2012年05月18日

許すなオスプレイ配備!!! 本HM記事にみるこれまでの経緯

 以下は当HM記事にみるオスプレイ配備計画に対する沖縄の怒りの歴史・経過だ。これだけの沖縄の反対を無視し、配備を強行する意図は何か。沖縄の怒りを意に介しない態度に強い怒りを覚えるのは私だけではないだろう。

 オスプレイ配備については阻止あるのみだ!!!

  05:18  オスプレイ辺野古配備を97年に想定(沖縄タイムス)〜・・沖縄防衛局が昨年末、初めてオスプレイ配備を明らかにした代替施設の環境影響評価書は、・・米側の安全基準のいずれも、満たしていない。〜

 05:14  飛行「狂気の沙汰」 オスプレイで反対集会(沖縄タイムス)〜・・オスプレイの普天間飛行場配備に反対する集会(主催・基地の県内移設に反対する県民会議など)が13日、宜野湾市の米軍普天間飛行場第1ゲート前であり、参加者約200人が怒りの声を上げた。・・〜 

 05:13 軍港へオスプレイ 普天間配備を即刻撤回せよ(琉球新報 社説)〜あまりにも理不尽で憤まんやるかたない。・・〜

  04:25 許すなオスプレイ配備!!!『オスプレイ7月配備〜米政府、前倒し検討〜』報道

 04:22 新たな基地建設断念等を求める民主党、官邸・外務省等への要請行動

 ガッティンナラン!沖縄差別4.20集会(東京)

 04:13 モロッコでのオスプレイ墜落事故(死傷者4名)続報!!!

 04:12 オスプレイが墜落事故 死傷者4名 沖縄配備を許すな!!!

 03:23 日本政府はオスプレイの本土一時駐機を断念。正に沖縄差別だ!!!

 03:09 オスプレイの岩国等への一時配備計画

 02:17 「辺野古移設は事実上不可能!」環境境影響評価書に対する知事意見の内容が判明!!!

 01:31 環境影響評価書第3回審査会 オスプレイに関するアセス手続きやりなおしを

 01:23 「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」が1月21日に出発!

 01:21 下地氏のオスプレイ容認発言に抗して

2012:01:11 不誠実かつ曖昧模糊とした環境影響評価書(1.12YOUYUBE動画追加) 

 09:09 9.8普天間基地の固定化・オスプレイ配備を許さない嘉手納統合案反対決起集会に参加しました

9.8普天間基地の固定化・オスプレイ配備を許さない嘉手納統合案反対決起集会(報道動画あり)

沖縄へのオスプレイ配備に関する報道(動画あり)

 09:03 オスプレイ配備に関する照会(仲井真知事・安里宜野湾市長)に対する防衛大臣回答A〜あきれる沖縄無視の態度〜

 09:02 オスプレイ配備に関する照会(仲井真知事・安里宜野湾市長)に対する防衛大臣回答@〜その内容は〜

 07:15 沖縄県議会“オスプレイ配備計画に反対する意見書及び抗議決議”を全会一致で可決

 06:25 仲井真知事・安里宜野湾市長が連名で「MV-22 オスプレイ配備についての質問状」を政府に提出 

 06:15 普天間飛行場移設・オスプレイ配備に関する仲井真知事・北沢防相会談(6月13日)要旨から

 06:14 北沢防相の“辺野古移設V字案・オスプレイ配備発言”沖縄の怒りを買う!!!

 06:13 来沖中の北沢防相、辺野古移設V字案・オスプレイ配備を伝達、沖縄の怒りを買う!!!

来沖中の北沢防相、辺野古移設V字案・オスプレイ配備を伝達、沖縄の怒りを買うA〜報道・動画あり〜

 06:11 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道F〜動画あり〜

 06:10 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道E〜動画あり〜

 06:08 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道D〜動画あり〜

 06:07 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道C〜沖縄防衛局伝達〜

 05:31 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道B〜事故映像をアップ〜

2011:05:30 悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道

悪名高きオスプレイ、来年にも普天間配備の報道(2)

2010:11:07 防衛副大臣、オスプレイの沖縄配備について言及

posted by 福地行政書士事務所 at 08:45| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月17日

5.15復帰40年を考える(沖縄の民意を代弁した上原康助氏の式典あいさつ)

 復帰40年。5月15日、沖縄が祖国復帰を果たして40年が経過した。当日は宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで盛大な記念式典が開催された。しかし、復帰40年が祝うべき記念日としての意義を有するのか極めて疑問だ。

 この疑問は式典不参加の大田昌秀元知事のコメントに集約される。以下は5.16付琉球新報からの抜粋だ。

・・来賓予定者の中に、参加しなかった人も多くいた。その中の一人、大田昌秀元知事は「祝う状況ではない。問題は一向に解決されていない。復帰とは何だったのか。日本にとって沖縄とは何なのかということを考え直す必要がある」・・「・・生活は豊かになった。しかし、変わらない基地の過重負担に対し、県民は差別という言葉を使うようになった。」と話し、本土との心理的な溝の拡大を指摘した。・・

 式典のあいさつの中で群を抜いたのは上原康助氏(元沖縄開発庁長官)だ。以下は5.16付琉球新報掲載の同氏あいさつ要旨からの抜粋だ。

 厳粛な式典にはふさわしくないあいさつかもしれないが、ご容赦ねがいたい。沖縄が余儀なくされてきた苦難の歴史の最たるものは悲惨な沖縄戦だった。沖縄は70年前の戦時中から本土防衛のとりでにされ、捨石扱いで、常に苦難と犠牲を強いられてきた。67年前の沖縄戦で・・県土は焦土と化し、20万人余の尊い命を失った。

 沖縄は日本から分断され米国の軍事占領下に置かれ、27年の長期にわたって米軍の占領下で呻吟させられてきた。・・

 国会で私が絶対に忘れず屈辱的だったのは、71年11月17日午後、まだ審議半ばの沖縄返還協定を自民党が抜き打ち的に強行採決したことだった。しかも、屋良主席が復帰に関わる重要事項をまとめた「建議書」・・を提示するため上京され、羽田空港に着いた時刻だった。・・

 県民が求め続けてきた「核抜き本土並み、平和憲法下」への復帰どころか、米軍基地に関わる密約や基地の自由使用をアメリカに担保したものでしかないことが明らかに・・。

 最後に野田総理、駐日米大使、両閣下に強く申し上げたい。民主主義社会は世論を尊重することが基本だ。なぜ、両政府とも沖縄県民の切実な声をもっと尊重しないのか。米軍普天間飛行場の移設計画が日米間で合意されてから16年余が経過した。10年余経っても実現できないことは、最初から無理があったことを実証している。周知の通り普天間移設計画はますます混迷を来している。今や沖縄県民の立場は、普天間飛行場の県内移設はノーだと、ますます強く大きな広がりを見せている。

 ・・この沖縄にこれ以上、新しい米軍基地を陸にも海にも造ることはおやめください。世界一危険(な)・・普天間飛行場を一日も早く県外移設することだ。にもかかわらず、欠陥機と言われているMV22オスプレイを7月にも普天間飛行場に配備すると報道されている。あまりの沖縄蔑視であり、到底容認できるものではない。

 今こそ日米両政府とも「政治、外交、安全保障」などに対する旧態依然の思考から脱却するため、「真剣かつ英断」をもって発想を大転換して、沖縄の米軍基地の過重負担軽減を断行すべきだ。復帰40周年がその一大転機になることを心底から願っている。

 同氏のあいさつに関して同紙記事には次のように記載されている。

 首相や知事らによるあいさつが続き、淡々と式典が進む中、・・上原康助さんのあいさつで会場の空気が一変した。・・県外移設を無視し続ける政府への悔しさがあふれ出すかのように、・・一気に読み上げた。あいさつが終わると、水を打ったように静けさが広がっていた会場に、ひときわ大きな拍手が鳴り響いた。・・

 沖縄の民意を述べた上原氏のあいさつが式典参加者の心を打った瞬間だったに違いない。

 これで終わらせてはならない。本土大手を含めた多くのマスコミが、沖縄の本土復帰40年を報道した。

 物言わぬ民が、自ら滅んでいくような、愚かな途を歩まぬように、

 沖縄は更に、沖縄の声を挙げ続けなければならない。

posted by 福地行政書士事務所 at 16:11| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月15日

復帰40年〜各紙社説にみる沖縄の祖国復帰〜

 1972年(昭和47年)5月15日、当時私は12歳。小学校6年生だった、はずだが余り記憶はない。ただ、軍雇用員で全駐労に加入していた父親が、連日復帰運動で家を留守にしていたのを思い出す。

 復帰後も、米兵による事故・事件は後を絶たず、子どもながらに憤りを覚えたのを記憶している。

 復帰後、生活が豊かになったのは間違いない。衣食住のあらゆる面で、私が小中のころとは比較できない。(但し、本土の比較しての経済成長の恩恵を受けていないことは間違いない。)

 しかしながら、基地問題については別だ。特に、私が住む嘉手納町の状況は変わらない。それどころが近年の爆音等の基地被害状況は悪化している。

 そんな中での復帰40年。日本全体が日米安保の負担を分かち合うことが必要であり、今後、沖縄はどういう選択をすべきかも、真剣に考えなければならない。

 復帰40年にあたっての各紙社説を読むと、沖縄の基地負担軽減への理解が進んでいるように見える。日米安保体制の重要性を説くのであれば、案分に負担すべき覚悟が要ると。その覚悟をも阻んでいるのは何か。考える必要がある。

以下は、沖縄復帰40年にあたっての各紙の社説

復帰40年/自立の気概持とう 国の空洞化、無策を憂う(琉球新報)

  〜・・県民が「復帰」に込めた「基地のない平和な沖縄」「日本国憲法の下への復帰」の理想は今なお、実現していない。・・「基地依存」は先入観」「人材育成に注力を」・・〜

[復帰40年]普天間を解決する時だ(沖縄タイムス)

  〜・・沖縄の民意は変わった。基地依存・財政依存からの脱却を目指した「沖縄21世紀ビジョン」の将来像は、多くの県民に共有されており・・〜

沖縄復帰40年/「祖国」による分断を超えて(河北新報)

  〜「変わらぬ基地 続く苦悩」「沖縄県 きびしい前途」沖縄が本土復帰を果たした1972年5月15日付『琉球新報』1面の見出しである。・・〜

沖縄復帰40年 「本土並み」はまだ遠い(5月13日)(北海道新聞)

