夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日は決勝。糸満高校対興南高校戦。

 強豪同士の決勝戦は午後0時30分試合開始予定。私は、午前11時30分に北谷球場に着いたものの内野席はすでに満員。仕方なく外野席へ。興南高校の応援席で観戦しようと陣取り、試合前の興南高校のシートノックに見入っていたところ、レフト外野席の糸満高校応援団後方の空に大きな雨雲が目に入った。カメラを濡らすわけにもいかず、片づけて外野席を出たところで雨脚が激しくなる。とりあえずと男子トイレに入ると前も見えないほどの大雨。誰もが試合中止かと思った。

 しかし、場内アナウンスは試合開始の有無及びチケットの払い戻しについては午後1時青空が見えた.JPG30分をめどに決定すると告げた。私はライト席後方の男子トイレで雨宿りを続けていた。雨が小ぶりになったところで、球場の様子を窺うと、グランドは水浸しになっているものの雨が止めばなんとかできそうだ。徐々に空も明るくなってきた。午後1時前からは水抜き作業が始まった。

懸命にグランド整備作業を進めるグランド当番の部員達。

 やがて、興南・糸満両行の選手たちベンチを飛び出し、外野で、監督を囲んでミィーテングを始めた。珍しい光景だ。シートノックを終え、誰もが中止、明日以降の試合を考えていただけに、仕切り直し、気合いの入れ直しである。

  場内アナウンスが響いた。午後1時40分にグランド整備、その後両行のシートノック、午後2時10分試合開始予定。場内から拍手が沸いた。試合開始予定時刻から1時間40分後。いよいよ待ちに待った決勝戦が始まることになった。

 先発はもちろん、興南高校は島袋、糸満高校は宮國である。

 序盤は制球が定まらない島袋を糸満高校が攻め、3回まで毎回ランナーをだすものの島袋の要所を押さえるピッチングで点が取れない。一方興南高校は良い当たりをみせるものの糸満の好守で押さえられていたものの、3回裏に2死からヒットで出たランナーがパスボールで2塁へ進み、センター前タイムリーで1点。ワンチャンスをものにしての先取点である。

 そして6回表、糸満高校の7番島袋のレフトへのホームランが飛び出す。打った瞬間にホームランと分かる大きな当たり。打球はレフトのフェンスをはるかに超えてスタンド後方の防護ネットに直接あたる大飛球。高校生の底知れぬパワーにあらためて驚かされた。これで、振り出し。試合の行方は予断を許さない状況となった。

 そして試合を決定づけた7回裏、興南高校の攻撃である。トップバッターがライト前ヒット。ここまで、2度けん制で一塁ランナーを刺されている興南高校は送りバントではなく、エンドランに切り替えた。これがあたり、バッターランナーは倒れたものの1死2塁。次打者の打球はショートゴロ。補給の直前に2塁ランナーがショートの前を横切り3塁へ向かった。タイミングは3塁送球でタッチアウトと思われた。次の瞬間ボールはセンターへ転がっていた。まさかのエラーである。ランナーは3塁を回り、センターからのバックホーム。タッチをかいくぐって見事生還。待望の勝ち越し点である。その後はヒット、スクイズを絡めて加点。そしてとどめは興南高校我如古の満塁ホームラン。この回8点。これで試合が決まった。

 終わってみれば9対1。興南高校の一方的な試合に見えるが内容は互角。興南高校の島袋は10個の三振を奪いながらもデッドボール2個にフォアボール2個の乱調。糸満高校は再三のランナーが出るものの1本がでない。圧巻は5回表である。糸満高校は、島袋の変化球のタイミングを見事に捉えての2盗、3盗と連続に決めての2死3塁のチャンスメイク。見事というしかない。しかし、ここでも一本がでずに3塁残塁。

 これが高校野球の怖さ。球威が落ちて捕つかまると打線の爆発力はとどまるところを知らない。疲れの見える糸満高校の宮國が捕まった瞬間が7回だった。そこまでは正に互角の戦い。やや押し気味の雰囲気を感じさせるところもあった。ここまで興南高校に迫った糸満高校の活躍には大きな拍手を送りたい。

 それにしても、興南高校の島袋のピッチングは見事。ここ一番のピンチでのピッチングはすごい。対戦相手としては、チャンスメイクまでは予定どおりいくものの、あと一本がでない。島袋からすればあと一本は絶対に打たせない投球。その集中力は見事というしかない。そして、興南高校の打撃力は決勝戦まで健在。ここ一番での打線の集中力は見事であり、いつ攻撃が終わるのかと思わせる集中力は対戦相手としては脅威だ。

