2010:03:07

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2010:03:01 昨日のフィギュアスケート エキビジションは良かったですね。なんといっても真央ちゃんの演技が元気いっぱいでよかったと思います。本番でもこれくらい彼女のかわいさや明るさが発揮できるものが良かったのでは、と思ったのは私だけではないようです。しかし、終わったことは仕方がありません。ソチオリンピックに向けて成長した姿をみたいものです。ソチを目指しますと語る真央ちゃんの顔には自信のようなものまで感じるくらい明るかったのは印象的でした。きっと、克服すべき課題が見えてきたのかもしれません。ソチオリンピックまでの4年間で何をすべきなのか。その答えを見つけられたのかもしれません。

 がんばれ真央ちゃん!!!

2010:02:27 昨日のフリーの演技は少しだけ残念。そんな心境です。カメラの前で涙を見せた真央ちゃんでしたが、金メダルが取れなかったことよりも、力を出し切れなかったことへの悔し涙だったのだと思います。金児(キムヨナ)選手が完璧な演技を終了し、2位に40点以上も差をつける得点が出たときには、万事休すか?とも思いました。しかし、さすがに真央ちゃんの集中力は見事です。トリプルアクセルを連続して決めたときは、これは分からないなと思いました。が、エッジがリンクに引っかかって失速。残念か?日本中がため息をついた瞬間です。それでも最後まで集中して演技を終えました。結果は銀メダルですが、よくがんばったと思います。でも、真央ちゃん自身は納得しきれない様子です。

 レベルの高い世界での戦いでは2つの力が必要だといいます。1つは練習で磨き上げた技術力ともう1つは磨き上げた技術を本番で発揮する集中力です。練習で培った以上の力は本番では出せません。これは当然のことです。しかし、培った技術を本番で発揮できなければ勝てません。演技中にスケートのエッジがリンクに引っ掛かった場面について、真央ちゃんは演技までの待ち時間が長く足が疲れてきて、足が上がらなかったと話していました。 試合前に金児(キムヨナ)選手がオリンピックでは何が起こるか分かりません。それは私自信に起こるかもしれない。だから自分の実力を発揮することだけに集中しますと言っていました。その何かが真央ちゃんに起こったのかもしれません。

 銀メダルをと取った選手が悔し涙を流し、メダルは逸したものの自分の力を発揮できたと満面の笑みを浮かべます。それは、彼女たちが求めている結果が、実はメダルではなく、自分の力を発揮するという自分自身を演じきるところにあるからだと思います。だからこそ、彼女たちの戦う姿に、観戦する私たちは感動するのだと思うのです。

 4年後に、真央ちゃんが、真央ちゃんとは呼べなくなる大人の女性としての成長した姿で、どんな活躍をしてくれるのか、期待したいと思います。

2010:02:25 昨日は真央ちゃんの演技しか見れなかったので、深夜に金児(キムヨナ)選手

        の演技を見ました。完璧でしたね。ショートプログラムなのにまるでフリーのよ

        うな演技。拍手・・・。

         フリーの演技では金児(キムヨナ)選手が先に滑るようです。勝負の世界では

        追いかける方が有利だとか。金児(キムヨナ)選手がどんな滑りをしようと、

        真央ちゃんは自分の演技をすれば道は開けます。

        人事を尽くして天命を待つ。そんな心境でしょう。がんばれ真央!!!!!

2010:02:24 只今真央ちゃんのショートプログラムが終了し、現在、金児(キムヨナ)選手にわ  

        ずか4点差で2位です。この後安藤選手も出てくるので予断はできませんが、真

              央ちゃんの演技は見事でした。おもわず家族で拍手しました。金メダルは射程圏

              内です。後は、フリーで自分の力を発揮するだけ。がんばれ真央!!!!!

  いよいよ2月12日からバンクーバーオリンピックが始まります。この頁ではバンクーバーオリンピックに関する様々な情報を発信します。ご期待ください。

 まずは、オリンピックの公式サイト(JOC)(こちらをクリック)です。好きな選手の競技日程や情報が収集できます。覗いてみてください。 

  浅田真央ちゃんはかわいいうえに勝負強いですね。前回が年齢が若いということでオリンピック出場が見送られたとのこと。そんな経緯があった上での今回の出場。是非とも集中して金メダルを取ってもらいたいと願っています。がんばれ真央!!!(公式サイトはここをクリック) 

 昨日の地震に続いて、今日は津波です。南米のチリで発生した地震による津波による警報が、私の住む嘉手納町でも発令中です。津波の到達予想時刻は午後3時でしたが、午後5時24分現在、解除には至っていません。