  〜・・沖縄には日本への「復帰」という言葉遣いにすら抵抗感がある。「基地のない平和な島」を取り戻してこそ真の復帰だという意味だ。重く受け止めなければならない。・・

沖縄復帰40年 「不平等」の固定化でいいのか(西日本新聞)

  〜・・沖縄の基地を固定化・・は、沖縄と本土の「不平等」も固定化してしまうことだ。・・ 原発事故では全国の住民が、福島の人々の苦労を思いやった。同じように沖縄の人々の苦難にも、いま再び想像力を働かせたいと切に思う。

 少数の犠牲の上で大多数が安逸に暮らす−。そんな社会を放置し続ける日本であっていいはずがない。

沖縄施政権返還40周年 いまだ「復帰」なし得ず(東京新聞)

  〜・・「本土並み」程遠く、人権ないがしろに、同胞として連帯を・・

 沖縄の現状にも国民全体が関心を寄せ、沖縄に基地を置く根拠とされた「抑止力」が真実かどうか自ら考えるべきだろう。本土と沖縄が同胞として痛みを共有し、連帯して初めて、本当の復帰に向けた第一歩を記すことができる。

大手新聞社説一覧 (2012/05/15)(クリックで同HMへ)

posted by 福地行政書士事務所 at 11:33| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月14日

反基地の動き〜復帰40年を経た沖縄の現状から〜

 復帰から40年を経た沖縄。沖縄の基地負担軽減の沖縄の民意は、一顧だにされない現状だ。

 沖縄の民意を無視したオスプレイ配備計画の発表。PAC3訓練の強行。第3次嘉手納基地爆音差止訴訟での国の「爆音甘受」主張。普天間基地の固定化につながる滑走路工事等・・。

 このような現状において、オスプレイ配備反対、基地のない沖縄を目指す集会が開催された。

 沖縄は、さらに、沖縄の声を挙げ続けなければならない。

復帰40年:行進最終日 基地ない未来願う(沖縄タイムス)

復帰40年:「本土で基地 どうですか」(同)

飛行「狂気の沙汰」 オスプレイで反対集会(同)

米軍、PAC3展開訓練 14日未明(同)

住民自治回復を 県民大会に3千人参加(琉球新報 動画あり)

嘉手納PAC3移動 伊江島へ初展開(同)

オスプレイ沖縄に7月配備へ(NHK沖縄)

米軍PAC3県内に展開訓練(同)

PAC3部隊 未明に移動(QAB 動画あり)

平和とくらしを守る県民大会 基地の過重負担訴える(同)

PAC3、きょう未明に嘉手納基地から移送(OTV)

posted by 福地行政書士事務所 at 17:39| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月09日

沖縄の民意は米軍基地等の県内たらい回しを許さない(復帰40年アンケートから)

 昭和47年5月15日に本土復帰した沖縄。今年で40年目を迎える。核抜き・本土並みを求めた沖縄の願いは裏切られ続けてきた。

 40年の節目にあたって、沖縄タイムス(朝日新聞社共同)と琉球新報(毎日新聞社合同)の世論調査の結果が公表された。辺野古の県外・国外移設、基地負担の軽減、オスプレイ配備反対等の沖縄の民意があらためて示された。

 更に、県民の50%が、沖縄への基地集中は「差別」であるとの認識を示した。これまでの抑圧されてきた沖縄が声を上げ始めた。全国の58%は「差別」とは思わないと回答しているが、認識不足も甚だしい、と言いたい。また、この無神経さは沖縄問題について大手マスメディアが取り上げてこなかったことが原因ではないかと指摘したい。7年前に沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した時、本土大手のマスコミはこの事故を取り上げなかった。このこと自体が沖縄差別の実態を示している。

 2010年4.25の読谷村での県民大会で、二度と沖縄は苦渋の決断はしないと宣言した。それを主張してきた。

 今後は日米両政府はもとより、日本全体が認識をあらたにしなければならない。

県民の50%、沖縄の基地集中は「差別」(沖縄タイムス)

復帰世論調査:差別認識 落差なぜ(同)

「辺野古反対」県内9割 全国6割「県外・国外」(琉球新報)

普天間爆音訴訟団 オスプレイ配備に抗議(QAB)

基地集中は「本土の差別」沖縄で50% 共同世論調査(朝日新聞)

posted by 福地行政書士事務所 at 15:53| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月09日

中部地区町村議会議長会(沖縄県)が嘉手納統合・暫定移設案に反対決議!!!

 昨日5月8日、沖縄県の中部地区・町村議会の臨時議長会が開催され、普天間基地の嘉手納統合及び暫定移設案について反対する決議を全会一致で可決しました。

 普天間基地の県内移設は不可能であることが、あらためて示されました。

 この動きは更に拡がる見込みです。

嘉手納基地暫定移設で反対決議(OTV)

嘉手納暫定移設 中部町村議会議長が反対決議(QAB)

嘉手納反対案を決議 中部町村議長会(沖縄タイムス)

posted by 福地行政書士事務所 at 10:17| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月08日

水上バイクで、台湾花蓮市から与那国町へ交流団!

 5月6日付琉球新報に興味深い記事を見つけた。4月29日に与那国町と姉妹都市を締結している台湾花蓮市から交流団72人が水上バイク35台と帆走船1艇で与那国町を訪問したという。「八重山毎日新聞提供」との説明書きがあったので、早速同HM及び与那国町HMへアクセスした。和やかな歓迎セレモニーが行われた。

水上バイクで横断 花蓮市交流団76人(4.25付八重山毎日新聞)

水上バイクで与那国着 台湾花蓮市交流団、150キロの洋上横断(4.30付同)

華連・与那国間水上バイク太平洋横断2012(与那国町HM

台湾から友好の使者 水上バイクで与那国に(5.5沖縄タイムス

 尖閣問題や自衛隊配備等でニュースになることが多い八重山だが、このような民間交流は地道に進めていくことが必要だ。地域の安全保障を考えるうえで、人材・文化交流を通じての相互理解こそが最も重要だ。

 与那国町の地道な活動に拍手を送るとともに、更なる交流促進を期待したい。

posted by 福地行政書士事務所 at 09:02| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月07日

基地周辺の爆音調査結果(学校等)

騒音の影響.jpg

公的機関による爆音測定データ公表HM(クリックで同HMへ)
@沖縄の環境(県庁文化環境部環境保健課)

A沖縄防衛局

1.嘉手納及ビ普天間飛行場周辺ノ航空機騒音状況(平成23年度~平成17年度)

2.嘉手納飛行場及び普天間飛行場周辺の航空機騒音状況(平成24年度)

2012:05:10  教室内騒音を測定へ 全公立校が対象(琉球新報):県教育庁・・、全県立高校と県内6教育事務所に対し、教室内の騒音測定を実施・・通知・・

2012:05:07 嘉手納基地で深夜・早朝の騒音が過去最多(OTV): 昨年度の調査・・、嘉手納基地の北側に位置する屋良地域で、午後10時から午前6時までの深夜・早朝に、70デシベル以上の騒音が測定された回数が過去最も多い5175回 ・・

嘉手納の騒音夜間早朝が最悪(NHK沖縄):・・嘉手納町屋良地区でことし3月までの1年間、夜間から早朝にかけて測定された軍用機の騒音は、5000回を超えて過去最悪を記録・・

2012:05:05 普天間警報音 70デシベル 特異音で圧迫感(琉球新報):米軍普天間飛行場から3日午前0時半と同5時半ごろに、それぞれ30分余にわたり警報器音とみられるごう音が鳴った問題・・、・・隣接する普天間第二小学校の屋上で最大69・7デシベルの騒音を記録

2012:05:03  深夜早朝の騒音最多 屋良地区で5175回(琉球新報):・・當山宏嘉手納町長は「協定が守られていない。締結後に増えているのは考えられない。守ってもらわなければ困る」と話した。・・

屋良騒音70デシベル超5175回(沖縄タイムス):・・當山宏町長は「米軍の都合で運用され、騒音防止協定が形がい化している」と指摘し、昼夜問わずエンジン音を響かせる米軍機の運用体制に強い不満を示した。

普天間飛行場周辺 未明に異常音(同):・・60代の男性は「基地がある場所が狙われる。普段のヘリや戦闘機とも違うブーンブーンという音で、恐怖を感じた」・・

2012:05:01  宜野湾大山で大幅増 11年度防衛局騒音測定結果(琉球新報):・・・宜野湾市大山の騒音発生回数が1760回増の5127回と大幅に増・・・。嘉手納基地・・・北谷町砂辺だけが騒音発生回数が3266回増の1万7914回となったが、13地点で減少した。W値も13地点で減少した。・・・(一日中爆音に曝されているのに。嘘だろ!)

2012:04:27 嘉手納町クーラー使用前倒し(NHK沖縄):嘉手納町では、嘉手納基地の軍用機の騒音が激しい町内の学校の強い要望を受けて、5月からとなっている冷房の使用を4月から暑い日にも前倒しすることに・・・          

2012:04:17  屋良小教室で72デシベル 米軍機騒音嘉手納町測定(琉球新報)

2012:04:15 普天間第二小で119デシベル超(沖縄タイムス)

2012:04:14 普天間第二小、教室で106デシベル記録 ミサイル警戒で(琉球新報)

        最大騒音は南原小 防衛省調査(沖縄タイムス)

        普天間FA18騒音 最大115デシベル(沖縄タイムス)

2012:04:11 入学式を襲う米軍機の爆音 式典中断!!!