 今大会の興南高校の投手力及び打撃力は、春夏連覇を狙うに十分な力を備えている。8月の夏の甲子園大会に期待しましょう。

 夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日は準決勝。第1試合は沖縄水産対糸満高校、第2試合は八重山高校対興南高校です。

 第1試合の沖縄水産対糸満高校は午前11時45分に終了しました。結果は9対0で7回コールドゲーム。糸満高校の良さだけが出た感じの試合でした。今日はラジオ観戦でしたが、序盤から糸満が試合の主導権を握り、最後まで、沖縄水産はペースを掴みきれませんでした。

 結果は大差ですが、実力の差は結果ほどではないと思います。これが野球。壺にはまると爆発的な力を発揮します。実力はもちろん、夏は体力も重要ですし、試合での集中力は更に要求されます。力を持ったものどうしの対戦では守りに綻びがであると致命的になることがあります。糸満高校は最後のバッターに対してエース宮國を送り試合を決めました。エースを温存しての勝利。明日の決勝が楽しみです。

 残念ながら力を発揮しきれずに破れた沖縄水産高校。しかし、ベスト4まで進んだ実力はかなりのものです。お疲れ様、そして、ここまで楽しませてくれてありがとう。 

糸   満      0 4 3 0 0 2 0   9

沖縄水産  0 0 0 0 0 0 0   0  

 第2試合の八重山高校対興南高校の試合も先ほど終わりました。結果は8対0(7回コールド)で興南高校が勝ちました。興南は島袋、八重山は宮良の両エースの先発で始まりましたが、強力興南打線は健在です。序盤は興南の攻撃を堅実な守備で凌いだのですが、今日は島袋が打つ方でも大活躍。スリーランホームランを含む大活躍で8点のうち4点を島袋がたたき出しました。興南は守っても最後の2回は2番手の砂川が八重山を抑え結果は完封勝利。八重山も島袋からヒットを打つものの、要所を抑える島袋のピッチングの前にタイムリーが打てませんでした。放送の解説者の、ランナーが出た後の方が島袋のピッチングは見所があるとの感想は正にそのとおり。

 点差は開きましたが、要所での八重山の好守備は光りました。お疲れ様でした。

興  南  0 1 1 0 6 0 0   8

八重山  0 0 0 0 0 0 0   0 

 さて、いよいよ明日は決勝戦です。興南高校対糸満高校。期待しましょう。

  夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。昨日準々決勝4試合が行われ、沖縄水産、八重山、糸満、興南の4校がベスト4に名乗りを上げた。

結果は次のとおり

 【沖縄セルラー球場 第1試合】  【第2試合】 
南風原|000 100 000|1      嘉手納|001 000 000|1
沖 水|020 000 04x|6       八重山|000 010 10x|2

 

【北谷球場 第1試合】               【第2試合】
糸 満|000 100 002|3           興 南|101 022 2|8
中部商|000 000 000|0         宜野座|000 000 0|0

                                            (7回コールド)

  昨日は北谷球場第1試合糸満対中部商業戦を5回まで観戦した後、セルラー球場に向かい嘉手納対八重山戦を観戦しました。

 糸満対中部商業戦は糸満の宮國、中部商業の多和田の投げ合いで序盤は両チームとも打てない状況が続きました。5回までしか観れなかったのですが、結局終盤まで投手戦となったようです。見ごたえのある試合でした。

  宮國(糸満)

  多和田(中部商業)

 セルラー球場の嘉手納対八重山戦は互いにタイムリーが出ず、終盤にはエースをつぎ込んでの総力戦となりました。嘉手納は昨日までの打線のつながりが見られず1点差で涙を飲みました。

  順々決勝ともなるとさすがに好ゲームが続きます。連日の疲れが垣間見える中、選手たちの懸命なプレーが続きます。頂点に残れるのは1校だけ。過酷な戦いはまだまだ続きます。

 私たちに勇気と元気を与えてくれる選手たちに感謝です。

嘉手納の先取点

  夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日の試合でベスト8の残り4強が決まった。今日、ベスト8に名乗りをあげたのは、嘉手納、宜野座、八重山、興南、先週すでにベスト8を決めた、沖縄水産、中部商業、南風原、糸満の8強は、明日、ベスト4かけて戦います。