 今日は、息子の通う嘉手納中学校で卒業式に向けての親子構内清掃が実施されました。同時に、「早寝、早起き、朝ごはん運動」の看板作りと、作った看板の設置作業を行う予定でしたが、津波による避難勧告の影響で設置作業は中止になりました。

 ちなみに、嘉手納の海岸側は埋め立て地で、住宅地と多目的グランドやソフトボール球場、幼児用プーりを備えた嘉手納海浜公園があり、町民の憩いの場所となっています。しかし、今日は完全に入域が禁止され、沿岸部住民のみなさんは小中学校の体育館に避難しています。

 昨日の地震に続いての津波騒ぎ。何が起こるか分からない状況を目の当たりにして戸惑っているのが正直なところです。いざというときの備えを考える時期にきているのかもしれません。

  テレビ、ラジオでも報道されていますが、今朝がた、沖縄でかなりの揺れを感じる地震がありました。

  時間は午前6時前の明け方の時間です。突然のがたがた・・・・との揺れで目を覚ましました。ふとんの上で地震かと思った瞬間に、こんどは横に揺れ出す。ゆれはだんだん大きくなる。じっと収まるのを待つがいつまでたっても収まる気配がない。一瞬、テレビで見た阪神大震災の光景が頭をよぎる。立ち上がろうにも、揺れが大きいので立ち上がれない。しかし、棚から何かが落ちるような音もせず、そのうちに揺れは収まった。突然、妻の携帯電話(au)が警報音で緊急速報を知らせてきた。テレビ、ラジオは沖縄地方に津波警報が発令されたと報じる。嘉手納町の防災無線でも海岸付近住民に避難するように指示が出た。

 昭和12年生まれの母曰く。70年以上生きてきてこんな揺れ初めてとのこと。テレビでは横ゆれは10秒とか、20秒とか速報していますが、実感としては、これは収まるのかなと恐怖心を覚えるほど長く感じました。しかも、揺れはかなり大きい。

 我が家でも緊急時の地震対策の必要性を感じた朝の時間でした。

 2月20日(土)に嘉手納高校野球部の甲子園出場壮行会を開催された。私自信は息子が通う普天間高校野球部の三年生を送る会(卒業)に参加したため参加できなかったが、壮行会での興味深い話を耳にしたので、そのことについて書いてみたい。

 参加者の激励のあいさつの後に壇上に立った真謝主将。彼は甲子園での1勝ではなく全国制覇を目指すと宣言したという。普通は控えめに、まずは1勝からというのがこれまでの例であるが、彼は全国制覇を口にした。確かに、県大会準優勝、九州制覇を遂げた後であり、一歩ずつの歩みのは全国制覇へとつながっているのであるから、ある意味当然の目標といえるだろう。

 しかし、真謝主将は過去にも全国制覇の経験がある。嘉手納中時代のことである。実は、そのときにも彼は全国制覇を父母の前で宣言したことがある。当時の島監督がお前たちの目標は何かと言われたときに、部員全員で決めた目標だった。島監督曰く、全国制覇はとてつもなく果てしない夢ではあるが、そうしたいと思わない限りは決して実現はできない、と話していたことを思い出す。きっと、その時のことを真謝主将は忘れることなく、全国制覇を語ったに違いない。中学のときは、彼の全国制覇宣言に対して、父母を代表して、君たちが望むのなら父母はそれを全面的に支えるからしっかり頑張ろうじゃないかと話したことを思い出す。

 嘉手納高校野球部の全国制覇は、これまた果てしなく遠い夢のようにも思われるが、決してそうではない。戦力的にも十分な力を持っている。後は、野球部員が本気になることであり、それを周囲がどれだけ支えられるかである。

 周囲の支えとともに、嘉手納高校野球部が最大限の力を発揮してくれることを願うと同時に、全国制覇の夢が、実現することを、期待したい。

2010-02-19

 わたくしごとで恐縮ですが、平成22年2月19日(金)にFMニライ(79.2MHZ)へ出演したときのスナップです。生涯で2度目のラジオ出演。

嘉手納商工会の番組でパーソナリティーの荻堂さんと吉浜さん、そして機材操作の伊礼さんと楽しいひと時を過ごしました。

 福地行政書士事務所をよろしくお願いします。

   嘉手納高校が今春の選抜への出場を決めた。嘉手納町内は嘉手納高校の快挙に沸いている。昨年10月に選抜出場をほぼ手中にしてから町内の野球熱は一気に高まっている。

 
 嘉手納中学校の昨年暮れの新人大会中頭地区大会での優勝、つづく県大会でのベスト4。

 少年野球の新人中頭北部地区大会では、町内の少年野球チーム嘉手納ドリームスと嘉手納ライオンズがベスト4に残り、準決勝で両チームが対戦した。そこで勝ち上がった嘉手納ライオンズが優勝して、夏の派遣の権利を獲得した。