爆音が入学式を襲った昨日(11日)の嘉手納基地の様子から見えてくるもの

2012:04:02 普天間第2小学校の爆音値100デシベル超!!!

posted by 福地行政書士事務所 at 21:50| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月06日

原発完全停止!!!〜国内すべての原発が運転停止〜

 昨年の東日本大震災後、唯一稼働していた北海道泊村にある泊原発3号機が、5月5日定期検査のため運転が停止した。これにより国内のすべての原発が稼働停止したことになる。

 福島原発事故により原発に対する安全神話は完全に崩壊した。脱原発、脱原発依存の言葉にも示されるように、原発に依存しないエネルギー政策の構築が求められている。活断層上に位置し、現在でも地震が頻発している日本において、脱原発は日本の選ぶべき途である。

 そんな中、5月1日に発表された日米共同声明では、原子力開発について次のように記されている。(当HM記事「沖縄と日米共同声明」に全文掲載)

 我々はまた,クリーン・エネルギーや再生可能エネルギー源の開発,原子力エネルギーの平和的,安全・安心な利用といったエネルギーに関する協力と,エネルギー安全保障に関する協力に対し,コミットすることを確認する。

 つまり、国内での原発の議論とは無関係に米国とは原子力利用に関する協力を約束しているのである。正に、国内世論を無視した政府の態度と言わなければならない。

 脱原発は日本が選択すべき途だ。

全原発が停止/いったん白紙に戻し議論を(河北新報:社説)

42年ぶり原発全基停止 泊3号機定検入り(中日新聞)

全原発停止 5団体「再開許さぬ」(読売新聞)

原発全停止で反対運動相次ぐ(中國新聞)

posted by 福地行政書士事務所 at 15:08| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月04日

沖縄と日本国憲法〜沖縄憲法番外地〜

 沖縄は「憲法番外地」だとの指摘を最初に耳にしたのは、普天間爆音訴訟原告団の島田団長のあいさつだった。

 4月19日、20日の両日、民主党、首相官邸・環境・外務・防衛の各省庁に対し、基地被害の除去・解決等に関する要請を行った。第二次普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団の要請書には次のように記されている。 

・・・人権の回復と核も基地もない沖縄を希求して平和憲法に救いを求めた「復帰」が実現したにもかかわらず、40年を経過した今も、沖縄は「憲法番外地」に放り出されたままである。・・・

 沖縄の現状が的確に表現されている。
 在沖米軍、特に嘉手納・普天間両基地の付近住民を無視した振る舞いは激しさを増し、子どもたちの入学式や卒業式でさえも一顧だにしない状況だ。更には沖縄の民意を無視し、普天間飛行場の辺野古移設計画やオスプレイ配備計画等。憲法の三大原則である、国民主権(沖縄のことは沖縄が決める)、基本的人権の尊重(平穏な生活)そして平和主義が沖縄に適用されているとは、到底言い難い。
 昨年もこの時期に沖縄と日本国憲法について書いた。「あらゆる手段を講じて、ウチナーンチュ(沖縄人)の権利を守る必要がある。日米地位協定改定の声、米軍族不起訴事件の検察審査会申立て、そして嘉手納・普天間の両爆音差止訴訟はその実践である。あきらめることなく、更に沖縄の声を発信するとともに、行動を提起していく必要がある。」と書いたが、昨年と比較して沖縄の現状はどう変わったか。

 更に悪化しているとしか言いようがない。

 普天間飛行場の辺野古移設強行を唱える政府、オスプレイ配備計画、高江ヘリパッド建設、更には教科書問題、自衛隊配備、北朝鮮ミサイル発射に伴うPAC3配備、慰霊碑の説明文言の書換問題等々・・。
 これからも、あらゆる手段を講じて、ウチナーンチュ(沖縄人)の権利を守る必要がある。騒音防止協定遵守や日米地位協定改定の声、嘉手納・普天間の両爆音差止訴訟の提起新たな基地建設反対闘争等は、その実践である。

 更に沖縄の声を発信するとともに、行動を提起していく必要がある。

posted by 福地行政書士事務所 at 10:56| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月03日

在沖海兵隊の発表実数に乖離(琉球新報記事より)

 今日、5月3日付け琉球新報記事で、在沖米軍が沖縄県あてに回答した在沖海兵隊実数(約1万5千人)と米軍再編における示された実数(約1万9千人)に大きな隔たりがあることが示された。以下の同記事からの抜粋である。

 在沖米軍が、在沖海兵隊の実数を1万5365人(2011年6月末時点)と県に2日までに回答した。日米両政府は在沖海兵隊の定数について06年5月の米軍再編最終報告と、先月27日の再編見直しの共同文書でそれぞれ1万8千人、1万9千人としているが、在日米軍再編協議が行われていた05年以降、実数は1万2、3千人台で推移し、最多でも1万5千人台前半にとどまる。海兵隊の実数と定数が大きく懸け離れていることが鮮明になった。続きはこちらをクリック(同HM記事へ)

 在沖海兵隊実数については、再編計画が書き換えられる度に数字が書き換えられ、沖縄への駐留数や日本の経費負担を求めるために数字が操作されていると指摘されてきた。その事実がますます明らかになったと言える。

 4月27日に発表された「在日米軍再編見直し共同文書」では9千人の在沖海兵隊を海外に移転することになった。そうであれば、沖縄に留まる米海兵隊数は6千人となる。普天間飛行場の辺野古移転は不要であり、更なる米軍基地の縮小が可能となる。

posted by 福地行政書士事務所 at 11:28| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月02日

6月県議選〜争点:普天間飛行場移設。県議選の結果如何に関わらず、沖縄の民意は揺るがない。 〜

 6月10日投開票の沖縄県議会議員選挙。今日(5月2日)付沖縄タイムス紙に県内政党責任者の座談会記事が掲載された。懸案の普天間飛行場移設については、「県外・国外」で各党の見解が一致した。

 県議選の結果如何に関わらず、沖縄の民意は揺るがない。

以下は同記事からの抜粋である。

社民党県連(新里氏):1昨年の4.25県民大会で示された「早期閉鎖・返還」「国外・県外移設を求める」趣旨で県民が団結することが重要だ。・・

共産党県委(前田氏):県内移設に断固、反対する。移設先探しでは問題は解決しない。即時無条件撤去を主張すべきだ。・・

公明党県本(糸洲氏):県外・国外移設を強く求める。過重な基地負担を沖縄に押し付けず、政府の責任で解決すべきだ。・・

社大党(大城氏):4.25県民大会で示された即時閉鎖・返還と固定化を許さない県民意思を大事にする。オスプレイ配備も反対だ。・・

民主党県連(新垣氏):アジアの不安定な安全保障環境の中、沖縄の過重な基地負担の解決策を探る。民主党県連は一貫して辺野古埋め立てに反対しており、県民世論の大勢は県外・国外意思統一されている。

国民新党県連(呉屋氏):・・早期の移設・撤去が何より重要だ。移設先は問わない。県外・国外移設に反対はしないが、現状では受入れ先を探すのは難しい。

そうぞう(當間氏):辺野古断念からスタートすべきだ。普天間は16年間、すでに固定化されている。県外・国外が基本だが、政治家は現実的な解決策を考えないといけない。・・

自民党県連(新垣氏):危険性の除去と早期返還、固定化の阻止を訴える。代替施設は県外に求める。沖縄だけに過重な基地負担を押し付けず、国民みなで負担すべきだ。・・

 県議選の結果如何に関わらず、沖縄の民意は揺るがない。

県議選:8党、普天間「県外・国外へ」(沖縄タイムス)

posted by 福地行政書士事務所 at 17:58| 多事争論(馬耳東風)5
2012年05月02日

沖縄と日米共同声明

 5月1日米両首脳による「日米共同声明」が発表された。日米同盟関係をぎくしゃくさせた、と喧伝されている沖縄の米軍基地、とりわけ普天間飛行場移設問題については一切触れぬままだ。

 未曾有の被害をもたらした東日本大震災を契機とした米軍の可視的日本支援を取り上げ、日米同盟の強固さを自画自賛しているが、本当だろうか。

 震災における原発事故は日本の進むべき途、脱原発を示した、と思っていた。ところが「日米共同声明」では次のように記され、原発推進の協力関係を確認している。

 我々は、・・・原子力エネルギーの平和的、安全・安心な利用といったエネルギーに関する協力と、エネルギー安全保障に関する協力に対し、コミットすることを確認した。

注)コミットの意:かかわり合うこと。関係すること。

 脱原発、脱原発依存等々の表現で国内における原発への不信感が高まる中、原発推進を国際公約した野田首相の姿勢は、極めて疑問である。

 「日米共同声明」には沖縄の米軍基地については一切触れられていないが、人権や法の下の平等の理念に関して次のように記されている。

 日本と米国は、民主主義、法の支配、開かれた社会、人権、人間の安全保障・・・といった価値へのコミットメントを共有している。今日のグローバルな課題にわれわれが共に取り組むに当たり、これらの価値がその指針となる。

注)コミットメントの意: 約束。誓約。公約。 かかわり。関与。介入。

 「民主主義、法の支配、開かれた社会、人権、人間の安全保障・・・といった価値」を共有するというのであれば、正に植民地同様の扱いを受けている沖縄の有様に目を背けることは許されない。沖縄の米軍基地の有様に目を向け、沖縄の民意に沿った基地問題の解決を図るべきである。

 基地も原発も、一部地域に犠牲を押し付け、犠牲を免れた地域、特に大都会が利益を享受するという構図は同じである。

 日本全体で犠牲を分かち合うのか、新たな進路を見出すのか。日本全体が考えるべきであり、政府がその道筋を示すべきである。

 以下は外務省HMからの転載である。クリックで同HMへ

日米共同声明:未来に向けた共通のビジョン(仮訳)