結果は次のとおり

〈北谷球場第1試合〉        〈第2試合〉

浦添商|000 200 000|2    宜野座|100 001 000|2    
嘉手納|000 040 10X|5    真和志|001 000 000|1

                  

〈沖縄セルラー球場第1試合〉   〈第2試合〉
八重山|000 306 000|9    興 南|200 200 120|7
那 覇|110 000 210|5    与 勝|100 100 000|2

 今日は、北谷球場で行われた嘉手納対浦添商業戦(第1試合)を観てきました。序盤、嘉手納は再三のチャンスを、バントミスやサインミスなどで潰した。いやなムードの中、4回にはエース池原がソロホームランを打たれ、更に1点を加点された。しかし、5回裏見事な集中打で4点を奪い逆転。7回には6回からリリーフの投手からも1点を奪い、浦添商業を振り切った。

 徐々に打線の調子が上向きは始めた嘉手納。今日は下位打線がいい当たりを見せた。上位が打てなければ下位が打つ。どこからでも点が取れる以前の強力打線が戻ってきたようだ。

 エース池原は若干ボールが高めにいった感じで、序盤はあまり調子がよくなかった様子。しかし終わってみれば、2失点で完投勝利。調子があまり良くなくてもそれなりに試合を作っていく投球術はさすがです。

 池原、山城の完投能力を十分に備えた2枚看板をようする嘉手納高校。ピンチをファインプレーで守り抜く守備力を備え、これに、かつての看板打線が復活すれば鬼に金棒です。

 明日7月11日のベスト4をかけた準々決勝でもどんな戦いを見せてくれるか、楽しみです。

 夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日の試合でベスト8のうち4強が決まった。ベスト8に名乗りをあげたのは、沖縄水産、中部商業、南風原、糸満の4校です。

 結果は次のとおり

【北谷球場】

第1試合(延長13回)            第2試合                              

沖 水|001 001 000 000 4|6   中部商|000 004 000|4
沖 尚|000 100 010 000 1|3   西  原|100 000 000|1        

            (延長13回)

【沖縄セルラー球場】

第1試合                   第2試合
南風原|200 000 130|6       糸 満|303 000 13|10
小 禄|200 010 100|4       八商工|010 100 00|2
                              (8回コールド)

 今日は、北谷球場で行われた中部商業対西原を(第1試合)を観てきました。初回西原がトップバッター花崎のヒットを足がかりに先取点を奪いました。その後互いにチャンスをものにできず得点できません。しかし6回、中部商業4番の津波古がデッドボールが出塁し、2塁に進塁後のタイムリーでキャッチャーのタッチをかわして間一髪の同点ホームイン。これを足がかりに一気に攻めて4点を奪いました。その後は両チームともピッチャーの継投で守り抜き、結局4対1で中部商業がべスト8に駒を進めました。

中部商業津波古のホームインの瞬間

 夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会が終盤に差し掛かってきた。今日の試合でベスト16のうち残り8強が決まった。試合結果は次のとおり

真和志 2―0 美 里   那 覇 5―1 首里東
宜野座 5―2 知 念   嘉手納 6―1 北 山
浦添商13―1 南部商(5回コールド)
与 勝 4―3 昭薬付(延長11回)
八重山 5―0 沖縄工  興 南 5―0 浦 添 

 興南高校は選抜優勝投手島袋が先発。点差は5:0ですが、島袋もヒットを打たれて、3回には連打でノーアウト1,2塁のピンチを招きながらも、持ち前の勝負強さと堅実な守備で切り抜け、終わってみれば完封勝利。デッドボール2個と島袋にしては乱調気味のピッチングながらも、持ち前の勝負強さは健在です。打線も好調。春夏連覇に向けて、大会終盤の戦いが注目されます。

 第2試合の嘉手納対北山戦は、嘉手納はエースの池原ではなく山城。初回に1点を取られたものの回を経るごとに変化球の切れがさえ、三振の山を築きました。打線もここえ来て調子を取り戻した様子で6点を奪取。4番真謝(まじゃ)のレフトスタンドに飛

び込むソロホームランも飛び出し、秋季大会で九州制覇したころの強力打線が息を吹き返した様子。池原、山城の二人のエースの活躍とともに打線が爆発すれば興南の甲子園春夏連覇に立ち塞がる一番手となります。活躍を期待しましょう。

