町長要請トリミング DSC05219.jpg

 第三次嘉手納基地爆音訴訟原告団嘉手納支部では、昨年に引き続き、7月3日、當山嘉手納町長、徳里嘉手納町議会議長に対し、嘉手納基地の機能強化に反対等を求める町民大会の開催を求める要請を行いました。

 今回の要請は、昨年8月、12月に町議会に対して行った町民大会開催の陳情が採択されたことを受けての要請です。

 當山町長は、相変わらず、行政としての総合的な判断をたてにして、慎重な姿勢を示しました。旧海軍駐機場使用問題等について外務・防衛当局の姿勢を見たいと発言。また、町民集会開催のメリット、デメリットがあるとも発言し、最後まで消極的な姿勢を崩しませんでした。

 支部からは、基地被害拡大の現状について町民抗議の意志を示すことが出発であり、何を躊躇しているのかと追及しました。當山町長は、みなさんの気持ちについては十分共有していると言いながら、最後まで様子をみたいとの発言を繰り返しました。

 一方、徳里議長は陳情を採択したからには議会にも責任がある。町当局とも連携を取りながら町民大会開催に向けて動いていくと約束した。議長に対しては、町民の3分の1を要する嘉手納支部原告団としても、協力していくことを約束しました。

 今後、支部としては、米軍への怒りを示す町民大会の開催に向けて、町内の諸団体に対しても協力を呼び掛けていくことにしています。

 もの言わぬ民は滅びる。町民自らが自立救済の途を実践していかなければなりません。

當山町長あて要請書(クリックで拡大) 徳里議長あて要請書(クリックで拡大)
集会の様子  IMG_4014.jpg

 2018年7月7日「ジュゴン・サンゴを守れ 土砂投入を許さない辺野古新基地建設断念を求める県民集会」に、嘉手納町民会議、爆音嘉手納支部の25名で参加しました。

 集会へのメッセージを寄せた翁長知事は、①沖縄防衛局が県の再三の行政指導を無視して工事を強行していること、②軟弱地盤については地盤改良工事が必要であり変更許可が必要であるにもかかわらず検討結果等が一切県に報告されていないこと、③土砂投入については絶対に認められないことなどから環境保全措置などに看過できない事態となれば躊躇なく必ず撤回する、とした。

 集会では辺野古新基地建設計画の白紙撤回を求めるアピールを採択した。

 沖縄は沖縄の声を挙げ続ける!!!

集会の様子  IMG_3999.jpg
集会の様子 IMG_3995.jpg
団結ガンバロー IMG_4027(2).jpg

(07/30)違反飛行米軍へり2機)2018年7月30日午後6時54分嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、団らんの時間をぶち壊し、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ2機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/30)違反飛行米軍へり2機)2018年7月30日午後6時30分嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ2機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/30)米軍戦闘機が延々離陸する)2018年7月30日午前9時6分、14分嘉手納米軍基地。凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らし戦闘機が離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/25)2018年7月25日午後8時 80dB超 嘉手納米軍基地。団らんの時間を破壊し、爆音と排気ガスをまき散らし、延々と離陸する米軍戦闘機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/18)F15着陸、違反急旋回飛行)2018年7月18日午前9時48分嘉手納米軍基地。嘉手納爆音訴訟の検証(現地における進行協議)で凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らしF15が離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!

(07/18)F15 2機離陸)2018年7月18日午前9時9分嘉手納米軍基地。嘉手納爆音訴訟の検証(現地における進行協議)で凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らし米軍戦闘機F15が次々離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午後6時、8時嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ。危険極まりない、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前2時 64dB超 嘉手納米軍基地の深夜の凄まじい異常爆音が撒き散らされる。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前1時44、48分68dB超 嘉手納米軍基地。深夜の凄まじい異常爆音。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前0時 70dB超 嘉手納米軍基地。深夜の凄まじい異常爆音。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/08)F15等が次々に離陸)2018年7月8日12時80dB超 嘉手納米軍基地。爆音と排気ガスをまき散らし、米軍機戦闘機等が延々と離陸する。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

 F15等が次々に離陸)2018年7月8日12時80dB超 嘉手納米軍基地。爆音と排気ガスをまき散らし、米軍機戦闘機等が次々に離陸する。

 生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

 昨年12月18日、宮崎県新富町・西都市の住民122名が新田原自衛隊基地から発生する爆音の差し止めを求めて宮崎地裁へ提訴した裁判、7月3日に59名が追加提訴した。合わせて原告数は181名となった。