 日米同盟は,アジア太平洋地域における平和,安全保障,安定の礎である。地域のダイナミックな成長と繁栄は,60年にわたり,このパートナーシップにより支えられてきた。
 この同盟の力強さは,2011年の東日本大震災でも示されたが,両国とその国民の間の緊密な絆に基づいている。我々のパートナーシップは,このような絆によりしっかりつなぎ止められ,支えられていく。
 日本と米国は,民主主義,法の支配,開かれた社会,人権,人間の安全保障,自由で開かれた市場といった価値へのコミットメントを共有している。今日のグローバルな課題に我々が共に取り組むに当たり,これらの価値がその指針となる。
 日米のパートナーシップの基本は,引き続き,平和の維持への我々の不朽のコミットメントである。何十年にもわたり,我々の同盟は,包括的なパートナーシップへと着実に発展し,世界の経済成長の重要なセンターであるアジア太平洋地域と,更にそれを超えた地域の平和と安定に貢献している。
 日本と米国は,アジア太平洋地域と世界の平和,繁栄,安全保障を推進するために,あらゆる能力を駆使することにより,我々の役割と責任を果たすことを誓う。我々の協力と対話は,政府と民間部門のあらゆるレベルと分野に広がっている。
 我々が未来に向けた共通のビジョンを実現するため,我々は,両国の安全保障・防衛協力の更なる強化を目指す。アジア太平洋地域は変動する国際環境の中で様々な課題に直面している。我々は,日米同盟が日本の安全保障と,アジア太平洋地域の平和,安全保障,経済的繁栄に必要不可欠であることを再確認する。2010年の防衛計画の大綱の下での日本の動的防衛力の構築と,米国がアジア太平洋を重視する戦略を含め,我々はそれぞれのコミットメントを実行していく。米国によるこの戦略は,地理的により分散し運用面でより抗堪性のある兵力態勢を地域で実現しようとする取組を伴う。我々が見直した米軍再編計画は,地域の多様な緊急事態に日米同盟が対応する能力を更に高めるものである。
 日本と米国は,東アジア首脳会議(EAS)やAPEC等のフォーラムを通じることなどにより,開放的,包括的で,国際的に受け入れられるルールと規範を支える制度を強化し,また,そのようなネットワークを育んでいくために,地域のパートナー
と共に取り組んでいる。これは,相互理解,信頼そして透明性を促進しつつ,地域の多様性を尊重するアプローチである。日本と米国は,地域の全てのパートナーがこのプロセスに積極的に貢献することを歓迎する。
 我々は,伝統的な脅威とともに,新たに生じる安全保障上の脅威にも直面しており,2011年の共通の戦略目標に基づき,テロ,大量破壊兵器の拡散,海賊といったグローバルな課題に共に取り組むことにコミットする。我々は,法の支配を推進し,人権を擁護するとともに,平和維持,紛争後の安定化,開発援助,組織犯罪と麻薬密売,感染症に関し,更に協調していくために,共に取り組んでいくことを誓う。我々は,海洋,宇宙,サイバー空間といった死活的に重要な空間が,責任を伴い,ルールに基づいて利用されることを確保しつつ,その大きな潜在性を保護し,発展させることにも取り組まなければならない。
 我々は,二国間の経済調和と地域経済統合の推進を通じ,両国の経済成長と繁栄を強化することを目指す。我々は,二国間の貿易・投資関係を深め,イノベーション,起業,サプライチェーン・セキュリティ,インターネット・エコノミー,科学技術,女性の起業や経済的なエンパワーメントにおける協力を促進するための方途を引き続き追求する。我々は,また,アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を築くというAPECの長期的な目標に沿って,アジア太平洋地域の貿易・投資に関する高い水準のルールを築き,地域経済統合を推進することに共に取り組むことにコミットしている。我々は,現在行っている環太平洋パートナーシップ(TPP)に関する二国間協議を引き続き前進させ,どのように二国間の経済調和と地域経済統合を推進していけるのかを更に探求する。
 我々はまた,クリーン・エネルギーや再生可能エネルギー源の開発,原子力エネルギーの平和的,安全・安心な利用といったエネルギーに関する協力と,エネルギー安全保障に関する協力に対し,コミットすることを確認する。我々は,気候変動の世界への影響に取り組むためのコミットメントを互いに共有する。
 両国民の間の緊密な絆は,我々の同盟と,我々の未来に向けた共通のビジョンにとって,最大の財産である。将来世代の日本人と米国人の強い絆を発展させるため,我々は,キズナ強化プロジェクトやトモダチ・イニシアティブなどの取組を通じ,あらゆるレベルでの人的交流の強化にコミットする。我々は,相手国の学校や大学に通う学生や研究者の数を増加させ,渡航や観光を一層推進するために共に取り組む。
 日本と米国は,両国の全ての国民,そして世界のため,平和で繁栄した未来に向けて,我々の共通のビジョンを実現するべく,これまでに述べた分野やその他の分野において,我々の協力を拡大し,同盟を更に強化していくことを決意している。
                             (了)

 

posted by 福地行政書士事務所 at 11:22| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月30日

在日米軍再編見直し共同文書〜沖縄に対する野田首相の認識〜

 今日4月30日付けウォール・ストリート・ジャーナル日本版(クリックで同HM記事へ)に、今回の共同文書に対する野田首相の書面インタビュー記事が掲載された。以下は同HMからの転載である。 

Q: 今回の「2+2」共同文書の意義について

野田首相: 今回の文書は、同盟の更なる深化と拡大とともに、沖縄の目に見える負担軽減に向けた確固たる基礎となるものである。

 また、地域の抑止力の維持と沖縄の負担軽減の早期実現という観点から、前向きかつ合理的な内容の合意になっていると認識している。

 今回の合意内容を着実に実施していくことを通じ、日米安保体制を一層強固なものにしていきたい。

 沖縄の民意への配慮は一切ない。

 このインタビューは日米首脳会談を前にして回答したものであるが、日本政府の目的は沖縄を盾として日本の防衛、米国のアジアプレゼンスを維持することにあることが示された。沖縄を米国の不沈空母にでもするつもりかと言いたい。

 沖縄は、さらに、沖縄の声を挙げ続ける!!! 

posted by 福地行政書士事務所 at 17:44| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月30日

在日米軍再編見直し共同文書〜日本政府発表の共同発表のポイントに見る日本政府の嘘〜

 4月27日に発表された日米共同文書に関するポイント、「日米安全保障協議委員会(「2+2」)共同発表のポイント」と題する文書が、防衛省・外務省の両HMで公表された。ところが普天間飛行場の辺野古移設案について、共同文書では「これまでに特定された唯一の有効な解決策であるとの認識を再確認した。」と記載されているのに対して、HMに掲載された文書では、「現行の移設案が唯一の有効な解決策であることを再確認。」と記載されている。

 日本政府は、共同文書の記載と異なる認識を持っていることを示した。すなわち、現行辺野古案の変更はありえないという意思表示だ。

 共同文書に記載した内容さえも否定しようとする日本政府にはあきれるばかりだ。

 沖縄に基地があって当たり前という沖縄差別の思想を日本政府が改めない限り、普天間飛行場の県外・国外移設及び沖縄の基地負担軽減を求める等の沖縄の民意を納得させることはできない。

外務省HM(クリックで同HMへ)  防衛省HM(クリックで同HMへ)

日米安全保障協議委員会(「2+2」)共同発表のポイント
平成24 年4 月27 日
前文
(1)2006 年5 月の「再編のロードマップ」に定められた計画の調整を決定。
(2)海兵隊の沖縄からグアムへの移転及びその結果として生ずる嘉手納以南の土地の返還の双方を、普天間飛行場の代替施設に関する進展から切り離すことを決定。
(3)米海兵隊の新しい態勢に加え、日本の防衛態勢の強化及び日米間の動的防衛協力の推進により、日米同盟全体の抑止力が強化される旨確認。
1.グアムと沖縄における部隊構成(人数は定員)
(1)米国は、海兵空地任務部隊(MAGTF)を沖縄、グアム、ハワイに置くとともに、豪州へのローテーション展開を構築する。
(2)約9000 人の海兵隊員が沖縄から日本国外に移転。
(3)沖縄における海兵隊の最終的なプレゼンスは「再編ロードマップ」の水準と一致。
(4)グアムにおける海兵隊は約5000 人となる。
(5)海兵隊のグアム移転に係る米国政府による暫定的な費用見積りは、86 億ドル。日本側の財政的コミットメントは、2009 年のグアム協定の真水(2008 米会計年度ドルで28億ドルが限度)となる。他の形態での財政支援(出融資)は利用しない。次項2.(2)の協力で貢献する場合もこのコミットメントの内数。
2.地域の平和、安定及び繁栄を促進するための新たなイニシアティブ
(1)アジア太平洋地域の平和、安定及び繁栄を促進する重要性を確認。日本政府はODA の戦略的な活用を含む様々な措置をとる。
(2)日米両政府は、グアム及び北マリアナ諸島連邦において日米が共同使用する訓練場の整備に向けた協力を検討し、2012 年末までに協力分野を特定。
3.沖縄における土地返還
(1)@手続後の速やかな返還が可能な区域:キャンプ瑞慶覧の一部(西普天間住宅地区、及び施設技術部地区内の倉庫地区の一部)、牧港補給地区の一部(北側進入路、第5ゲート付近)
A県内移設後に返還が可能な区域:牧港補給地区の一部(倉庫地区の大半を含む)、キャンプ瑞慶覧の一部(インダストリアル・コリドー等)、キャンプ桑江、那覇港湾施設、陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム
B海兵隊の国外移転後に返還が可能な区域:キャンプ瑞慶覧の一部、牧港補給地区の残余
(2)沖縄に残る施設・区域の統合計画を日米が共同で2012 年末までに作成。
4.普天間代替施設と普天間飛行場
(1)現行の移設案が唯一の有効な解決策であることを再確認。
(2)代替施設が完全に運用可能となるまでの間、普天間飛行場を安全に運用し、環境を保全するために必要となる補修事業について、日米が相互に貢献。
                            (以上)

 

posted by 福地行政書士事務所 at 14:05| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月29日

在日米軍再編見直し共同文書〜基地負担は軽減されるのか(報道)〜

 4月27日に発表された日米共同文書。沖縄の基地負担は改善されるのか。

 沖縄の加重な基地負担軽減の改善は見込めないとの否定的な意見がほとんどだ。

在日米軍再編 「辺野古」見直し必至だ(4月28日)(北海道新聞 社説)〜 辺野古移設は地元の反対が強く難しい。普天間が移設されないまま固定化することがあってはならない。 〜

[日米共同文書]負担軽減の本気度疑う(沖縄タイムス)〜県内は疑念と無力感に包まれている。〜

日米共同文書 普天間 不可能上塗り 薄い沖縄の期待感(琉球新報)〜沖縄側の期待感は乏しい。

【県内政党コメント】(4.28琉球新報より抜粋)

自民党県連:嘉手納より南の施設返還の多くが普天間代替施設提供が前提・・。普天間の固定化、嘉手納統合につながりかねず、断じて許されない。代替施設を県外に求めることが普天間の危険性早期除去、返還につながる。

共産党県委:移設条件付きで基地の返還は不可能というのが沖縄の実態。・・・オスプレイ配備を撤回し、普天間基地を即時無条件撤去せよ。

社大党:共同文書は、県民の期待とは程遠い内容だ。さらに南西諸島の軍事的強化が盛り込まれ、沖縄を軍備の最前線にする発表となっており全く評価できない。日本政府は悲惨な沖縄戦を忘れず、県民の民意を実現せよ。