その夢を目の前で実現させた先輩たちの姿はとてつもない勇気を与える、と言われれいるが正にそれが証明されたかたちである。
 “やればできる。”“願いは叶えるためにある。” 努力を怠らない勇気を与えてくれたと思う。
                 

  “嘉手納・興南甲子園へ!”昨日の号外から、今朝の報道まで県内マスコミは初の県勢2校の甲子園出場に湧いている。嘉手納は初出場、興南は2年連続。まさに、新鋭と古豪チームが揃っての出場は沖縄の野球レベルの高さを物語っている。
 実は、今年高校3年生となるこの世代は、野球関係者の間では黄金時代と言われている。この世代が中3のとき、秋田県での全国中学校軟式野球大会で嘉手納中学が優勝、与勝中学が準優勝している。その当時の嘉手納中学でバッテリーを組んでいたの池原・真謝である。中学当時は素質は認められながらも華を咲かしきれなかった島袋が一足先に高校で真価を発揮し、それに全国制覇勢が追いついたという感じ。まさに、黄金時代というにふさわしい活躍である。
 甲子園での嘉手納高校、興南高校の活躍を期待したい。

 沖縄県の基地関係軍用地料の推移については沖縄の米軍基地の現状(4)〜基地の経済効果(軍雇用と土地賃借料等)〜に記載した。今回は施設毎の平成19年度の軍用地料の状況について主な施設毎に調べてみた。

                                 (単位:千㎡、人、百万円)

 施 設 名 

 施設面

 積(千㎡)  

  市町村名

 年間賃借

 料(百万円) 

 地主

 数(人)   

1地主あたりの

平均賃借料(約)   

北部訓練場 78,242 国頭村、東村     450      70   642万円
伊江島補助飛行場   8,016  伊江村    1,419 1,334    106万円
キャンプ・シュワーブ 20,626  名護市、宜野座村     2,491    533    467万円 
キャンプ・ハンセン  51,207 

名護市、宜野座村

恩納村、金武町

  7,149   2,165   330万円
嘉手納弾薬庫地区  26,579 

恩納村、うるま市

沖縄市、嘉手納町

読谷村

  10,326  3,666   281万円
嘉手納飛行場  19,855 

沖縄市、嘉手納町

北谷町、那覇市 

  25,476  9,274   274万円
普天間飛行場  4,805  宜野湾市     6,581  3,065   214万円
牧港補給地区  2,737  浦添市     4,586  2,250   203万円
沖縄県全体        232,933     21市町村         77,682     33,919     229万円   

 上記のとおり、県内には平均年収以上の軍用地料収入がある地主が多数存在する。今後予想される米軍基地返還にあたっては、賃料収入を失うことは地主にとっては死活問題でもあり、跡地利用をどのように進めていくのか重要な問題である。

 基地が集中する沖縄県内の市町村は基地関連の助成金・交付金等がその収入源となっている。基地交付金の現状等については沖縄の米軍基地の現状(5)〜基地の経済効果(基地交付金等)〜に記載したとおりである。

 その具体的な内容は次のとおりである。

1.基地交付金(国有提供施設等所在市町村助成交付金)と調整交付金(施設等所在市町村調整交付金)(総務省所管)

 基地交付金は米軍や自衛隊の施設が市町村の区域内に広大な面積を占め、かつ、これらの施設が所在することによって市町村の財政に著しい影響を及ぼしていることを考慮して、固定資産税の代替的性格を基本としながら、これらの施設が所在することによる市町村の財政需要に対処するために、使途の制限のない一般財源として、総務大臣が施設等所在市町村に対して、毎年度交付するものである。

 調整交付金は、基地交付金の対象となる国有資産と対象外である米軍資産との均衡及び米軍に係る市町村民税の非課税措置等による税財政上の影響を考慮して、総務大臣が施設等所在市町村に対して、毎年度交付するものである。