 現在静かな夜を、静かな空を、静かな生活を取り戻すために、全国で八つの訴訟が継続している。

 「もの言わぬ民は滅びる。」と指摘。被害を受けている住民自らが声を上げ続けなければ何も解決しない。

 静かな夜を、静かな空を、静かな生活を取り戻すために闘い続ける。

本HM記事 2018年01月26日)2017年12月18日 新田原基地爆音訴訟、宮崎地裁へ提訴

新田原基地騒音訴訟 住民59人追加提訴 7月3日宮崎日日新聞

 新富町・航空自衛隊新田原基地の航空機による騒音を巡り、同町と西都市の住民が国に対し自衛隊機の飛行差し止めと損害賠償を求めている基地騒音訴訟で、宮崎市を含む基地周辺住民59人が2日、宮崎地裁に追加提訴した。昨年12月に提訴した122人と合わせて、原告数は計181人となった。今後は併合審理される見通し。

(07/30)違反飛行米軍へり2機)2018年7月30日午後6時54分嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、団らんの時間をぶち壊し、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ2機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/30)違反飛行米軍へり2機)2018年7月30日午後6時30分嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ2機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/30)米軍戦闘機が延々離陸する)2018年7月30日午前9時6分、14分嘉手納米軍基地。凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らし戦闘機が離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/27)(2018年7月27日付琉球新報HMより)翁長雄志沖縄県知事の承認撤回表明記者会見の全文(記者との質疑応答含む)

(07/25)2018年7月25日午後8時 80dB超 嘉手納米軍基地。団らんの時間を破壊し、爆音と排気ガスをまき散らし、延々と離陸する米軍戦闘機。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/24)普天間第二小に米軍機からの落下物事故に備えて避難所を設置(2018年7月24日付琉球新報より抜粋)

(07/23)嘉手納基地の旧海軍駐機場使用は米軍の自由裁量、米軍が明言。米軍のSACO合意違反を許すな!!!

(07/20)7.20嘉手納第1ゲート前 静かな夜を返せ、辺野古新基地阻止、嘉手納基地撤去等、抗議集会に参加しました

(07/19)2018年7月19日午前11時 沖縄の民意圧殺を許すな!!!辺野古新基地建設阻止、ゲート前抗議行動に参加しました(島ぐるみ会議かでな)

(07/18)F15着陸、違反急旋回飛行)2018年7月18日午前9時48分嘉手納米軍基地。嘉手納爆音訴訟の検証(現地における進行協議)で凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らしF15が離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!

(07/18)F15 2機離陸)2018年7月18日午前9時9分嘉手納米軍基地。嘉手納爆音訴訟の検証(現地における進行協議)で凄まじい爆音と排気ガスを撒き散らし米軍戦闘機F15が次々離陸。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午後6時、8時嘉手納米軍基地。嘉手納町住民地域上空で、爆音と排気ガスをまき散らし、違反飛行を繰り返す米軍ヘリ。危険極まりない、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前2時 64dB超 嘉手納米軍基地の深夜の凄まじい異常爆音が撒き散らされる。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前1時44、48分68dB超 嘉手納米軍基地。深夜の凄まじい異常爆音。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/12)2018年7月12日午前0時 70dB超 嘉手納米軍基地。深夜の凄まじい異常爆音。睡眠妨害、生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/11)県は、環境保全のための土砂投入禁止の仮処分を裁判所に求めよ〜国の土砂投入を前に〜

(07/10)2018年4月の深夜爆音被害の実態

(07/10)2018年5月の深夜爆音被害の実態

(07/10)要請書追加添付)7月3日、昨年に引き続き、當山嘉手納町長、徳里嘉手納町議会議長に対し、嘉手納基地の機能強化に反対等を求める町民大会の開催を求める要請を行いました

(07/10)沖縄沿岸の波の高さ情報(辺野古新基地阻止に向けて!!!)

(07/10)波の高さの変化動画モデル 沖縄沿岸の波の高さ情報(辺野古新基地阻止に向けて!!!)

(07/09)2018年7月7日「ジュゴン・サンゴを守れ 土砂投入を許さない辺野古新基地建設断念を求める県民集会」に参加しました

(07/09)波の高さの変化動画モデル 沖縄沿岸の波の高さ情報(辺野古新基地阻止に向けて!!!)

(07/09)8月3日、昨年に引き続き、當山嘉手納町長、徳里嘉手納町議会議長に対し、嘉手納基地の機能強化に反対等を求める町民大会の開催を求める要請を行いました

(07/08)F15等が次々に離陸)2018年7月8日12時80dB超 嘉手納米軍基地。爆音と排気ガスをまき散らし、米軍機戦闘機等が延々と離陸する。生活環境破壊、人権侵害だ!米軍は沖縄から出て行け!

