第3次嘉手納基地爆音差止訴訟の第3回口頭弁論期日が、今日、5月10日(木)午前11時、那覇地方裁判所沖縄支部で行われた。
今日の裁判には各支部から30人余が傍聴人として裁判に参加した。裁判では、嘉手納基地から発生する爆音被害を立証するため、原告団が作成したDVDが上映された。
嘉手納基地周辺住民の爆音被害の実態を収めた内容だ。時間にして約20分の内容だが、爆音被害の実態を凝縮した内容となっている。爆音によってインタビューの会話がまったく聞き取れなくなるシーンは衝撃的だ。
戦後60年、日本復帰から40年を経た現在でも実態は変わらない。この変わらない沖縄の米軍基地の実態に対して、裁判所がどんな判断をくだすのか。