 7月4日以降の試合日程はこちらをクリック

 夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会が終盤に差し掛かってきた。昨日の試合でベスト16のうち8強が決まった。高校名は次のとおり

 沖縄尚学 小禄 南風原 沖縄水産 糸満 西原 中部商業 八重山商工 である。

 7月3日(土)に残り8強が決まると、翌4日(日)にはベスト8をかけた戦いが行われる。 

 これまで、いくつかの試合を観戦したが、大差でコールドゲームで終わった試合でも、いつの間にか加点されいったという感じで、点差ほど力の差を感じない。その日の投手の調子や打戦と相手投手との相性。いい当たりが野手の正面をつき、打ち取った当たりが風に流されポトンと落ちる。運、不運に左右されて短い夏が終わるのは、選手はもちろん、応援する側にとっても同じく悔いがのこる。 一個の白球を追うゲームにどうしてこんなにも一喜一憂するのかと考えたとき、選手たちのひたむきな姿に感動を覚えるからであろうことは間違いない。私に感動を与えてくれた選手たちに感謝したい。

 夏の甲子園に向けた大会はまだ続く。好ゲームを期待すると同時に、まだ、楽しみの時間が残されていることにも感謝したい。

待望の1点.JPG

 第37回中頭地区中学校総合体育大会軟式野球大会で、私の地元嘉手納中学校が見事優勝しました。決勝は6月13日(日)に行われ、越来(ごえく)中学校を1対0で破りました。嘉手納中学校は昨年9月の第53回中頭地区中学校新人野球大会、今年4月の第6回中頭地区中体連軟式野球シード権大会の2大会でも優勝しており、中頭地区大会3連覇になります。

                       (待望の1点)

 3年前の全国制覇に続く快挙も期待されます。

 まずは、夏休みに開催される県大会での活躍を期待しています。

DSCF5513(縮小).JPG

 第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選が、今日午後2時から、北中城村中央公民館で行われました。

 第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会 試合組合せ表はこちらをクリック   

 私の息子の所属する普天間高校は1回戦で久米島高校と対戦します。勝てば糸満高と前原高校との勝者との対決になります。3年間の集大成です。全力を出し切って戦ってもらいたいと思います。

 直前に嘉手納高校の不祥事のニュースも報道されましたが、負けずに力を出し切ってもらいたいと思います。

 夏の甲子園、 第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選が、今日午後2時から、北中城村中央公民館で行われます。

 一番の注目は、もちろん、興南高校。島袋投手を擁して選抜制覇。その後の九州春季大会では島袋を温存しての九州制覇。島袋を中心にした投手陣の急成長に加えて、打撃陣も厚みを増しています。それを追うのが、嘉手納、糸満、糸満。

 今日午後から組み合わせ抽選が行われますが、1回戦から好ゲームが期待されます。

 第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会 大会要項はこちらをクリック

 QABの注目のチーム紹介はこちらをクリック。

 普天間飛行場移設先を巡る問題がこう着状態に陥っています。報道各社も様々報道を行っていますが、沖縄の生の声を反映しているものは少ないように思います。その中でも5月14日にQABで放送された「どうなる普天間移設~朝まで生激論~」は、沖縄に住む者の心情を表現したものとなっています。

 沖縄と本土の温度差。これは国民の問題というよりは、マスコミ報道の在り方にも問題があるのではないかと考えさせられました。その問題は今も続いています。

 多くの人に見てもらいたい番組です。テーマごとに収録内容を見ることができます。必見です。

「どうなる普天間移設~朝まで生激論~」

 興南高校の選抜優勝の祝賀ムードの中、沖縄では、夏季大会に向けてのシードを決定するチャレンジマッチが、4月10日(土)、11日(日)に行われました。結果は次のとおりです。

 大会はトーナメントで行われました。

 初戦: 嘉手納対小禄:3対0で小禄勝利

      興南対糸満   :6対2で興南勝利

 第1シード戦 興南対小録:5対3で小禄勝利

 第3シード戦 嘉手納対糸満:3対2で嘉手納の勝利

 第1シード:小禄高校 第2シード:興南高校 第3シード:嘉手納高校 第4シード:糸満高校

 夏の甲子園を目指す県大会が6月に始まりますが、そのシード校が決まりました。野球はやってみなければ分からないと言いますが、まさにその言葉通りの結果となりました。春季大会で準優勝した小禄高校が第1シードとなりました。興南高校はエース島袋を温存しての戦いでしたが、強力打線を抑えての小禄の優勝は見事です。

 第2シードから第4シードが4月末に実施される春季九州高校野球大会に出場することになります。第1シード校が九州大会に出られないのは妙だとは思いますが、沖縄の高校野球のレベルの高さをあらためて示すものだと思います。

 夏に向けて、沖縄の高校野球、更なる活躍が期待されます!!!