 両交付金の算出根拠となる資産については、以下のとおりである。

 (1)基地交付金が国有財産のうち、

   ① 米軍に使用させている土地、建物及び工作物

   ② 自衛隊が使用する飛行場,演習場等の用に供する土地、建物及び工作物
 (2)調整交付金
      米軍資産(米軍が建設、設置した建物及び工作物)

2.施設周辺の生活環境の整備等に関する法律に基づく、障害工事の助成(3条)、民生安定施設の助成(8条)、特定防衛施設周辺整備調整交付金(9条)等がある。(防衛省所管)

 これらの助成金等は、機甲車両その他重車両のひん繁な使用及び演習並びに騒音による被害等の防止及び軽減若しくはそのための公共施設整備に対して交付されるものである。基地周辺の学校の防音施設整備にもこれらがあてられる。

3. その他の基地関連収入としては、防音事業関連維持補助金、施設区域所得事務委託金、財産運用収入等がある。

 沖縄県の平成19年度のこれらの基地関連収入の総計は約256億円、総収入が約5749億円だから、基地関連収入の総収入に占める割合は4.5%、決して高くはない。ところが市町村別に見ると依存率の割合は大きなばらつきがある。平成19年度の数字で、依存率が一番高いのは宜野座村の35.5%、続いて金武町の 26.5%、町の8割を基地が占める嘉手納町は17.1%である。

 今後の基地返還にあたっては、返還後の土地の跡地利用、地場産業等の育成はもちろんであるが、市町村の財政収入の確保についても検討されなければならない。

①次のローマ字を日本語に直して。

  OSHOKUJIKEN   御食事券、 汚職事件 

②次の〇に入る文字は何?

  当レストランの自慢メニューは、かれーやさい〇〇〇〇ーきです。ぜひご賞味ください。

                           サイコロステーキ 

 普天間飛行場移設問題について沖縄を訪れる政府要人が、必ず立ち寄る嘉数高台から撮影しました。宜野湾市の中央部の高台に位置する普天間飛行場の周辺には住民地域が隣接しています。合成写真ではありません。普天間飛行場の現実です。一度は立ち寄られることをお勧めします。

 普天間基地の危険性は住民地域への隣接が問題とされています。その状況についてはBlogzine ocn ブログへ掲載しています。興味のある方はご覧ください。

 嘉手納町の宮城篤実町長は、「広報かでな」(2010年1月号)の年頭のあいさつで、普天間基地の嘉手納統合案に関連して、嘉手納基地の現状及び基地問題の解決に向けての考え方を示した。町民の基地負担、騒音等の被害は限界に達しており、しかも、改善策が何ら功を奏しない中では、普天間飛行場の統合など絶対に許されないとしている。そして、「1997年7月、嘉手納基地の存在については、従来の整理縮小から全面返還に政策転換を打ち出し」たものの、被害の実態は何ら改善されていないと述べ、国防の在り方については国民が等しく負担すべきであり、そのために議論を始める時期に来ていると指摘している。

 宮城町長の指摘は、嘉手納基地周辺に居住する住民のほとんどが支持するであろう。

 普天間飛行場移設問題に端を発した沖縄の基地問題解決の機運をさらに進めていくためには、沖縄から基地の現状について発信しつづけなければならない。これまでのように何らかの利権絡みの関係の中で手をこまねいたり、消極的な態度を見せれば、高まりつつある機運にブレーキをかけることになる。

 大阪の橋下知事や長崎県大村市の松本市長のように、普天間飛行場の移設先の議論について、話し合いには応じてもよいと発言する地方首長も出てきている。この状況を更に広めていくためには沖縄の政治家からの発言が必要不可欠である。保革を越えた沖縄の声を発信しつづける努力と勇気が求められる。

嘉手納町ホームページで、「広報かでな」(2010年1月号)を閲覧できます。こちらをクリック

基地関係収入の歳入総額に占める割合が10%を越える市町村(平成19年度普通会計決算)

(※島田懇事業は含まず)                              (千円) 

市町村名 

 名護市 

恩納村 

金武町

宜野座村

歳入総額A 26,930,945  8,278,954  9,320,167   5,615,494 

基地関係収入総額B

 2,695,567   2,025,971  2,467,129  1,991,100 

BのAに対する割合

     10%    24.5%    26.5%     35.5%

市町村名 

読谷村 

嘉手納町 

北谷町

  渡名喜村 

歳入総額A 10,929,695  10,772,734 14,148,898   849,926 

基地関係収入総額B

 1,442,549   1,843,805   1,628,060    99,226

BのAに対する割合

    13.2%    17.1%     11.5%    11.7%

 基地関係収入の内訳

 基地関係収入には、特定防衛施設周辺整備調整交付金、基地交付金(国有提供施設等所在市町村助成交付金、国有提供施設等所在市町村助成交付金)防音事業関連維持補助金、施設区域取得事務委託金等がある。