政党そうぞう:進展は何一つなく、いつ普天間が返還されるか見通しがない。・・両政府は辺野古移設を断念し、ローテーション拡大で海兵隊の縮小を図るべきだ。

社民党県連:関連施設の県内移設が前提であり、・・・「辺野古」にこだわる限り進展はなく、不毛な合意だ。県民の声を受け止め、県内移設断念を協議せよ。

公明党県本:辺野古移設であれ嘉手納統合であれ県内移設は断じて容認できない。普天間飛行場の補修は固定化につながる。日米両政府は、沖縄の負担軽減のために県内移設を断念し、県外・国外への移転を追求すべきだ。 

民主党県連:普天間の固定化は絶対にあってはならない。それにつながる補修は必要ない。パッケージ切り離しは評価するが、日米両政府は辺野古は不可能と認識すべきだ。・・・

国民新党県連:普天間飛行場の危険性除去が一番の課題だ。普天間の早期返還を目指し、日米両政府が辺野古のみに固執せず、全てに可能性を排除しなかったことは一歩前進。・・・

posted by 福地行政書士事務所 at 23:23| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月29日

在日米軍再編見直し共同文書〜沖縄の基地負担は軽減されるのか〜

 4月27日に発表された日米共同文書。沖縄の基地負担は改善されるのか。沖縄では否定的な意見がほとんどだ。以下、内容について検討する。

1.沖縄が求める普天間飛行場の県外・国外移設について

  辺野古移設については共同文書では次のように記されている。

V. 普天間飛行場の代替施設及び普天間飛行場

 ・・・閣僚は、キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に建設することが計画されている普天間飛行場の代替施設が、引き続き、これまでに特定された唯一の有効な解決策であるとの認識を再確認した。

 沖縄が求める県外・国外移設については一切考慮せず、辺野古移設を推進する姿勢を示した。しかしながら、「これまでに特定された」という文言が加わったことにより、これまで動かないと言われていた辺野古案が動く可能性が示されたことも事実であり、これまでの沖縄の取組みの結果である。辺野古案撤回まで、さらに沖縄の声を挙げ続ける必要がある。

2.パッケージ論の否定

 普天間飛行場の辺野古移設と海兵隊の国外移転のパッケージ論が否定された。

(冒頭)

・・・第3海兵機動展開部隊(VMEF)の要員の沖縄からグアムへの移転及びその結果として生ずる嘉手納飛行場以南の土地の返還の双方を、普天間飛行場の代替施設に関する進展から切り離すことを決定した。・・・

 パッケージ論の否定により、海兵隊のグアム移転及び嘉手納飛行場以南の基地の返還が切り離されることになった。

 しかし、約9000人の米海兵隊員とその家族の移転についてもその実質はローテーション移転されていた人員がその対象であり、実質的な移転はないと指摘されている。

 嘉手納飛行場以南の基地の返還についても、速やかな移転対象地域は細切れであり跡地利用にはつながらないと指摘されている。

 さらに、県内の代替施設提供後の返還対象施設については、基地機能の県内移設を前提としているに過ぎない。嘉手納飛行場以北の地域にあらたな基地負担を強いる結果となり、辺野古移設案と同様、あらたな基地負担を引き受ける地域は県内には皆無だ。

 パッケージ論は否定されたものの、その実質は沖縄の基地負担軽減を達成するには程遠い内容となっている。

posted by 福地行政書士事務所 at 19:30| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月29日

在日米軍再編見直し共同文書(全文)

 4月27日午前11時に発表された「在日米軍再編見直し共同文書」は以下の通りである。共同発表:日米安全保障協議委員会(「2+2」)<仮訳>(防衛省HMより転載 クリックで同HMへ)

共同発表:日米安全保障協議委員会(「2+2」)<仮訳>                

                       2012年4月27日

玄葉外務大臣

田中防衛大臣

クリントン国務長官

パネッタ国防長官  

 日米安全保障協議委員会(SCC)は、在沖縄米海兵隊の兵力を含む、日本における米軍の堅固なプレゼンスに支えられた日米同盟が、日本を防衛し、アジア太平洋地域の平和、安全及び経済的繁栄を維持するために必要な抑止力と能力を引き続き提供することを再確認した。

 ますます不確実となっているアジア太平洋地域の安全保障環境に鑑み、閣僚は、2011年6月21日のSCC共同発表に掲げる共通の戦略目標を進展させるとのコミットメントを強調した。また、閣僚は、その共同発表に沿って二国間の安全保障及び防衛協力を強化し、アジア太平洋地域の諸国への関与を強化するための方途を明らかにするとの意図を表明した。

 日本国政府は、2012年1月に米国政府により国防省の新たな戦略指針が発表され、アジア太平洋地域に防衛上の優先度を移すとの米国の意図が示されたことを歓迎した。また、日本国政府は、同地域における外交的関与を推進しようとする米国の取組を歓迎した。

 SCCは、両国間に共有されるパートナーシップの目標を達成するため、2006年5月1日のSCC文書「再編の実施のための日米ロードマップ」(再編のロードマップ)に示された計画を調整することを決定した。閣僚は、これらの調整の一部として、第3海兵機動展開部隊(VMEF)の要員の沖縄からグアムへの移転及びその結果として生ずる嘉手納飛行場以南の土地の返還の双方を、普天間飛行場の代替施設に関する進展から切り離すことを決定した。

 閣僚は、これらの調整が、アジア太平洋地域において、地理的により分散し、運用面でより抗堪性があり、政治的により持続可能な米軍の態勢を実現するために必要であることを確認した。これらの調整は、抑止力を維持し、地元への米軍の影響を軽減するとの再編のロードマップの基本的な目標を変更するものではない。また、これらの調整は、米軍と自衛隊の相互運用性を強化し、戦略的な拠点としてのグアムの発展を促進するものである。

 また、閣僚は、第I部に示す部隊構成が日米同盟の抑止力を強化するものであることを確認した。さらに、閣僚は、同盟の抑止力が、動的防衛力の発展及び南西諸島を含む地域における防衛態勢の強化といった日本の取組によって強化されることを強調した。また、閣僚は、適時かつ効果的な共同訓練、共同の警戒監視・偵察活動及び施設の共同使用を含む二国間の動的防衛協力が抑止力を強化することに留意した。 

T. グアム及び沖縄における部隊構成

 閣僚は、沖縄及びグアムにおける米海兵隊の部隊構成を調整するとの意図を表明した。再編のロードマップの後、在沖縄米海兵隊の兵力の定員が若干増加したことから、また、移転する部隊及び残留する部隊の運用能力を最大化するため、両政府は、グアム及び沖縄における米海兵隊の兵力の最終的な構成に関する一定の調整を決定した。 米国は、地域における米海兵隊の兵力の前方プレゼンスを引き続き維持しつつ、地理的に分散された兵力態勢を構築するため、海兵空地任務部隊(MAGTF)を沖縄、グアム及びハワイに置くことを計画しており,ローテーションによるプレゼンスを豪州に構築する意図を有する。この見直された態勢により、より高い能力を有する米海兵隊のプレゼンスが各々の場所において確保され、抑止力が強化されるとともに、様々な緊急の事態に対して柔軟かつ迅速な対応を行うことが可能となる。閣僚は、これらの措置が日本の防衛、そしてアジア太平洋地域全体の平和及び安定に寄与することを確認した。 閣僚は、約9000人の米海兵隊の要員がその家族と共に沖縄から日本国外の場所に移転されることを確認した。沖縄に残留する米海兵隊の兵力は、第3海兵機動展開部隊司令部、第1海兵航空団司令部、第3海兵後方支援群司令部、第31海兵機動展開隊及び海兵隊太平洋基地の基地維持要員の他、必要な航空、陸上及び支援部隊から構成されることとなる。閣僚は、沖縄における米海兵隊の最終的なプレゼンスを再編のロードマップに示された水準に従ったものとするとのコミットメントを再確認した。米国政府は、日本国政府に対し、同盟に関するこれまでの協議の例により、沖縄における米海兵隊部隊の組織構成の変更を伝達することとなる。 米国は、第3海兵機動展開旅団司令部、第4海兵連隊並びに第3海兵機動展開部隊の航空、陸上及び支援部隊の要素から構成される、機動的な米海兵隊のプレゼンスをグアムに構築するため作業を行っている。グアムには基地維持要員も設置される。グアムにおける米海兵隊の兵力の定員は、約5000人になる。 これらの調整に関連し、米国政府は、日本国政府に対し、ローテーションによる米海兵隊のプレゼンスを豪州に構築しつつあり、また、ハワイにおける運用能力の強化のために米海兵隊の他の要員を同地に移転することを報告した。これらの移転を実施するに当たって、米国政府は、西太平洋地域において、同政府の現在の軍事的プレゼンスを維持し、軍事的な能力を強化するとの同政府のコミットメントを再確認した。 沖縄における米軍のプレゼンスの長期的な持続可能性を強化するため、適切な受入施設が利用可能となる際に、前述の沖縄からの米海兵隊部隊の移転が実現する。沖縄の住民の強い希望を認識し、これらの移転は、そのプロセスを通じて運用能力を確保しつつ、可能な限り早急に完了させる。 前述の海兵隊の要員のグアムへの移転に係る米国政府による暫定的な費用見積りは、米国の2012会計年度ドルで86億米ドルである。グアムにおける機動的な米海兵隊のプレゼンスの構築を促進するため、また、前述の部隊構成を考慮して、両政府は、日本の財政的コミットメントが、2009年のグアム協定の第1条に規定された直接的な資金の提供となることを再確認した。両政府は、グアム移転のための日本による他の形態での財政支援は利用しないことを確認した。第U部に示す訓練場の整備のための日本からの貢献がある場合、これは、前述のコミットメントの一部となる。残りの費用及びあり得べき追加的な費用は、米国政府が負担する。2009年のグアム協定の下で日本国政府から米国政府に対し既に移転された資金は、この日本による資金の提供の一部となる。両政府は、二国間で費用内訳を完成させる。両政府は、2009年のグアム協定に鑑みてとるべき更なる措置についても協議する。閣僚は、これらのイニシアティブの計画上及び技術上の詳細に関して引き続き双方において立法府と協議することの重要性に留意した。 