 春の選抜が大詰めを迎えた4月2日、第57回沖縄県春季高校野球大会が決勝戦を迎えた。決勝は小禄高校と糸満高校の対戦となった。両投手の投げ合いとなり、延長12回裏、2死満塁の場面で糸満高校がデッドボールによる押しだしでサヨナラ勝ちした。

 選抜出場の興南高校、嘉手納高校とともに、糸満高校が4月末に行われる九州地区高校野球大会に出場する。第57回沖縄県春季高校野球大会の結果は以下のとおり。

 優勝:糸満高校  準優勝:小禄高校 3 位:八重山高校  4位:八重山商工

 夏の甲子園に向けての地区予選は6月から始まります。球児たちの活躍に期待しましょう。

 第57回沖縄県春季高校野球大会の記事一覧

     沖縄タイムス琉球新報八重山日報

 選抜の沖縄県代表の興南高校が、東京都代表の日大三校を破り、初の選抜制覇を成し遂げた。

 序盤は制球に苦しむ島袋を、日大三校が攻め立てる。2回表、島袋自らのけん制ミスにより2点を献上し、3回にはホームランで1点を奪われた。好守の興南高校に、得点には結びつかないもののレフトの落球等のエラーが続く。序盤の3点で試合の主導権は完全に日大三校にいったかに見えた。

 しかし、徐々に調子を上げた島袋に打線が応える。5回表に1点、6回表に4点をもぎ取った興南高校が逆転した。ところが日大三校も負けてはいない。逆転されて直後に2点を入れて5対5の同点となった。中盤からは一転興南高校ペースになったかと思ったが、同点となった試合は振り出しに戻る。

 終盤7回以降は両投手の投げ合いとなった。延長戦に入っても丁寧に投げ合う両投手に、試合は膠着状態となった。

 延長11回裏、試合が動いた。日大三校大塚が四球で出た。ノーアウトランナー1塁、サヨナラのランナーである。ここで、島袋の真骨頂が出た。2つの送りバントをセカンドで刺したのである。バント処理の巧みさは内野手顔負けである。これで、興南高校の攻撃に弾みがついた。

 延長12回表、眞榮平の1塁ゴロを投手の山崎が落球。捕手のパスボールの間に眞榮平は2塁へ。ワンボールの後投手交代、日大三校は二塁手の吉沢をマウンドへ。吉沢はストライクが入らず2個の4球でワンアウト満塁。続く安慶名のあたりはボテボテの三塁ゴロ。これまで再三の好プレーで興南高校の攻撃を封じてきた名手横尾の前へボールが転がる。誰もが、ホームゲッツーのダブルプレイを予想したに違いない。ところが、送球はキャッチャーの手前でワンバウンド。あわてたキャッチャーが補給できず、決勝点となる2点が入った。その後、島袋、大城滉と続き3点を追加して逃げ切った。

 甲子園について語られるとき、甲子園には魔物が住んでいると表現されることがある。現役を引退した桑田氏は甲子園はそれまでできなかったプレーまでもさせてくれる不思議な力を持っているところと語っていた。逆もまたしかりである。魔物という表現は、”何が起こるか分からない”という野球表現を分かりやすくしたものであろうが、昨日の決勝戦は、まさにそれを証明してくれたように思う。

 2回裏の日大三校の2点はエラーがらみでノーヒットでの得点だし、12回表の興南高校の決勝の2点もエラーがらみでノーヒットでの得点だ。

 これまで、少年野球からプロ野球までたくさんの試合を見てきたが、これほどハラハラさせられた、何が起こるか分からないという期待と不安を持たされた試合を見たのあまり記憶がない。

 投手の調子があまり芳しくない中で、守備が乱れると、試合が壊れていくことが多いが、辛抱強く自分の投球を続けられる島袋投手は大したものだと思う。

 興南高校の選手・監督に大きな拍手を送りたい。 

 沖縄県代表の興南高校が大垣日大を破り、初の決勝進出を果たした。大垣日大といえば、1回戦で敗れた嘉手納高校が神宮大会で敗れた相手である(試合等の動画はこちらをクリック)。県勢初の2校出場に沸く中、嘉手納高校が過去に破れたチームを興南高校が撃破したのは運命的である。

 嘉手納高校の九州制覇により、やや影が薄かった興南高校が、ここにきてみごとに力を発揮してくれたのは頼もしい限りである。沖縄尚学につづく選抜制覇を期待したい。

 がんばれ興南高校!!!