 上記のように、基地関係収入が市町村財政の重要な収入源となっている市町村もあり、基地の返還作業にあたっては、市町村財政の財源をどこに求めるかついての議論も重要になってくる。

 上記数値データは「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成21年3月」(沖縄県庁知事公 室基地対策課)を参考にしました。

基地の経済効果

(1)駐留軍従業員数及びその所得の推移

  年 度 

県民総所得

(億円)  A

駐留軍従業

員数(名) B

軍雇用者所得

(億円)   C

CのAに対す

る比率(%) 

 昭和47年    5,013      19,890        240    4.8 
 昭和50年    10,028     12,735        361    3.6
 昭和55年    15,647       7,177        278    1.8
 昭和60年    22,515       7,457        350    1.6
 平成元年     28,168       7,689        419    1.5
 平成5年    33,134       7,813        516    1.6
 平成10年    36,068       8,443        517    1.4
 平成15年    38,416       8,678        509    1.3
 平成18年    39,592       8,928        516    1.3

 沖縄県統計(平成21年10月現在)によれば、沖縄県の就業人口は61万3千人とされており、今年度の駐留軍従業員数が不明なため正確な数字は出せないが、仮に8,928人とした場合の比率は1.45%となる。就業人口の200名中3人弱が基地内で働いている計算になる。県内大手企業の沖縄電力の従業員数(平成21年3月31日現在)が1560名、那覇市職員数(平成20年4月1日現在)が2447名であることからしても、米軍基地が県内雇用の受け皿となっていることがわかる。

 今後の基地返還作業においては、雇用の創設が大きな課題となる。

(2)基地関係収入の推移

年 度 

県民総所

得(億円)

    A

基地関

係収入

合計

(億円)D

 

以下内訳

軍雇用

者所得)

(億円)

       C

 

軍用

地料

(億円) 

 

米軍等へ

の財・サー

ビスの提供

(億円)

 

その他

 (億円)

基地関係

収入合計

比率D/A

(%) 

 昭和47年    5,013      777      240     123      414       15.5
 昭和50年    10,028  1,010     361     260      389       10.1
 昭和55年    15,647  1,113     278     311      525         7.1 
 昭和60年    22,515  1,441     350     383      708         6.4
 平成元年     28,168  1,394     419     427      548         4.9
 平成5年    33,134  1,573     516     551      505         4.7
 平成10年    36,068  1,962     517     682      685     78       5.4
 平成15年    38,416  2,113     509     766      706    132       5.5
 平成18年    39,592  2,155     516     777      746    117       5.4

 軍雇用者の所得が平成5年以降横ばい状態が続いているのに対して、軍用地料及び米軍等への財・サービス提供額は増加傾向にある。県民総所得に対する基地関係収入の割合は平成18年度で5.4%であり、基地関係収入が県民所得の一部を占めていることがうかがわれる。

 今後の基地返還作業においては、あらたな収入源となる産業の育成等が必要となる。 

上記数値データは「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成21年3月」(沖縄県庁知事公 室基地対策課)を参考にしました。 

  市町村別別米軍基地面積(基地占有面積が20%を越える市町村)

  市町村名 

市町村面積

(ha) 

基地面積

(ha) 

基地の市町村面積

に占める割合(%) 

市町村の

所在

 
  1 

嘉手納町※1

     1,504  1,240.4          82.5 

 中部

 

  2  金武町       3,787  2,244.7         59.3  北部  
  3  北谷町      1,377     728.9         52.9  中部  
  4 宜野座村       3,132  1,586.5         50.7  北部  
  5 東村       8,179  3,394.4         41.5  北部  
  6 読谷村      3,517  1,258.9         35.8  中部  
  7 伊江村      2,277     801.6         35.2  北部  
  8 沖縄市       4,900  1,689.1         34.5  中部  
  9 宜野湾市※2       1,970     637.5         32.4  中部  
 10 恩納村       5,080  1,495.4         29.4  北部  
 11 国頭村    19,482   4,485.4         23.0  北部  