U. 地域の平和、安定及び繁栄を促進するための新たなイニシアティブ  

 閣僚は、アジア太平洋地域における平和、安定及び繁栄の促進のために協力すること並びに効果的、効率的、創造的な協力を強化することが極めて重要であることを確認した。 この文脈で、米国政府は、訓練や演習を通じてこの地域の同盟国及びパートナー国がその能力を構築することを引き続き支援する考えである。一方、日本国政府は、例えば沿岸国への巡視船の提供といった政府開発援助(ODA)の戦略的な活用を含むこの地域の安全の増進のための様々な措置をとる考えである。 両政府は、戦略的な拠点としてグアムを発展させ、また、米軍のプレゼンスの地元への影響を軽減するため、変化する安全保障環境についての評価に基づき、地域における二国間の動的防衛協力を促進する新たな取組を探求する考えである。両政府は、グアム及び北マリアナ諸島連邦における自衛隊及び米軍が共同使用する施設としての訓練場の整備につき協力することを検討する。両政府は、2012年末までにこの点に関する具体的な協力分野を特定する。

V. 沖縄における基地の統合及び土地の返還  

 以下の6つの施設・区域の全面的又は部分的な返還について、再編のロードマップから変更はない。  

•- キャンプ桑江(キャンプ・レスター):全面返還。

•- キャンプ瑞慶覧(キャンプ・フォスター):部分返還及び残りの施設とインフラの可能な限りの統合。

•- 普天間飛行場:全面返還。

•- 牧港補給地区(キャンプ・キンザー):全面返還。

•- 那覇港湾施設:全面返還(浦添に建設される新たな施設(追加的な集積場を含む。)に移設)。

•- 陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム:全面返還。

 米国は、対象となっている米海兵隊の兵力が沖縄から移転し、また、沖縄の中で移転する部隊等の機関のための施設が使用可能となるに伴い、土地を返還することにコミットした。日本国政府は、残留する米海兵隊の部隊のための必要な住宅を含め、返還対象となる施設に所在し、沖縄に残留する部隊が必要とする全ての機能及び能力を米国政府と調整しつつ移設する責任に留意した。必要に応じて地元との調整が行われる。 前述の施設・区域の土地は、可能になり次第返還される。沖縄に関する特別行動委員会(SACO)による移設・返還計画は、再評価が必要となる可能性がある。 沖縄における米軍による影響をできる限り早期に軽減するため、両政府は、米軍により使用されている以下の区域が返還可能となることを確認した。  

−閣僚は、以下の区域が、必要な手続の完了後に速やかに返還可能となることを確認した。  

•- キャンプ瑞慶覧(キャンプ・フォスター)の西普天間住宅地区

•- 牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の北側進入路

•- 牧港補給地区の第5ゲート付近の区域

•- キャンプ瑞慶覧の施設技術部地区内の倉庫地区の一部(他の場所での代替の倉庫の提供後)

−閣僚は、以下の区域が、沖縄において代替施設が提供され次第、返還可能となることを確認した。 

•- キャンプ桑江(キャンプ・レスター)

•- キャンプ瑞慶覧のロウワ−・プラザ住宅地区、喜舎場住宅地区の一部及びインダストリアル・コリドー

•- 牧港補給地区の倉庫地区の大半を含む部分

•- 那覇港湾施設

•- 陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム

−閣僚は、以下の区域が、米海兵隊の兵力が沖縄から日本国外の場所に移転するに伴い、返還可能となることを確認した。  

•- キャンプ瑞慶覧の追加的な部分

•- 牧港補給地区の残余の部分

 移設に係る措置の順序を含む沖縄に残る施設・区域に関する統合計画を、キャンプ瑞慶覧(キャンプ・フォスター)の最終的な在り方を決定することに特に焦点を当てつつ、2012年末までに共同で作成する。この取組においては、今般見直された部隊構成により必要とされるキャンプ瑞慶覧における土地の使用及び沖縄における施設の共同使用によって生じ得る影響についても検討する。閣僚は、施設の共同使用が再編のロードマップの重要な目標の一つであることに留意した。この統合計画はできる限り速やかに公表される。閣僚は、この統合計画を作成し、また監督するための、本国の適切な担当者も参加する作業部会の設置を歓迎した。  

V. 普天間飛行場の代替施設及び普天間飛行場  

 閣僚は、運用上有効であり、政治的に実現可能であり、財政的に負担可能であって、戦略的に妥当であるとの基準を満たす方法で、普天間飛行場の移設に向けて引き続き取り組むことを決意する。閣僚は、キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に建設することが計画されている普天間飛行場の代替施設が、引き続き、これまでに特定された唯一の有効な解決策であるとの認識を再確認した。

 閣僚は、同盟の能力を維持しつつ、普天間飛行場の固定化を避けるため、普天間飛行場の代替施設に係る課題をできる限り速やかに解決するとのコミットメントを確認した。

 両政府は、普天間飛行場において、同飛行場の代替施設が完全に運用可能となるまでの安全な任務能力の保持、環境の保全等の目的のための必要な補修事業について、個々の案件に応じ、また、在日米軍駐留経費負担を含め、既存の二国間の取決めに従って、相互に貢献するとのコミットメントを表明した。個別の補修事業に関する二国間の協議は、再編案に関する協議のためのものとは別のチャネルを通じて行われ、初期の補修事業は2012年末までに特定される。  

結び  

 閣僚は、この共同発表において緊密かつ有益な協力が具体化されたことを歓迎し、調整された再編のパッケージを双方において立法府と協議しつつ、速やかに実施するよう指示した。さらに、閣僚は、このパッケージがより深化し拡大する日米同盟の強固な基盤となるとの確信を表明した。閣僚は、普天間飛行場の代替施設の環境影響評価プロセスの進展、グアムへの航空機訓練移転計画の拡充、航空自衛隊航空総隊司令部の横田飛行場への移転、陸上自衛隊中央即応集団司令部のキャンプ座間への移転の進展を含む、2011年6月に行われた前回のSCC会合以降の再編案に関する多くの重要な進展に留意した。閣僚は、変化していく地域及び世界の安全保障環境の課題に対し、日米同盟を強化するために、再編に関する目標に向けて更なる進展を達成し、また、より広い観点から、日米同盟における役割・任務・能力(RMC)を検証する意図を表明した。 

posted by 福地行政書士事務所 at 19:04| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月28日

小沢一郎氏の強制起訴事件に無罪判決〜本来なら公訴棄却?〜

 小沢一郎氏に対する政治資金規正法違反強制起訴事件。26日、東京地裁は無罪判決を言い渡した。

 第2回公判期日では、石川議員が受けた東京地検特捜部の任意聴取の様子の録音DVDが法廷で再生された。同議員と検事のやりとりは小沢氏の起訴・不起訴に影響するところまで話が及び、さながら司法取引のようなやりとりが明らかになった。更には、石川議員の再逮捕の可能性についても話が及び、威迫と利益誘導によって小沢一郎氏の関与を認める供述調書が作成されたことが明らかとなった。同供述調書は証拠採用されなかった。

 報道された判決要旨によれば、秘書らの虚偽及び不実記載については認め、さらに小沢氏と秘書ら関係において、虚偽及び不実記載の共謀があったことについて、「指定弁護士が主張していることに、相応の根拠があると考えられなくはない」としながらも、十分な立証がされたと認めることはできず、合理的な疑いが残るといて無罪を言い渡した。

 今判決で気になるのは琉球新報版判決要旨の次の部分である。

 検察官が公判で証人となる可能性が高い重要な人物に、任意性に疑いのある方法で取り調べて供述調書を作り、取り調べについて事実に反する内容の捜査報告書を作成、検察審査会に送付することはあってはならない。

 つまり、今回の検察審査会の判断にあたっては威迫と利益誘導によって作成された供述調書と事実に反する内容の捜査報告書が検察審査会に提出され、それによって小沢氏起訴の判断がくだされた。しかも二度に渡ってである。本来であれば、違法な捜査資料に基づく判断であれば、その判断、強制起訴そのものが違法であり、公訴棄却されるべきであるが、裁判所は次のように判断した。

 しかし、証拠の内容に瑕疵かしがあることと、手続きの瑕疵は別の問題だ。検察官が任意性に疑いのある供述調書や、事実に反する内容の捜査報告書を作り、検察審査会に送ったとしても、審査手続きに違法があるとはいえない。

 審査会の会議は非公開で、適正な運用には秘密の確保が不可欠。審査員の意見形成過程や捜査報告書の送付と本件起訴議決との因果関係を、本訴訟で審理、判断の対象とすることは相当でない。訴訟手続きで証拠能力や信用性を否定することで被告を救済すべきだ。

 つまり、市民参加の検察審査会制度は秘密の保持が不可欠であり、起訴議決の相当性を判断するのは妥当ではない、とした。しかし、裁判所の任務が罪に問われるべきでない個人の救済にあるとすれば、あまりに検察審査会制度を守る姿勢に終始した判断ではないか。

 検察の違法捜査により起訴された村木さんの事件とも合わせて考えると、裁判所は毅然と公訴棄却すべきだった、と考えるのだが。

小沢一郎元民主党代表への東京地裁判決(要旨)(琉球新報)

小沢元代表裁判 判決の要旨(NHK NWESWEB)

posted by 福地行政書士事務所 at 16:07| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月27日

延期された日米共同文書発表〜いよいよ辺野古断念へ〜

 米議会の懸念により発表が延期された日米共同文書。今日4月27日午前11時に発表されたという。

 懸案である普天間飛行場の辺野古移設案については「これまでに特定された唯一の有効な解決策であるという認識を再確認した」と表現されているという。報道によれば、米議会の懸念が表明されていない段階では「唯一の有効な解決策であるという認識を再確認した」とする予定が、米議会との折衝の段階で「これまでに特定された」という文言が付加されたという。

 これにより、辺野古案はこれまでに特定された案であって、今後、代替案が提出される可能性が示されたと言える。つまり、これまで動かないと言われた辺野古案を変更する道筋が示されたことになる。

 辺野古移設に固執してきた日米両政府にとって、「これまでに特定された」という文言を挿入したことが何を意味するのか。

 報道等では米国政府・議会の思惑がどこにあるのか盛んに報道されるが、日本政府・国会の思惑はほとんど報道されない。まるで、日本とは関係ない所の問題であるかのような対応に、ウチナーンチュは戸惑うばかりである。

米軍再編見直し 共同文書発表(NHK NEWSWEB)

普天間移設:辺野古以外に余地 米軍再編で日米共同文書(毎日JP)

posted by 福地行政書士事務所 at 17:31| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月27日

真部沖縄防衛局長の講話問題、訓戒処分に

 田中防相は、今年1月の宜野湾市長選に関する講話問題等で、真部沖縄防衛局長に対して、「職務遂行が不十分」などとして26日付で防衛省「訓戒等に関する訓令」(クリックで同省HMへ“全機関検索で検索を”)に基づき訓戒処分とした。処分理由について同省HMによれば「個人情報の管理等に関し指導監督が不十分、局長講話等の実施に関し職務の遂行が不十分」とされている。詳細は同省HMで(クリックで同省HMへ)

 同訓令によれば、「隊員の規律違反があつた場合に、当該違反が軽微で・・懲戒処分を行うまでに至らないと認めるとき・・訓戒を行うことができる。」とされている。すなわち、今回の真部局長の行為は軽微な違反行為であるとの認定である。

 到底軽微とは思えないのだが。

 真部沖縄防衛局長に対しては、県内の弁護士約20人が自衛隊法違反(政治的行為の制限)の疑いで那覇地検に告発している。その処分待ちの状況である。

真部防衛局長を訓戒処分(沖縄タイムス)

個人情報法に違反 真部局長ら防衛相が処分(琉球新報)

「講話」問題で真部局長を訓戒処分(RBC)

田中防衛大臣 真部沖縄防衛局長を訓戒処分(QAB)

講話問題で防衛局長訓戒処分(NHK沖縄)

posted by 福地行政書士事務所 at 12:03| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月27日

延期された日米共同文書に、在日米軍再編見直しに関し「『米議会に決定権』明記」の記事?