 春の選抜が開幕した昨日、沖縄でも、第57回沖縄県春季高校野球大会が開幕しました。この大会で優勝したチームは、4月に開催される九州大会に、選抜に出場している嘉手納高校、興南高校とともに出場することになります。冬場のトレーニングで鍛えぬいた力と力がぶつかり、甲ゲームが期待されます。ちなみに、息子が所属する普天間高校は那覇西高校に6対5でサヨナラ勝ちしました。

 以下は開会式の様子です。

昨年優勝校中部商業  普天間高校 優勝旗返還   選手宣誓

 開幕直後の第2試合。嘉手納高校は花咲徳栄高校に0対4で惜敗。
 エース池原の投球が高めに浮いたところを、花咲徳栄の打者は逃さなかった。県大会打率4割の実力を見せつけた。制球力において、いつもの力を出し切れなかった池原。また、打ち取ったはずのフライが強風と黄砂の影響で落球の不運も重なった。
 かたや、花咲徳栄は外野と内野の際のフライをことごとく好捕。ファイプレーでピンチを広げることなく試合の主導権を握った。
 野球の女神は、最後まで嘉手納には微笑まなかった。嘉手納を応援している者にとってはそう思えた。
 野球の世界では、野球の神様を見方につけるのも実力のうちという言葉があるという。実力が拮抗し、レベルの高い闘いになればなるほど、際(きわ)、ぎりぎりのプレーの完成度の高さが要求される。そこで必要なのはプレーの丁寧さと集中力である。
 夏の甲子園の出場枠は1校。更に大きく育った嘉手納高校の姿を見ることに、多くの人が期待している。

 

 昨日13日の土曜日、私の二男が通う普天間高校と甲子園出場を決めた嘉手納高校との練習試合が行われました。場所はリニューアルした嘉手納野球場です。嘉手納球場は湘南シーレックス(横浜ベイスターズの2軍)がキャンプをしていますが、昨年、本格球場仕様の黒土を入れ替えたばかりです。

 試合は7対1で嘉手納高校の貫録勝ちでした。嘉手納高校の試合運びをみると、自信に満ちた気迫を感じました。キャプテンの真謝君は甲子園の抽選のため不在、当然エースの池原君は温存し、3番センターでの活躍でした。

 一方普天間高校は気迫負けという感じです。体格的には決して見劣りはしないのですが、嘉手納2番手の山城君の投球にはまったくタイミングがあいません。山城君の投球は九州大会での活躍をばねとなって更に磨きがかかっている感じです。

 沖縄県の春季高校野球大会も選抜と同じで、21日に開幕するのですが、普天間高校も開会式直後の第2試合で那覇西高校と対戦します。嘉手納高校も開会式後の第2試合が決まっています。選抜と県大会と舞台は違いますが、同じ時間帯での試合です。どちらも初戦突破で勢いをつけてもらいたいものです。

普天間の先発津波君

私の息子トップでセンター

普天間の2番手比嘉君

 嘉手納池原君

嘉手納野原君

嘉手納1塁喜友名君

 この試合でキャッチャーを
していた嘉手納金城君

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名護市辺野古海域の埋立は人類に対する犯罪だ。美しい辺野古の海を守りましょう!!!(11)
普天間飛行場の辺野古移設阻止(127)
許すなオスプレイ配備(183)
許すなオスプレイ配備2(50)
沖縄の米軍基地(23)
夜間爆音被害の実態 嘉手納・普天間両米軍基地(26)
第4次、第3次嘉手納基地爆音差止訴訟等訴訟、爆音関連(281)
嘉手納米軍基地の爆音(115)
嘉手納町役場から入手した爆音データより(17)
米軍機(オスプレイ等)事故(56)
普天間基地の爆音の最新情報(16)

電子書籍

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