだ分かりません…。
Q:現地での検証作業において、自衛官が飛行再開は妥当であるかどうかという意見を述べることもあり得るのでしょうか。
A:分かりません…。
Q:内容が十分でないということになると、改めて飛行停止などを求める?
A:安全な飛行が私どもとしては前提でありますから、しっかりと安全な整備をし、その上で飛行再開をするのかどうか、しているのかどうかというのは、当然、私どもとしても確認をしたいと思っております。
Q:派遣の時期は、今日、明日・か?
A:今週後半・・。
Q:確認作業はどのぐらい時間を?
A:・・分かりません。
平成30年1月30日防衛大臣記者会見概要(クリックで同HMへ) Q:不時着した米軍機に関してですけれども、自衛隊が独自の知見を用いて検証を行うと仰られましたけれども、具体的にいつ、どのような体制で検証を行うのでしょうか。 A:防衛省として、今週後半にも専門的・技術的な知見を有する自衛官を現地に派遣し、米側が実施した点検や整備について確認することを検討しておりますが、詳細については、現在米側と調整をしております。 Q:現地に派遣して、どこに派遣するのでしょうか。 A:現地ですから、沖縄の海兵隊ということになります。 Q:海兵隊の司令部でしょうか。 A:そこは米側と調整をしております。 Q:具体的にはどのようなやり取りを想定するということでしょうか。 A:今回、特にAH−1Zを米側では停止をし確認をして、整備をして飛ばしているということでありますが、私どもとして、それが妥当なのかどうかということについて、米側から報告を受ける、そして、自衛隊もやはり同系列のヘリを運用しておりますので、その整備等の知見がある専門家を送りたいと思っております。 Q:実際に、そのヘリを専門家が確認するということはあり得るのでしょうか。 A:それは、米側との調整ということになります。 Q:整備の記録なども見せてもらえることになるのでしょうか。 A:具体的なところはまだ分かりませんが、私どもとしては、専門的な見地から、十分な説明を受けたいと思っております。 Q:現地での検証作業において、自衛官が飛行再開は妥当であるかどうかという意見を述べることもあり得るのでしょうか。 A:分かりませんが、少なくとも、私どもとして米側の説明が技術的に納得がいくかどうかということは、自衛隊の専門的知識を有する者が現地で様々調査をし、そして、私どもに報告があると思っております。 Q:内容が十分でないということになると、改めて飛行停止などを求めるのでしょうか。 A:安全な飛行が私どもとしては前提でありますから、しっかりと安全な整備をし、その上で飛行再開をするのかどうか、しているのかどうかというのは、当然、私どもとしても確認をしたいと思っております。 Q:派遣の時期は、今日、明日とかというのもあり得ますか。 A:今週後半とは聞いております。いずれにしても、受け入れ側の米側との調整を今しているという報告を受けております。 Q:確認作業はどのぐらい時間を要するとお考えでしょうか。 A:それはちょっと分かりません。 |