昨日、11月7日に開催されたオスプレイの配備撤回を要求する嘉手納町民大会には、町民1000人以上が参加し、オスプレイの即時撤去、日米地位協定の改定、米軍人による女性暴行致傷事件に対する抗議と被害者への謝罪・完全補償、事件の再発防止等を求めた。
開会の冒頭、与座嘉手納文化協会会長は、沖縄がこれ以上本土の犠牲になることは御免だ、と述べこれまで日本政府の沖縄差別の施策を糾弾した。主催者を代表して當山嘉手納町長は、町民の基地負担は極限に達しており、オスプレイの配備等のこれ以上の負担は許されない、とした。
実行委員会加盟組織代表の決意表明では、濱元嘉手納町婦人連合会会長は、オスプレイは、いつ、私の頭上に、あなたの頭上に落ちてくるか分からない。即時撤退させるまでがんばろうと決意を述べた。嶺井嘉手納町老人クラブ会長は、子や孫にこれ以上の基地負担を背負わせることは許されない、老人クラブ総員の代表として最後まで闘い抜く、と決意を述べた。
①16年前のSACO合意以降、普天間飛行場の移転にからめた、今なおくすぶり続ける嘉手納統合案。 ②嘉手納基地在来機による爆音被害が増加している中、度重なる外来機の訓練等による爆音被害の増加。 ③航空機から排出される排気ガスによる健康・悪臭被害。 ④MVオスプレイ配備により予定される年間1200回以上の訓練による爆音・排気ガス等による被害の増大。 ⑤新型ステレス機やCV22オスプレイ(空軍仕様)の配備計画。 ⑥嘉手納以南の基地返還に伴う、基地機能の嘉手納基地への統合計画。 |