※1 戦後嘉手納飛行場の建設に伴い北谷村(当時)から分村して嘉手納村(当時)ができた

※2 移設問題にゆれる普天間飛行場は宜野湾市にある 

 SACO合意により、普天間飛行場辺野古移設とパッケージとして普天間基地以南の米軍基地の返還が約束されていると報道されているが、仮にこれが実現したとしても、依然として中南部には米軍基地が残ることになる。沖縄の負担軽減のための基地の返還は今後も大きな課題である。

上記数値データは「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成21年3月」(沖縄県庁知事公室基地対策課)を参考にしました。 

 沖縄が昭和47年5月15日に本土復帰を果たしてから37年が経過する。その間の米軍基地の返還状況は次のとおりである。

    施設数  面積(千㎡) 

昭47.5.15

現在 

 全 体     87    286,608
(うち専用施設)     83    278,925 

平20.3.31

現在

 全 体    34    232,933
(うち専用施設)     33     229,245 
 減少数  全 体    53    53,675 
(うち専用施設)      30    49,680
減  少  率 (全 体)      60%       18% 

 復帰から36年を経過した時点において、施設数においては約6割が返還されたものの、施設面積換算すると、18%,まだ2割にも満たない部分しか返還されていない。依然として基地の島としての姿に変化はない。

 沖縄に関する特別行動委員会(SACO)合意により、普天間飛行場辺野古移設とパッケージとして宜野湾市以南(嘉手納基地以南となっていたのを訂正しました)の米軍基地の返還が約束されていると報道されている。しかし、基地の返還は純粋に沖縄全体としての負担を軽減するものでなければならない。一地域に負担を集中させることによって他地域の負担を減らすものであってはならい。沖縄の基地負担軽減の問題を、県内の利害の対立する地域間の、あるいは、利害の対立する組織間の問題にすり替えるようなことがあってはならない。

上記数値データは「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成21年3月」(沖縄県庁知事公室基地対策課)を参考にしました。

 沖縄の米軍基地については次のように説明されることが多い。「沖縄県には国土面積のわずか0.6%にすぎない狭隘な県土面積に、全国の米軍専用施設の約75%が集中している。」これを数字で示すと次のようになる。

1 沖縄県の県土面積  2,275.94千㎡(国土面積377,945.43千㎡) 

                                  日本全体の0.6%

                47都道府県中44位である。  

2 米軍基地の状況

 

全米軍施設等

    (千㎡) 

米軍専用施設

    (千㎡) 

米軍一時使用施設

       (千㎡) 

全国の米軍施設等 

134施設  1,027,048 85施設  308,825  64施設 718,224 
本土の米軍施設等 100施設     794,115 52施設   79,579  59施設 714,536 
沖縄の米軍施設等 34施設    233,933 33施設  229,245  5施設     3,688 

全国に占める

沖縄県の比率

25.40%  22.7%  38.0%   74.20%  7.80%

0.50%

3 米軍基地の状況図

4 3の図でもわかるように、基地は中北部に集中している。沖縄本島には現在那覇空港、嘉手納米空軍飛行場、普天間米海兵隊飛行場がある。そのうち、普天間飛行場が撤去され、その移設先として辺野古のキャンプシュワーブが候補地となっている。図を見ても分かるように沖縄のような小さな島に飛行場が3つもあるといのはどう考えても尋常ではない。観光を県の基幹産業とする立場からもこれ以上の自然破壊、環境破壊は食い止めなければ、将来に禍根を残すことになるのではないかと危惧する。

 上記数値データは「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成21年3月」(沖縄県庁知事公室基地対策課)を参考にしました。

 今日午後5時に開催された嘉手納高校の“九州地区高校野球秋季大会優勝祝勝会”に参加してきました。会場の嘉手納高校体育館には多くの関係者が集まり、来春甲子園選抜出場を確実にした野球部の活躍を讃えました。真謝主将は、九州制覇につづき、次の目標である全国制覇を目指して練習に励みたいと、更なる目標に向かう決意を誓っていました。来春の選抜での活躍を楽しみにしたいと思います。写真はあいさつする真玉橋(まだんばし)監督と真謝(まじゃ)主将です。

12.08:注)監督と主将の名前の読み方を挿入しました。沖縄の名字は個性豊かなものが多いので覚えてあげてください。来春選抜では声をかけてあげてください。喜びますよ(笑)。

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沖縄県の中部嘉手納町で行政書士事務所を開設しています。日常生活の中で悩みはなかなか尽きないもの。しかし、どんな問題にも解決の糸口があるはずです。離婚、相続、遺産分割、遺言書の作成、建設業許可に関わる問題等々・・・。あなたのお悩みに最適な解決方法を提案します。
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