 今朝の新聞報道を観て驚いた。発表が延期された在日米軍再編見直しに関する共同文書に関する報道である。普天間飛行場移設に関して、辺野古以外の県内移設も選択肢とする趣旨の内容に変更する方向で調整に入ったという。以下は本日付沖縄タイムス紙からの抜粋である。

・・米議会有力者によると米軍嘉手納基地統合などの提案を念頭に、移設先に関し「議会に決定権がある」と明記することを検討。辺野古移設が「唯一の有効な解決策」とする文言も手直しするとみられる。

 ・・・

・・文書には辺野古移設の現行計画を基本として明記する。ただ嘉手納統合案を主張する・・レビン軍事委員長・・らは「日米両政府は両国の議会が在日米軍再編見直しに関し、最終的に決定する権限を持っている確認する」との文言を盛り込むよう要請。日米両政府はこれに沿って表現ぶりを調整している。

                             以上1面より

・・レビン委員長は25日、・・米軍普天間飛行場の移設先が名護市辺野古と明記されていることについて、「あらゆる選択肢の見直しを放棄した姿勢は到底認めらない」 ・・と述べ・・た。

「辺野古の代替施設建設計画は実現不可能だと何度も指摘してきた。しかし、文書はわれわれが懸念している莫大な費用の解決法や地元の反対に触れていない。他の選択肢も検討せず、実現不可能な辺野古を支持しているのは理解に苦しむ」・・・

「われわれ議会には行政を監視する責任がある。米国防総省にはまず、法で定められた要求事項を果たしてもらう」・・・

                             以上3面より

 日米共同文書において、辺野古移設が唯一方法であるとの姿勢があらためられるということは歓迎すべきである。レビン氏が指摘する「地元の反対」にも配慮した結果であればなおさらである。

 しかし、当のレビン氏が主張する嘉手納統合案はこれも「地元の反対」により実現性はない。

 米軍再編計画の最終決定権限を日米両国議会が有するとの意味は何か。新聞報道では「米議会に決定権」と指摘されている。

 またもや沖縄の将来が米国に引渡されようとしている。去る大戦では本土防衛のために、戦後は日本独立のために、そして復帰後もその状況は変わらなかった。そして今、あらたな日米同盟深化という大義のために再編計画の決定権が米国議会に委ねられようとしているのか。ということである。

 日本政府・国会に主権国家としての面子があるのなら、絶対に阻止すべきと考えるのだが。

posted by 福地行政書士事務所 at 10:02| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月26日

許すなオスプレイ配備〜沖縄の怒りは頂点へ〜!!!

 オスプレイの普天間配備。オスプレイ配備は単に宜野湾市だけの問題ではない。米軍の訓練空域は沖縄全体に及んでおり、欠陥機墜落の危険は沖縄全土に及ぶ。

 オスプレイ配備は、沖縄全体で阻止しなければならない。

オスプレイ前倒し 命脅かす暴挙止めよ(琉球新報)

知事「危険で無理」 オスプレイ配備で強調(同)

[オスプレイ7月配備]日本は米国の「属国」か(沖縄タイムス)

オスプレイ配備:仲井真知事「とんでもない」(同)

オスプレイ配備:宜野湾市長「絶対阻止」(同)

オスプレイ前倒し報道県反発(NHK沖縄)

posted by 福地行政書士事務所 at 11:28| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月25日

許すなオスプレイ配備!!!『オスプレイ7月配備〜米政府、前倒し検討〜』報道

 今朝の新聞で、沖縄の民意を無視したオスプレイ配備を、米政府が7月にも強硬しようとしていることが報道された。

オスプレイ7月配備 米政府、前倒し検討(沖縄タイムス)

オスプレイ配備:なぜ沖縄か 怒り噴出(同)

オスプレイ7月配備 普天間へ前倒し(琉球新報)

オスプレイ 7月普天間配備検討 米、日本側に伝達か(東京新聞)

オスプレイ7月にも普天間配備 米垂直離着陸機、前倒しで(47NEWS)

オスプレイ、7月配備も 米検討(中日新聞)

以下は本日付沖縄タイムスからの抜粋(詳細はこちらオスプレイ配備:強行「差別」 名護市長ら反発

宜野湾市長「絶対阻止」 

  与世田副知事強い懸念

 ・・宜野湾市の佐喜真淳市長は24日、「前倒し配備は絶対あってはならない。極めて遺憾だ。」と不快感を示した。・・同市は佐喜真市長を実行委員長に、オスプレイ配備反対と普天間固定化阻止を訴える市民大会の6月開催を準備している。「絶対阻止する。容認も納得もできない。」と強調した。・・

 ・・与世田兼稔副知事は同日「拙速な配備は、問題をさらに難しくする」と地元の頭越しの配備計画に強い懸念を示した。・・「報道内容が事実か、政府に早急に確認する」とした上で、「安全性に関して納得できる説明がない現状では配備に反対するという知事の姿勢にぶれはない」と述べ、県として配備に反対する姿勢を示した・・

以上1面より

安全性不信の渦中

 沖縄のみ強行「差別」 移設予定名護市長ら反発

 米政府が・・オスプレイの米軍普天間飛行場への7月配備を検討していることに、米海兵隊の訓練場に隣接する本島北部の市町村長は反発した。

 ・・名護市の稲嶺市長は「県内でこれだけ欠陥機と言われ、大反対の渦が巻き起こっている中での、配備の前倒しは理解できない」と指摘。本土への一時配備取りやめについて「対象となった地域から反発があったからではないか」といぶかしみ。「(沖縄は)反対しているにもかかわらず、危険なものを何でもかんでも沖縄に押し付けるのは構造的な差別だ」と批判した。

 ・・伊江島補助飛行場がある伊江村の大城勝正村長は・・「安全性が明らかでない中の配備に、県民は納得していない。・・」

 村内にキャンプ・ハンセンとキャンプ・シュワブを抱える宜野座村の東馨村長は「県が反対している状況で、頭ごなしに配備するやり方はどうなのか。県民感情としても前倒し配備の実現は難しい」と断言。「(モロッコでの墜落事故の)原因についても明らかにされていない中、欠陥機といえるオスプレイについて、日本政府は配備できないと言うべきだ」と対応を求めた。

以上2面より

 オスプレイは、4月11日、モロッコでの訓練中に墜落事故を起こし隊員4名が死傷した。これを受けて田中防相はパネッタ国防長官に対して原因に関する情報の提供を要請したばかりである。

オスプレイ事故情報を要請=米国防長官と電話会談―田中防衛相(時事ドットコム)

 オスプレイのような欠陥機を普天間はもちろん、沖縄の米軍基地に配備させてはならない。オスプレイ配備は単に宜野湾市だけの問題ではない。米軍の訓練空域が沖縄全体に及んでおり、欠陥機墜落の危険は沖縄全土に及ぶ。

 オスプレイ配備は、沖縄の問題として、沖縄全体で阻止しなければならない。

posted by 福地行政書士事務所 at 08:40| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月24日

新入生へ〜中1ギャップなんかぶっ飛ばせ〜

 期待と不安の中、入学されたみなさん、おめでとうございます。

 先月は小学校の卒業式に参加しました。卒業証書を手にした卒業生が将来の夢を語る姿が印象的でした。スポーツ選手や科学者、先生等ひとりびとりが輝いていました。メジャーリーガーになるとか、ワールドカップでの優勝、ノーベル賞受賞まで、日本国内に留まらず世界へ翔(は)ばたく夢を語るみなさんの姿は感動的でした。

 小学校を卒業したみなさんは、期待に胸をふくらませて、そして少しの不安を持ちながら中学校の門をくぐってきたと思います。

 中学校3年間はみなさんの心と体が大きく育ちます。大人への入口に立ったと言うことができます。勉強の質・量とも小学校とは比較にならない程に充実してきます。そしてそれは、みなさんが期待している部活についても同じです。練習の質・量ともに小学校とは比べものになりません。

 このような学校生活が不安に思ったときはどうすればいいか。これは私が実践してきた事ですが、朝早く登校して、誰もいない教室の窓を明けてみる。清々しい空気が教室に流れ込みます。そしてクラスのみんなが、もちろん、あなたも含めてですが、勉強に取り組みやすくするにはどうすればいいのかを考える。教室の片付けや掃除をするのもいいでしょう。特にやることがなければ自分の好きな本を読む時間にしても良いと思います。

 部活もいっしょです。なるべく早めに行って練習に必要な準備を整える。好きで入部した部活です。なるべく多くの時間を部活に使えるように考える。

 どうです、少し、気分が楽になりませんか。

 大事なことは自分から進んで行動するということ。

 冒頭にも話したとおり、中学校3年間はみなさんの心と体が大きく育ちます。自分で考え、自分で決めて行動し、その責任を果たせる大人にならなければなりません。そのための準備をするのが中学校です。

 やりたいこと、自分の目標が定まればしなければならないことが出てきます。そして、勉強に部活に打ち込む程にしなければならないことが増えてきます。すると必要になるのが時間のやりくりです。ここでも、自ら考えて、自ら行動することが必要になります。そして、困ったことがあれば先生方、家族、先輩に相談してください。