(07/04)新田原基地爆音等差止訴訟 住民59人が追加提訴(2018年7月3日付け宮崎日日新聞報道より)

(07/01)「沖縄は二度と(基地受入れの)苦渋の決断をしない」との意志を、あらためて明確に示せ〜沖縄の基地問題解決に向けて〜

 2010年4月25日、読谷村で開催された「米軍普天間飛行場の沖縄県内への移設に反対する県民大会」。大会には読谷会場に9万人、八重山会場に3000人、宮古会場に200人の市民県民が参加し、さらに当時の仲井真知事の他、県内41市町村長(代理の2人を含む)全員が出席した。

 大会では「米軍普天間飛行場の県内移設を断念し、国外・県外へ移設するよう強く求める」との決議を採択し、沖縄は二度と(基地受入れの)苦渋の決断をしないことを決意し、その意志を内外に示した。

 そして、2010年11月28日の知事選挙。仲井真氏は「普天間は日米合意を見直し県外へ」を公約に掲げて当選した。さらに当選後のインタビューでも辺野古新基地建設阻止の意志を、以下の通り明確に示した。(詳細は本HM記事11.28沖縄県知事選(13) 〜仲井真知事再選後の発言〜参照)

「辺野古は何十年もかければできるかもしれないが、ヤマト(本土)を探した方が早い。県内はもうあきらめた方がいい。」ー記者からの「政府から公有水面埋め立て許可を求められた場合には?」の問いには
「辺野古案が現実性を持たない以上、やれないものを持ってきても対象にならない。実行不可能に近いものは考えないようにしている。」
ー政府が仲井真知事との協議に期待を寄せているとの問いには

「極めて遺憾で実行不可能に近いと申し上げている状況で、期待しているのであれば全然話にならない。」

 ところが、2013年12月27日、仲井真知事は、突然公約を反故にし、辺野古埋立を承認した。わずか3年での公約撤回。県民の怒りは頂点に達した。

 仲井真知事の裏切りに対する県民の応えが2014年11月16日の知事選挙だ。(詳細は本HM記事翁長雄志沖縄県知事が誕生。その意味は参照)

 10万票差による翁長知事の誕生は、沖縄の民意が辺野古新基地建設阻止にあることを明確に示した。その後の名護市長選挙、衆参両議員選挙でも辺野古新基地建設阻止を掲げる候補が勝利してきたのは、その証だ。

 ここで明らかになのは、沖縄の選挙では辺野古新基地賛成や米軍基地擁護を公約にしては勝てないということ。そのために、その後の選挙では政府自民党の選挙は「基地隠し」戦略を取るようになる。

 今、政府自民党は沖縄戦略として次のことを狙っている。

 ①嘉手納基地より南の米軍基地を返還することにより、沖縄県内で基地の姿が見えないようにして、在沖米軍基地が選挙の争点にならないよう目論んでいる。選挙民数の多い那覇浦添等南部地域の票で選挙を勝ち抜く戦略だ。「辺野古の「へ」の字も言わない」戦略の完成を目論む。

 ②辺野古新基地問題については、進んでもいない埋立状況を繕い、県民の諦め感を誘い、辺野古新基地建設阻止の民意を骨抜きにする。

 ①の典型が今年2月の名護市長選挙だ。政府自民党候補は「辺野古の「へ」の字も言わない」戦略で勝利した。しかも5000票の大差だ。名護市民の最大関心事である辺野古新基地問題が争点とならなかったのは、正に政府自民党の思うつぼだった。

 ②の辺野古埋立の状況はどうか。

 政府は、埋め立て計画の最後に行うとしていた浅瀬の埋立工事を先行して進めている。辺野古海域の断層問題や軟弱地盤問題も解決しないままに形だけを整え、県民の諦めを誘おうとしている。しかし、辺野古埋立工事は海面から10mの土を盛る大工事である。それを浅瀬埋立を見せつけ県民の諦めを誘おうしているのだ。県民騙し、子供騙しも甚だしい。

 今、県民に求められるのは、政府の子ども騙しに惑わされることなく、2010年4月の「米軍普天間飛行場の沖縄県内への移設に反対する県民大会」で示された「沖縄は二度と(基地受入れの)苦渋の決断をしない」決意をあらためて内外に示すことである。

 今、準備が進められている「県民投票」の取り組みもその延長線上でなければならない。「沖縄は二度と(基地受入れの)苦渋の決断をしない」決意を、あらために内外に示すのであり、決して「辺野古埋立に関する決着」ではない。

 これまでの沖縄の平和運動を牽引してきた有銘(あるめ)氏は指摘する。「辺野古反対の闘いに、翁長知事が賛同し、闘いに参加しているからこそ、沖縄の民意は翁長知事を支えている。単に翁長知事を支持しているわけではない」と。

 県民が10万票の大差で翁長知事を誕生させたのは、県民とともに辺野古埋立阻止の闘いに翁長知事が参加しているからに他ならない。翁長知事がなすべきは、辺野古埋立阻止のためのあらゆる手段を講じることであり、その最大の手段が撤回であることは間違いない。

 朝鮮半島が和平構築に向けて動き出している今、朝鮮半島有事に備えて戦後沖縄に配備されてきた米海兵隊撤退の議論が出てくるのも必至の情勢だ。

 今こそ、あらためて「沖縄は二度と(基地受入れの)苦渋の決断をしない」という沖縄の意志を明確に示し、辺野古新基地建設阻止の民意実現に向けてさらに闘いを進めることが必要だ。

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