 勉強や部活、その他の習い事等に一生懸命に取り組んだことは嘘をつきません。仮に思い通りの結果が出なかったとしても、一生懸命に取り組んだことは自分が一番よく知っている。そして次のステップは、努力したところから始まります。だから、今できることを怠ってはならないのです。

 中学校生活が始まりました。がんばれ中学1年生。

 そして、中1ギャップなんかぶっ飛ばせ!!!

posted by 福地行政書士事務所 at 11:52| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月22日

新たな基地建設断念等を求める民主党、官邸・外務省等への要請行動

 4月19日、20日の両日、第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団は、普天間訴訟原告団・第四次厚木爆音訴訟団等の全国基地爆音訴訟原告団連絡会議とともに、民主党、首相官邸・外務省・防衛省・環境省等への要請行動を行った。

 要請行動は下記のとおり

 4月19日(木)は民主党あて要請行動。衆議院内の控室で、党副幹事長の宮島大民主党への要請.JPG典、徳永久志の両氏へ要請書を交付した。徳永副幹事長は要請内容を重く受け止め、幹事長へ伝えることを約束したものの、内容についての回答はなかった。

 翌4月20日(金)は総理官邸、環境省、外務省、防衛省あて要請行動を実施した。

 9:30:首相あて要請:第一議員会館の長島昭久総理補佐官(外交及び安全保障担当)の総理官邸への要請.JPG議員事務所で、同補佐官あて要請を行なった。嘉手納爆音訴訟の新川団長が普天間飛行場の嘉手納統合案は絶対に認められないとの申し入れに対し、長島補佐官は、同案については現政権としては考えていないとして明確に否定した。普天間爆音の島田団長はこれ以上の爆音被害は絶対に許されない、基地問題を一刻も早く解決するように申し入れた。

10:30:環境大臣あて要請:環境省では事務方が対応し、要請内容について大臣へ伝えると述べた。その後、平成25年4月から導入される騒音レベル値エルデン値についての環境省要請.JPG説明があった。現在使用されているWECPNL(W値)から欧州等で使用されているLden(エルデン値)への変更であると説明された。出席した要請団からは防衛省の爆音コンターの引き直しにより被害認定区域が狭められるのではないかとの懸念や、欧州等の計測基準値が使用されるであれば、環境省が新たに設定する環境基準も欧州やWHOが示す基準が採用されるべきであるとの指摘が出された。

12:00:外務大臣あて要請行動:外務省では加藤敏幸外務大臣政務官に対して要請を行なっ外務省要請@.JPGた。要請では参加した各訴訟団の団長が沖縄の過酷な基地被害の現状を訴えた。同席した山内参議院議員は、普天間飛行場の即時外務省要請A.JPG閉鎖を求める沖縄の声を無視し滑走路の改修やオスプレイ配備を強行しようとすれば、基地ゲートに県民が集結し基地機能は麻痺することになるだろうと指摘し、これは、長期間にわたって基地被害に苦しめられてきた沖縄県民の「宣戦布告」だとの強い決意が示された。

16:10:防衛大臣あて要請行動:防衛大臣への要請行動は市ヶ谷の防衛省で行われ、下條みつ防衛政務官が対応した。

爆音原告団会議 被害軽減訴える(沖縄タイムス)

posted by 福地行政書士事務所 at 12:43| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月18日

嘉手納統合案(暫定移設案)を許すな〜石井氏「基地の移設先はアメリカが決める事だ」と発言?〜

 昨日4月17日、民主党の石井氏ら有志が来沖し、嘉手納基地周辺自治体首長らに、普天間飛行場の分散移転を説明したという。報道によれば嘉手納基地の名称は出さなかったとされているが、その真否については疑わしい。

 首長らとの面談は、石井氏側の意向で、冒頭部分が公開されたのみであった。しかし、会談会場からは怒鳴り声が聞こえたとの情報もあり、会談においてはかなり突っ込んだ話し合いが行われたものと思われる。

 同日夕方の記者会見で石井氏は次のように述べている。(4.17NHK沖縄HM記事より抜粋 クリックで同記事へ

 嘉手納基地の名称を削除したことについて、「沖縄の心に配慮して、嘉手納の名称を外した。わたしたちが日米両政府の協議を縛るようなことはしないし、基地の移設先はアメリカが決める事だ」と述べました。

 石井氏が、嘉手納基地の名称を削除したと述べたのは、嘉手納統合案が周辺自治体に到底受け入れられないことが明白になり、喜納氏の言う周辺自治体の同意がまったく的外れなものであったことが明白になったからに違いない。

 それにしても気になるのは石井氏の「基地の移設先はアメリカが決める事だ」という発言である。米国政府は「普天間飛行場移設は日本の国内問題」との認識を示している。石井氏の発言はこの米国政府の認識と大きくずれている。

 基地負担の軽減を求める沖縄の民意を前にして、「移設先はアメリカが決めることだ」と言って憚らない者には沖縄の基地問題を語る資格は無いと言わなければならない。

石井参院予算委員長沖縄入り 三連協反対声明手渡す(QAB)

民主・石井氏、嘉手納町長らと面談(OTV)

石井氏、嘉手納町長と面談 「嘉手納」言及せず(沖縄タイムス)

関係首長「断固反対」 「普天間」暫定移設案(琉球新報)

posted by 福地行政書士事務所 at 09:25| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月16日

嘉手納統合案粉砕!!!

 明日4月17日、民主党の石井氏ら有志が来沖し、関係自治体首長らに、普天間飛行場の嘉手納統合案(同氏らは「暫定移設案」と称しているようだが)を提案するという。

 これに先立ち、嘉手納町・読谷村・沖縄市で構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」は、嘉手納統合案はいかなる条件が提示されようとも受け入れられないとの声明を発表した。

 当然である。これ以上の基地被害を甘受せよとの提案は受け入れられない。

 基地被害を減らしたうえでの統合案との主張もあるが、自ら締結した騒音防止協定さえも遵守されていない状況の中で、そのような甘言を誰が信用するだろうか。

 民主党政権は直ちに普天間飛行場の閉鎖を決断すべきである。

「普天間」移設問題 三連協「嘉手納」案に抗議声明(QAB 動画)

三連協が普天間暫定移設案に反対(沖縄タイムス)

「嘉手納暫定移設案に反対」 周辺3自治体が声明(琉球新報)

三連協が嘉手納統合案に反対声明(RBC)

石井氏あす来県 「普天間」嘉手納暫定移設案(同)

石井氏、17日に嘉手納案説明(沖縄タイムス)

posted by 福地行政書士事務所 at 12:20| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月15日

沖縄は今も米国の施政権下に・・・〜日本国内法は米軍基地には適用されず〜

 今日、4月15日付琉球新報に日本国内法が米軍基地には適用されないことを示す、記事が掲載された。

在日米軍基地は基本法の適用外 騒音問題で政府答弁書

 政府は13日、環境基本法に基づく航空機騒音に関する基準が、在日米軍の飛行場にも適用されるかについて、「在日米軍には適用されないが、政府として環境基準に基づき、飛行区分に応じて基準が達成され、維持されるように務める」とする答弁書を閣議決定した。防音工事の実施で、「屋内の環境が相当程度改善されるものと考えている」との見解も示した。 

 ・・・照屋寛徳衆議院議員の質問主意書に答えた。・・

 航空機騒音に関する環境基準を定める日本国内法が米軍基地に適用されないのであれば、沖縄県内の米軍基地運用はすべて米軍の自由裁量ということになる。嘉手納・普天間両基地における昼間はもちろん、夜間深夜早朝における航空機の離発着・エンジン調整等の爆音被害の発生はこれに基づくと合点した。

 日本国内法が米軍基地に適用されないのであれば、基地運用に関する協定等を結び、爆音被害等が発生しないようにすべきである。しかし、嘉手納町等が要求する運用規定の締結については米軍は拒否し続けている。

 平成8年に締結された騒音防止協定(クリックで外務省HMへ)では爆音の軽減について米軍の果たすべき役割が規定されている。しかし、締結から16年が経過しているが、爆音は軽減されるどころか激化している。理由は規定が単なる努力規定になっていることと、協定が順守されているか否かの検証作業が行われていないからである。

 このような状況で沖縄では県民自らが生活防衛のために動き出した。普天間飛行場の辺野古移設反対闘争。嘉手納、普天間両基地に関する爆音訴訟をはじめとする裁判闘争。軍用地主会による軍用地再契約拒否の動き。東村高江のヘリポート建設阻止闘争、そしてオスプレイ配備阻止闘争等である。

 沖縄の民意の動きを止めることはできない。

posted by 福地行政書士事務所 at 09:20| 多事争論(馬耳東風)5
2012年04月13日

モロッコでのオスプレイ墜落事故(死傷者4名)続報!!!

 オスプレイ配備を公言する米軍と、追認発言を繰り返す防衛省。

 「・・構造の複雑さから、操縦の難しさを指摘するパイロットらの証言が相次いでいる(沖縄タイムスより)」というオスプレイ。人間の手に負えないのであれば欠陥機材としか言いようがない。それを住民地域の真ん中に配備しようというのだから正気の沙汰とは思えない。

 オスプレイ配備も、普天間の辺野古移設と同様に沖縄全体が反対の意思を示している。

 佐喜真宜野湾市長や仲井真知事が決意しているとおり、配備阻止に向けた闘争を展開すべきである。

米兵4人死傷 オスプレイ機がアフリカで墜落(OTV)                      〜佐喜眞淳市長:「・・、しっかりオスプレイ・・反対する。配備・・阻止・・」〜

4人死傷 オスプレイモロッコで墜落(QAB)

オスプレイ墜落 2米兵死亡(沖縄タイムス)                           〜米テキサス州アマリロでは・・試験飛行中の空軍仕様のCV22オスプレイが・・麦畑に緊急着陸する騒ぎも発生・・。)〜

オスプレイ墜落事故(NHK沖縄)                                  〜佐喜真淳市長・・「・・危険性を伴うオスプレイ・配備・・を阻止していきたい。・・」〜

オスプレイ、モロッコで墜落 普天間に12年配備予定(朝日新聞)

「オスプレイ配備反対」沖縄知事、墜落事故受け(読売新聞)

posted by 福地行政書士事務所 at 15:31| 多事争論(馬耳東風)5